03/10/11 15:00 原宿アストロホール
14時半の集合遵守と言うことで、その少し前に会場に着くと、入り口横の路地にすでに入場の列が。自分の番号を確認して列に並ぶとまもなく入場開始。入り口で500円を払ってドリンク券を貰い、地階のホールは10m四方くらいの客席スペースと一段高くなったステージが。すでに前方は人でいっぱいだったのでステージの全容は見えませんでしたが、ドラムスやいろいろな機材がセッティングされていてかなり狭そう。高さもそれほどないので、始まって見えるかなぁとちょっと心配でしたが、会場の中ほどからでも歌う淳くんのウエストから上はちゃんと見えました。
定刻を15分ほど過ぎ、まだ始まらないのかなぁと思っていると、客電が消えて暗くなった会場。ステージにまずバンドメンバーが登場。そしてドラムの音が響き渡り、いよいよね…と思っていると、「It's all my things」が始まって、淳くんステージ右袖からジャンプで登場。1曲目からはじける淳くんに、会場もヒートアップ。間奏ではバンドメンバーの紹介が。メンバーはドラムスがタカシくん、マニピュレーター・ユキちゃん(と呼んでましたが男性です)、ギター・テツローくん、キーボード・タダスケくん。
淳くんのいでたちは、胸に白い太字の英字が書いてある赤いTシャツに、赤(濃いピンク?)のチェックの半袖シャツ、その上に薄茶(だったかな?違ったかも(^^;))のジャケット。下は見えなかったのでどんなだったかよくわかりませんが、一度チラッと見えたとき、ベージュ系統のパンツだった気が…。右手首に白いリストバンド、左手にはシルバーのブレスレット、左耳にピアスが光ったのはわかったけど、どんなピアスかまではさすがに見えませんでした。で、帽子を被っていたのですが、前がピッタリしていてつばはなかったから、そう言うデザインだったのか、前後ろに被っていたのか? 私の見ていた距離からはちょっと不明。帽子から出ている後ろ髪が結構長いなぁと思ったのですが…。曲の終わりに後ろを向いて、帽子を脱いでスタッフの持ってきた鏡を見ながら髪を整えてる淳くん、髪が短い!? と思っていたら、振り返って明るくなったステージには短髪の淳くんが!
客席が一瞬どよめいていました。
髪の長さは7、8pって感じかな? いったいどうしちゃったの? と思いましたが、その理由は後のMCで判明。最初は驚いたけど、ライブの間に段々見慣れてはきましたが、淳くん、オデコが広いからあんまり丸出しのスタイルはねぇ…(^^;)。鏡を見ながらやってたけど、ムースがこめかみに白く残っちゃってて、2曲目を歌っている間中、髪型と共にそれが気になってしまってしょうがありませんでした(^^;;)。2曲目は昨年のDSでも歌った多分オリジナルの曲。
曲が終わって挨拶をしたら、ムースがついてるとファンに指摘されてあちこち撫で回したので、こめかみに付いていたものも取れました。髪型のことはまた後で…ってことで、「きょうは楽しんでいってください」と次の曲。「陽はまた昇り」。この曲の前に上着脱いだんだっけかな? それとも帽子と一緒に上着も脱いだのか…? 髪型に気を取られちゃったので、ちょっと記憶が定かではありませんが、かなり早い内に上着は脱いで、Tシャツの上に半袖シャツ姿でした。
MC。「暑いねぇ」と言って、改めて挨拶。初めてのライブまでいろいろあって、一歩進むのがどれだけ大変かよくわかったけれど、一歩一歩進んできょうの日を迎えられたと思いますと言う淳くん、この日のライブをすごーく楽しみにしていたけど、きょうは雨降ってないですよね? とお天気の心配。雨男だからね。とりあえず今は降ってないから大丈夫みたいねと胸をなでおろしてましたが、2部が終わると雨が降ってたようで…(^^;;)
髪型のこと。オープニングは不自然な長い髪で、光GENJI時代のコンサートホールなら遠いから、髪伸びたんだ? 思われるくらいだけど、この距離ではバレバレでしたねと。短くした理由は来年のNHKのドラマに出演のためで、浅田次郎さん原作の「シェエラザード」で、戦時中の話で航海士の役だから。4級船舶免許を持ってる自分でも普通言わない言葉をいろいろ勉強しましたとも言ってました。で、撮影も終わったので髪も少し伸びてたので色も茶色にしたとのこと。
光GENJI時代「ファンキー、モンキー、モンキー」って言われてたけど、モンキーはバンジーのあだ名がチンパンジーからってことだけど、ファンキーは、光GENJI時代に「南の島に行って来ます」と海外に行く時に、カセットデッキを持って行って、メンバーが持って来た曲を聴くのだけど、その時盛り上がったのが淳くんが持って行った保田利伸さんの曲。久保田さんはファンキーで、ソウルフルで好きで、こーゆー風になれたらいいなと思っていたら、自分もファンキーと言われるようになったと。
「ファンキー、モンキー、モンキー」って曲もありましたけど…と「2.5.7」の歌詞のこと。「オヤジはパンチ、おふくろアフロ、祖母ドクロ」って、諸星くんはおばあちゃんに会ってるくせに「祖母ドクロ」にしちゃって…と、当時も言っていたことをまた言ってました。おばあちゃんもまだまだ元気なので、一歩一歩進んでいるところを見せたいと思いますとも。あれから数年が経ち、16年、いろいろあってここにいるって最高ですよねと言って、思い出の曲を…と保田利伸さんの「流星のサドル」と続けて「MAMA UDONGO〜まぶたの中に・・・」。
「MAMA UDONGO」は内海くんとのジョイントコンサートで初めて聴いた時からすごく好きな曲だったので、また聴けるとは思わなかったから嬉しかったです。間奏でだったかな、淳くん、ちょっとダンスしてたけど、ステージ狭いし、ちゃんとした振りではなかったような感じ。広いステージで踊る淳くんを見たいなぁと思っちゃいました。キーボードのタダスケくん、この曲ではフルートを吹いてました。多才なんですね。
曲が終わると、スタッフにギターを掛けさせられ、前にはマイクスタンドを立てられながら喋り続ける淳くん。ファンのノリとバンドの演奏にサンドゥイッチされて、ハンバーガーになった気分(笑)。食われてもいいんだけど、一口でガブッとやられるよりチョコチョコッと逃げて…(ってのがあの振りだったのかな??)と。気持ち良過ぎて歌詞忘れちゃうなんて言って、みんなも我を忘れて踊っていいけど、脱いじゃだめだからね。あちこち弛んでるでしょ!? と言ってブーイングを受けてました。で、「1、2」とかって運動してるの? 深夜テレビの通販で買って? なんて言って、自分もルアーとか買うけど釣れないんだよね…と。ライブには釣り仲間の方も観に来てくれていたようです。
ちょっと風邪気味で熱があると言う淳くん。今まではバカだから風邪ひいてもわからなかったけど、30過ぎたら「起きられない、辛い」とかあって、年齢からは逃げられないことなので、自己管理をしなきゃダメだなと。お酒もタバコもやらないと言ってましたが、タバコ止めたのね。それはいいことだわ。
知らない間にギター担いでるんですけど…。喋ってる間にスタッフがギター持ってきて、頭入れられて自動的にと言う淳くんに、「ムースもね」とタダスケくんが言ったら「ムースは手動」と淳くん。メンバーやファンとの会話に、身近でひとつになれるライブハウスの空気っていいよねと。ライブでいろいろなことをしたいと言うので、ギター担いでますといよいよギターの腕前披露。
みんなの力も借りて…と手拍子をしてくださいと言って、最初わりとゆっくりしたテンポで手拍子してたのだけど、テツロウくんだったか、誰かが速いテンポにしちゃったもので、淳くん「速い、速い。速すぎて出来ない。ビギナーなんだからもう少しゆっくりやってー」と情けない声。そこで改めて最初より少し速いテンポの手拍子から淳くんギター弾きながらの曲を2曲。1曲目は福山雅治さんの「HELLO」。2曲目はMr.Childrenの「Everything(It's You) 」でした。(2曲とも、聴いたことはあるのだけど、タイトルがわからないとのでどなたか教えてくださいと書いていたら、教えていただきまして、ご協力ありがとうございました)
曲が終わって、「人の曲フルコーラスで歌うのは難しいよね」とかなり大変だった様子。でもこれで一仕事終わったって感じかな? 今度は自分のオリジナルの曲を…と言って、年内にアルバム出したいと思いますと言ったのだけど、これはつい勢いで言ってしまったのか、メンバーに「ホント?」と聞かれてました。ま、年内はもう残りの月も少ないし無理かもしれませんが、オリジナル曲を増やして、いろいろな人に聴いてもらいたいと言う夢があるから、できるかぎり夢を現実に変えて行きたいと思いますと言ってたので、2枚目のアルバムが聴ける日も近いかもしれませんね。
今回のライブビデオを発売するとのことで、ステージのすぐ下で撮影してるので、前の人は邪魔かもしれませんが、殴って…は、ダメですよ。ブレてしまうのでと。後新しいTシャツのこと。「Sunny Smile」は太陽のように笑顔で行こうと言うことで作りましたとのことで、相変わらず笑顔がトレードマークの淳くんですね。他にストラップや折りたたみの携帯のサイズに合わせたボールペンのこと(ボールペン付きストラップってことだったのかな? グッズで売ってたのだけど近寄って見なかったからどんな物だったのかよくわかりません(^^;))。これは淳くんも使ってて重宝してるからみんなも使ってねと宣伝してました。
早いものでもう終わりに近づいて来ましたと言って、そろそろ終盤のようだったけど、ライブってずっと歌って終わることもあるでしょうけど、自分はお喋り淳くんなのでと言うように、まだ話は続き、ここで再びバンドメンバーの紹介。今度はひとりひとりとちょっと会話もしてて、みんな仲良さそうで、リハの時から楽しかったんだろうなぁと思いました。
FC結成して1年、これからもマイペースで、でもちょっと焦ってやって行きたい。「山本淳一らしく」と言った言葉は忘れずに来ているので、アウトドアや舞台もだけど、歌や踊りは絶対にみんなの前で、みんなついて来てくださいと締めて、「最後まで盛り上がって行きましょう」と「明日の歌」。
「明日の歌」リピートの『こんなにも星が綺麗です』の部分、『星』を『火星』って歌ってましたね。まだ火星、綺麗に見えますものね。続けて「Eternaly 」。ステージ狭いし、動きたくてもあまり動ける状態ではなかったと思うけど、この曲で左右ギリギリのところまで来てたかな?(別の曲だったかも…)
さすがに汗だくになっている淳くん、「本当に最後の曲になりました。みんなに贈る言葉です」と言って「I wish I can」。そしてラストはまだエンディングの演奏が続く中、「どうもありがとう。また会いましょう」と捌けて行きました。
アンコールを求める拍手が「淳一」コールになり、それが「淳くん」コールになった頃(この変化ってなんでしょう(^^;)「淳一」じゃ言いにくいからかな?)バンドメンバーに続いて淳くん再び登場。アンコールは全員が「Sunny Smile」のTシャツに着替えてて、淳くんは黄色(首に巻いてたのはタオル? 輪っかになってたようだけど…)、タダスケくんは白、タカシくんとユキちゃんは黒(に見えたけど紺? それもタカシくんは字が黄色、ユキちゃんは白だったようなのですが…。黒に白字って公式サイト通販のgoodsにはなかったですよね?)テツローくんは赤で、彼だけ上にシャツを羽織ってました。
「Everybody singin'」で始まった妙に懐かしい曲は、「忍たま乱太郎」の「SING!」。歌詞はうろ覚えだったけど、懐かしくて一番盛り上がってしまったかも…。もしかしたら淳くんは不本意だったかもしれませんけどね。でも、懐かしい曲が盛り上がってしまうのは仕方ないと思うし、淳くんも楽しそうだったから、いいのかな? 歌いながら淳くんが両手を挙げて左右にユラユラさせるものだから、会場中が左右に揺れてました。
そして本当に最後の曲はオープニングと同じく、再び「It's all my things」。歌いながらステージ左右の端に動いていたので、自分のサイドに来てくれた時は、間近に見えて、ライブハウスの狭い空間もいいなぁと思いました。会場中ほどにいた私が近いと思ったのだから、もっと前にいた人たちは手の届く距離ですものね。実際、ラストには淳くん、前列の人たちの手をパンパンと触ってたのかな? ちょっと私の位置からはよく見えなかったので、違ったかもしれませんが…。最後は今度はバンドメンバーと一緒に「また会いましょう!」の言葉を残して去っていきました。
以上、時間にして1時間半ってところで、淳くん本人も言ってたけど、曲よりお喋りの方が多いかも…って感じがしなくもなくて、ライブとしてはちょっと物足りなさも感じましたが、なかなかに盛り上がった初ライブでした。