| 国鉄常磐工場［開店休業中］ |
［2002/09/11〜］
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| 最後の東京行 （2010/10/14・御茶ノ水） |
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| 今回の表紙 ［2010/12/22〜］ |
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201系の牙城だった中央快速線にE233系が乗り込んできたのは、2006年12月のこと。
その日が来たときに慌てないよう、年始休みに撮りに行った中央快速線では カメラを構える人たちが、行き交う201系を横目に今や遅しとE233系を待っていた。 それから３年ほどの時間が流れ、残った201系はたったの２本。 あの時カメラを覗いてなかった人たちも、もちろんその前から覗いていたはずの人たちも みんな狂乱のようにオレンジバーミリオンを記録していった。 その中で自分はというと、どこかその“お祭り騒ぎ”を遠くから眺めていた。 偶然見かけた、偶然乗った、を大切にしている、とは当時の言い訳だが 今から思えばやがて訪れる最後の日を、まだ現実のものと受け入れたくなかったのかもしれない。 2010年10月14日。 １３９回目の鉄道記念日は、201系の定期運用最終日となった。 ４年前のあの日がウソのように、カメラの砲列が並ぶお茶の水橋。 いつものようにやってきたトタＨ７編成は、もう二度と辿ることのない東京駅へ向けて旅立ってゆく。 いくつも重なった偶然とともに、今ここで見送ることができる…。 彼らと歩んだ３０年間、何よりも嬉しかった最後の夜。 |
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