Part−3 スイスの鉄道(WAB、MOB、BLM等)
スイス旅行の楽しみの一つに、鉄道があります。おとぎ話に出て来そうな、小さな村々を走り抜け アルプスの麓に...そして更に3000mを超える山々にまで、我々旅行者を運び上げてくれる 数多くの鉄道♪ ”鉄道なくしてスイスの旅はない!”と言っても決して過言ではないでしょう! ここでは、アルプスの山麓を走り抜ける、とても魅力的なスイスの鉄道のいくつかを紹介します♪
’87年 5月28日撮影 |
’89年 4月17日撮影 |
左上はユングフラウ・ヨッホ観光の時に必ず乗る、WAB(ウェンゲン・アルプ・バーン)です! 落差300mの、シュタウプバッハの大滝で有名なラウターブルンネン駅にて撮影したものですが ラウターブルンネン/グリンデルワルドからクライネ・シャイデック(2057m)間を結ぶこの 路線は、ユングフラウやメンヒの巨大な姿や、アイガーの北壁の圧倒的な迫力を間近に感じる事が 出来ます。正にベルナー・オーバーラント観光最大のハイライトと言っても過言ではありません! 右上はジャズ・フェスティバルで有名な、モントルー駅に停車中のMOBの電車です。モントルー からツヴァイジンメンの間は、ゴールデン・パスと呼ばれ、天井までガラス張りのパノラマ急行が 運行されています。途中にはピンクパンサーの映画の舞台になった、グスタードの町があります!
’83年 5月10日撮影 |
’89年 4月18日撮影 |
左上はラウターブルンネンとミューレンを結ぶBLM鉄道の電車部分です。標高差が1000mも あるため、途中のグルシュアルプまではケーブルカー、グルシュアルプからミューレンまでの間は 登山電車となっています。車窓いっぱいに、アイガー、メンヒ、ユングフラウが展開し続けます! 右上はスタルデン駅に進入して来る、BVZ鉄道の登山電車です。ブリーグからマッターホルンの 麓のツェルマットまでマッター谷に沿って走り続けます。ツェルマットに到着する直前のカーブを 曲がった途端、何の前触れもなく視界に飛び込んで来るマッターホルン...息を飲む瞬間です!
ゴルナーグラードを目指すGGBの電車(’87年 5月26日)
スイスには数え切れないくらいの登山鉄道があり、我々を3000m以上もの高地へと導いてくれ ます。アプト式のラックに歯車が噛み合う軽いショックに、何度、胸をときめかせた事でしょう!
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