アルプスの山々を彩る数々の高山植物、今回は『初夏編』その2です。
6月、梅雨の日本を離れ、眩くばかりの陽光と澄み切った空気、そして爽やかな風が吹き抜けるスイス・アルプス♪
スイス・アルプスの名峰群を見ながら、時折つぶらな瞳で辺りを見回しているマーモットに出会いながらの山歩き♪
そして、傍らには数々の高山植物が・・・その可憐な花々は、トレッキングや登山で疲れた体に無限のエネルギーを
与えてくれるのです。
ここでは、Part−5に引き続き、初夏のスイス・アルプスに咲き誇る花々(その2)を紹介します。
アルペン・ゲンゼクレッセ=Alpen Gamsekresse(ヤマハタザオ属)は、5月〜8月の比較的長い
期間に渡って、小さいコスモスに似た花を咲かせます。写真は、エンガディン地方のサン・モリッツ近くで見かけた
ものですが、フランス〜オーストリアまでアルプスの全域で見る事が出来るそうです。
ヘルツブレットリゲ・クーゲルブルーメ=Herzblattrige−Kugelblumは、細い花びらをした
掌の中に隠れてしまいそうな可愛い花。5月〜7月にかけて、標高1,800m以上の高原に咲くグロブラリア属の
花。写真は、マッターホルン登山の基地、ツェルマット近くの登山道脇に咲いていたもの♪
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