第53回テーマ館「幻」


発明ファイナル?

発明 リローデッド hiro [2004/05/12 21:53:11]


博士「よし、やっとできたわい」
助手「ふわぁ〜、あ、博士、おはようございます」
博士「お、目が覚めたか。気分はどうじゃね」
助手「なんだかずい分長く寝てたような感じですね。寝すぎでちょっと
   体が重いです。でも、頭の方はすっきりしてますよ」
博士「そうか。まあ、体の方はじきに慣れるじゃろう」
助手「あ、そうそう、寝すぎたせいか下らない変な夢見ちゃいましたよ。
   博士が幻を実体化させる装置を発明して、それを動かしたら神様
   が出てきて研究所は大爆発。そのせいで僕も死んじゃうんです。
   あはは、笑っちゃいますよね」
博士「わっはっは、君、それは夢でも幻なんかでもありゃせんよ。
   まぎれもない現実じゃ」
助手「――からかわないで下さいよ。それより何ができたんです?」
博士「ああ、記憶付きの複製人間じゃよ」
助手「記憶のあるクローンですか!? すごいじゃないですか! 一体
   どこにいるんです?」
博士「何を言っとる。わしの目の前にいるではないか」
助手「あはは、博士こそ何言ってるんですか。この部屋には博士と私しか
   いないじゃないですか」
博士「わっはっは」
助手「あはははは」
博士「わっはっは」
助手「あはははは……冗談ですよね?」

 <劇終> (いい加減、しつこいか?)

「帰ってきた発明6 博士の異常な愛情はつらいよ〜クローンの攻撃はハイビスカスの香り・
または私は如何にしてアンドロイドに羊の炎の友情を見せたか〜」

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