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綾波業務日誌

〜彼女がココロを持った理由(わけ)〜
byけんけんZ



二日目 土曜日



業務日誌 ○月×日


6時30分起床 体調は平常。体温他異常無し。

 就寝中に意識の混乱があり、記憶と現状の認識が曖昧になる。
 睡眠時間が長く眠りが浅かった為と思う。
「夢」と呼ばれる現象に近い気がするが確証は無し。

 朝食:幕の内弁当、インスタント味噌汁(コンビニレシート添付)

8時30分平常通り登校

 1時間目〜4時間目まで、特に記すべき異常は無し。

12時30分 昼食:コロッケパン、サラダサンド、牛乳 計380円

 土曜日で午後の授業は無し。

14時30分まで学校の図書館にて読書。3冊借り出し。(図書館カードコピー添付)

 借りた本に興味があり、B2−7の公園にて読書。
 昨日のサードチルドレンの行動は、似た物を本の中に見つけた。
 それによるとサードチルドレンが私に好意を寄せている考えるのが妥当か。
 だが「好き」と言う感情は理解できない。困惑する。

17時30分 夕食を購入後、帰宅

 なんとなく、サードチルドレンの来訪を予期、もしくは期待している。
 理由は不明。
 昨日と同じ、心拍の異常を自覚する。

18時30分 夕食:おにぎり2品、ポテトサラダ、ヨーグルト、お茶(コンビニレシート添付)

 読書をしていても、時々不意に昨日の光景が思い出される。
 理由は不明。
 心拍異常の自覚は続く。
 だが発汗は無し、体温も平常。
 食道〜鳩尾にかけて軽い不快感。
 過食もしくは空腹によるものとは違う。違うと思う。
 締め付けられる感じに似ているが、なんとなくそこに穴が空いたような虚ろな感じにも思える。
 漠然とした不安感。

 今日も早めに寝ることにする。

以 上






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1999.03.01・初出
1999.03.06/Ver1.10

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