後編Cパート |
恥ずかしかった・・・なんてこと言わせるのよ、シンジのやつ・・・ やだ、涙が止まらない。 悲しいわけじゃない・・・ただ、自分が・・・こんな自分が・・・ もう・・シンジなしじゃいられないんだわ、私。 目尻に何かが触れた。 「・・・シンジ」 「ごめん・・・アスカ」 シンジが私の涙を唇で拭いてる。 私の背中に左手を回して、右手で優しく髪を梳いてる。 額や目尻にそっと口づけを繰り返す。 あんまり優しくしないで・・・自分が弱くなっていくのがわかる。 「シンジィ」 自分の顔を覆っていた手を離してシンジの首に両手で抱きつく。 「ごめん・・・なんて言っていいのか分かんないけど」 「・・・あんたがバカだから悲しくなるじゃない・・・もう待たせないで」 |
はっきり言って、アスカがそんなに欲しがってるなんて夢にも思わなかった。 アスカに拒絶されることばかり恐れていて、アスカが僕をどんなに求めているかなんて 全然考えてなかったんだ。 左手でアスカの身体を抱きしめたまま、右手で枕の下を探る。 指先に感触がある・・・自販機で買ったコンドーム。 取り出して、包みを歯で切る。 それをみてアスカが顔をしかめた。 「ちょっと、なに考えてるの」 「なにって、着けなきゃ」 「だからあんたはバカだって言うのよ」 「だって、しょうがないだろ」 「やめて、私は絶対嫌だから」 「そんなこと言ったって」 「大丈夫よ・・・今日はまだ」 「どういうこと?」 「安全日ってやつ」 「けど・・・万が一って考えると」 「私と直接触れるのがイヤなの?」 「そんなわけないだろ」 「じゃあそんなの着けないで」 「けど・・・」 「私とシンジの間をそんなもので邪魔されたくないの」 「そんなものって・・・・・わかった」 破りかけた包みを床に捨てる。 アスカの髪に触れながら、身体を重ねて唇をあわせる。 同時にアスカの方から僕に舌を伸ばしてくる。 アスカの舌を捕らえて絡み合う。 くちづけたまま、右手でアスカの太ももに触れる。 アスカは素直に膝を開いて僕の身体を受け入れる。 左肘で身体を支えて腰を浮かせる。 右手でアスカの股間を探る。 熱く濡れたその中心を確認して、自分のモノに右手を添える。 正確に中心に重なったことを確認する。 アスカの左の膝を立てるように右手で促す。 口づけを交わしたままだったけど、お互いに口の中は動いていない。 アスカの意識があそこに集中しているのがわかる。 全神経を集中させて、入ってくる僕を確かめようとしてる。 膝と肘で身体を支えたまま、腰をゆっくりとアスカの身体に近づけていく。 ・・・・入り口を押し広げる感覚。 濡れて滑らかになってるけど、やっぱり摩擦と抵抗を感じる。 |
いつの間にかつながったままの口の中で動きが止まってた。 ・・・シンジが私の中に入ってくる! 「んっ」 思わず首がのけぞって声が出た。 その拍子に唇が離れる。 シンジが両手を背中の下に回す。 胸を合わせてゆっくりと腰を沈めてくる。 それにあわせてシンジが私の中へ、深く深く入り込んでくる。 「はぁっ・・・あっ」 シンジの身体がぴったり私と重なったとき、ちょうど一番奥までシンジのモノで体の中が いっぱいになったのがわかった。 痛みは全然感じない・・・むしろ・・充実感かな? 私とシンジが一つにつながってる。 二人を隔てるものが何一つ無い。 正直に言うと中の方はあんまり感じない。 暖かいってことは良くわかるんだけど・・・中全体がすごく敏感だったら逆に大変かな? 入り口と一番奥だけはっきりして・・・あとはぼんやりした感じ。 シンジを全身で感じたくて、両手でしっかり背中を抱きしめる。 シンジも私の背中に回した手に力を入れる。 ・・・もっと深く、ぴったり身体を合わせたいな。 私は両膝を上げて、足をシンジの腰に絡める。 シンジの腰の後ろで足を組む感じ。 もう逃がさないから。 |
アスカが自分から体勢を変えた。 こうするとアスカの中に一番奥まで入ってる感じ。 先端に圧迫感を感じる。 前は初めてだったからちょっとあせってたけど、今度は落ち着いてる。 この時間をなるべく長く楽しみたいってのが正直なところかな。 「大丈夫?前みたいに痛くない?」 「大丈夫よ・・・今度は・・・動かないの?」 「なるべく長くこうしてたいなって思って」 「いいわ、シンジが好きなようにして」 「うん」 アスカと重なってる腰にだけ体重をかけるようにして、両肘で上体を支える。 唇で、アスカの顔に触れる。 額・・目尻・・頬・・首筋・・柔らかいキスを繰り返す。 アスカの手が、僕の背中と髪を触ってる。 動いた方が気持ちいいことはわかってる。 けど、動かなくても十分気持ちいい。 アスカの中の感触・・・濡れていて、熱くて、程良く狭い感じ。 アスカは・・・入ってるだけで気持ちいいのかな? 「入ってるだけでいいの?」 「・・・気持ちいいよ・・・シンジがいっぱいって感じ」 「そう・・・もっと気持ちよくしてあげたいけど・・・終わっちゃうのがイヤなんだ」 「肘で支えてるの、辛くない?いいわよ、のっかっても」 アスカに上体をあずける。 胸がぴったり合うのがわかる。 アスカの呼吸を感じる・・・苦しくなるよね、このままだと・・・ 右手でアスカの左足を抱えて、体勢を変える。 つながったまま、身体が離れないようにしながら、横向きになる。 アスカの上半身を抱えて、自分がアスカの下になるように、抱き合ったまま寝返る。 「このほうがいいの?」 「アスカ・・・体重かけてもいいよ、力抜いて」 アスカが僕に身体をあずけると、さらに深く入ったような気がする。 |
私がシンジの上に乗ってる・・・変な感じ。 シンジの手が優しく背中を撫でてる。 つながったところからじわじわ快感が広がってきて、自然に身体から力が抜ける。 ただじっとしてるだけじゃ物足りなくって、シンジに唇を求める。 私が上だとなんか変・・・シンジの舌を積極的に求めちゃう。 抱かれてるのに・・・私がシンジを抱いてるみたい。 絡み合う口の中が溶けていく。 シンジも同じかしら。 あそこが、熱くなってくるのがわかる。 自分の身体が、だんだんより強い刺激を求めてくる。 不意にシンジが、私の両肩をつかんで上体を持ち上げた。 髪がシンジの顔にかからないように後ろに跳ね上げる。 「なあに?」 「アスカが気持ちいいようにしてみて」 背中にかかってる布団を足元の方にずらす。 腰の周りに布団をたぐり寄せて、シンジが冷えないようにする。 私は大丈夫・・・体の中から熱くなってる感じ。 「どうしたらいいか分かんない」 「背中を反らせて・・・こすりつけてごらん」 シンジが言うとおり背中を反らせると、外側の、一番気持ちいいところがちょうど恥骨に 乗ってる。 中と外と両方気持ちいい。 力がはいんなくて、シンジの肩に手をつく。 シンジは手を離して、私の腰をつかむ。 |
アスカが体勢を変えると、深くアスカの中に入ってる感じがさらに強まる。 アスカは多分敏感なところがちょうど僕の恥骨に当たってるはず。 腰を両手でつかむ。 親指を腰骨にかけて、手の平全体でアスカの腰をつかむと、指先にお尻の柔らかい弾力を 感じる。 その状態で、ゆっくりアスカの腰を前後に動かす。 つながった場所を中心に、敏感なところを自分にこすりつけるように。 「はぁっ・・・はっ・・・」 アスカの上体が倒れそうになる。 真っ直ぐ身体を立てさせて、アスカの腰を動かすことに集中する。 入り込んでる自分のモノが、アスカの中で動いてる。 根本に刺激を感じる。 アスカの吐息が荒くなる・・・アスカも感じてきたみたい。 |
上体を真っ直ぐ起こすと、つながってるところと、一番敏感なところに体重がかかる。 シンジが私の身体をゆっくり動かしてる。 動くたびに、中に入ってるシンジのモノをはっきり感じる。 敏感なところがシンジの身体にこすりつけられて、背筋を快感が貫く。 もっとシンジを感じたい・・・気が付いたら自分から腰を振ってるの。 恥ずかしいけど、やめられない・・・動けば動くほど快感が強まる。 入り口は、シンジのモノが動かないから自分が動くたびに強く刺激される。 そのたびに、中に入ってる部分の角度が変わる。 かき回されてるみたいで、気持ちよくって、止められない。 「はぁっ・・はぁっ・・はぁっ・・はぁっ・・はぁっ・・」 シンジの手が、前後だけじゃなくって腰を回すみたいに動かしてくる。 腰を回すように押しつけてると、ほんとにシンジのモノで中をかき回されてる感じ。 外側でもこすりつけて感じてる。 快感がどんどん高まる。 シンジも自分から動き始める。 私の下で腰を上下させてる。 「はあっ・・あっ・・あん・・あん・・あん・・あん・・あん・・」 下から突かれるたびに声が出ちゃう。 自分の身体を支えきれなくなって倒れ込む。 シンジは私の腰をつかんだまま、腰を突き上げるのを激しくする。 「あっ・ああっ・・ああっ・ああっ・ああっ・ああっ・ああっ」 だんだん自分の声が高くなるのを自覚する。 シンジの耳元で喘いでる。 恥ずかしいけど止められない。 |
下からアスカの身体に自分の腰をぶつけるように激しく突き上げる。 アスカが自分の身体を支えられなくなって倒れ込んでくる。 耳元でアスカの喘ぎが聞こえる。 腰から手を離して背中に手を回す。 さらに動きを早くする。 アスカの声が高くなる。 間断無く切ない響きを耳元で聞きながら、不思議と自分が落ち着いてるのに気が付いた。 普段ならもう終わってしまうぐらい動いてるのに、まだその気配がない。 さっきアスカに口でしてもらったからかな? 自分の方が心配ないからアスカに集中できる。 アスカの方はもう絶頂が近そうな感じ。 「ああっ・ああっ・ああっ・ああっ・ああっ・シンジッ・・ああっ・・もう・・」 「いいよ・・いいよアスカ、大丈夫」 「もう・もう・・だめぇっ!」 アスカが力一杯僕にしがみついて、爪が背中に食い込むのがわかる。 アスカの中で僕のモノが締め付けられる。 「ああっあああっ・・あっ・・・ああ・・・・・・・」 アスカが力を抜くと同時に僕も動きを止める。 アスカはぐったりとして、ただ荒い息をしている。 アスカの背中と髪をそっと撫でてあげる。 「・・・・・大丈夫?」 「・・・ごめん・・・痛かった?背中」 「平気・・それよりアスカは大丈夫?」 「わけわかんなかった・・・気持ちよくて」 アスカが僕の首に手を回す。 ゆっくりと、口づけを交わす。 |
身体が痺れてる。 頭がぼうっとしてる。 シンジの身体が暖かくってきもちいい。 シンジの手が私の髪と背中を撫でてる。 シンジは・・・まだ終わってないみたい。 どんな顔してたんだろう、私・・・急に恥ずかしくなってくる。 シンジの唇を求めて首に両手を回す。 つながったままの場所がすごく敏感になってる。 シンジの鼓動を感じる・・・体の中で。 私の鼓動もシンジに伝わってるのかな? 「少し休む?」 「シンジは・・・まだでしょ?」 「うん」 「平気・・・けど、ちょっと一休みさせて」 「うん」 シンジが体を離す。 「いや」 「けど・・・わかった」 シンジが体を起こす。 体勢を変えたいのはわかるけど、離れるのはイヤ。 私の身体を抱いたまま、あぐらをかいて座る。 シンジはゆっくり私の身体を横たえる。 つながったまま、今度は私が下になる。 シンジは私の左足を持ち上げて、私の身体を横向きにする。 身体を横向きにするとき、体の中でシンジのがねじれるのがわかる。 そのまま両足を伸ばして、シンジが私の背中に身体を寄せる。 後ろからつながったまま、シンジが腕枕をしてくれた。 右手は頭の下、左手は私の胸を包んでる。 うなじにシンジの吐息がかかる。 |
下腹部にアスカのお尻があたる。 弾力があって、滑らかできもちいい。 左手でアスカの胸を探る。 うなじに唇を寄せる。 アスカの背中に胸を合わせる。 背中から抱きついてる格好で、お互いにリラックスできる。 つながった部分がアスカの鼓動を伝えてくる。 「どのくらいしたら平気になる?」 「ん・・・大丈夫よ・・・ただ、すぐ動くと辛いの」 「なんで?」 「なんか・・敏感すぎて・・・あんまり気持ちよくない」 「そう」 左手でアスカの身体を撫でる。 アスカの呼吸がだんだん落ち着いてきたのがわかる。 このまま寝てもいいかな、と思って布団をかぶる。 |
シンジが布団を掛けてくれた つながってるところだけ感覚がはっきりしてる。 体中に力が入んない。 背中にシンジの身体がぴったり触れてる。 暖かくってきもちいい。 シンジの手が私の身体を撫でてる。 胸とか、ウェストとか、髪とか、いろいろ触れてる。 なんだか落ち着く。 暖かくなってきて、疲れてて、なんだか眠たくなっちゃう。 「シンジィ・・・そんなに優しく撫でられると眠くなっちゃう」 「寝てもいいよ・・・このままで」 「ダメよ、シンジはまだでしょ?」 「僕は、別に・・・アスカが良かったんならそれでいい」 「私はイヤよ・・・ちゃんとシンジも気持ちよくなって」 「もう・・動いても平気?」 「わかんない」 シンジがゆっくり腰を動かした。 声が出そうになるのをぎりぎりで我慢する。 びっくりした・・・すごく敏感・・・中だけでこんなに感じるのは初めて。 「大丈夫?」 「うん」 シンジが私をうつぶせにする。 そのままシンジが私の背中にのっかる。 私の両手をシンジが優しく包むように握る。 少しだけ上体を起こして、シンジが腰を押しつける。 お尻でシンジの動きを感じる。 私の中でシンジのモノがゆっくり前後に動いてるのがはっきりわかる。 足をぴったり閉じてるせいかな? さっき一度イッちゃったからかな? なんでこんなに中で感じてるんだろう。 このまま動いてたら・・・中だけでイッちゃうかもしれない・・・ |
アスカのお尻の弾力がすごく気持ちいい。 僕の腰がアスカのお尻の上にのっかってる感じかな。 ぴったり足を閉じてるから、アスカの中がすごく狭く感じる。 締め付けられながら動くのは気持ちいい。 うつ伏せて、横向きになったアスカの顔が見たくて髪を掻き上げる。 目を閉じて、もう息があがり始めてるアスカの横顔。 愛おしくて唇で耳たぶに触れる。 アスカの身体がぴくっと動く。 耳たぶとその裏側、うなじにかけて唇で辿る。 ここも気持ちいいのかな?アスカの息が荒れる。 「あんっ」 うなじにキスマークが付くぐらいに吸い付きながら、舌で舐めあげると、アスカが声を あげた。 「ここも気持ちいいの?」 アスカは黙ってうなずく。 腰の動きは止めないで、うなじを舌で舐める。 上体を起こすのをやめて、アスカの身体に腕を回す。 左手を身体の下に通して、右の乳房をつかむ。 右手でアスカの手を握る。 アスカは僕の指に絡めるように手を握る。 動きやすいように大きく足を広げて膝で少し腰を浮かせる。 うなじに唇を寄せたまま、なるべく大きく前後に動く。 一番浅くなるときは、ほとんど自分のモノがアスカのあそこから抜けて、そこから今度は 一番奥まで突き進む。 一番奥に突き当たって先端に圧迫感を感じるとき、アスカが小さく呻く。 徐々に動きを早めて、深いところで動くようにする。 先端でアスカの一番奥を突き立てるように。 お尻の弾力が気持ちいいクッションになって、僕の腰が動くのを助ける。 もっとアスカを喜ばせたくて、右手を前から股間に伸ばす。 その手をアスカが掴む。 「やめっ・・てっ・・中だけで・・感じたいの」 |
今外側を触られたらすぐイッちゃう。 今度はシンジと一緒に達したくて、シンジの手を止める。 そんな事しなくっても中だけで十分気持ちいいの。 一番奥にシンジのがあたるたびに身体の芯が熱くなる。 閉じた膝に力を入れると、少し締め付けれるみたい。 締め付けると今度は入り口の方でも感じる。 シンジの動きが早くなる。 シンジの息づかいが早くなる。 シンジの体が熱くなる。 もっと私の身体を感じて! |
アスカの締め付けが一段と強くなる。 自分の中で快感が高まってくるのがわかる。 もっと気持ちよくなりたい。 アスカの中がきもちいい・・・一段と腰の動きを早める。 アスカの顔が悩ましげに歪む。 眉根を寄せて喘いでる。 ・・・視覚刺激と聴覚刺激 表情と喘ぎ声が僕の獣欲をさらにそそる。 激しい動きでアスカに応える。 アスカの口からたまらず声が漏れる。 僕は火がついたように激しさを増す自分の獣欲に駆られて、アスカの身体を蹂躙する。 |
シンジの動きが激しくなる。 身体の中心に向かって貫かれるような感触。 「はぁっ・・はぁっ・・あぁっ・・あぁっ・・あぁっ・・あぁっ」 我慢できずに声が漏れる。 シンジが両手で私の身体を抱きしめる。 胸を抱きしめられてさらに喘ぎ声が漏れちゃう。 自分が喘いでるのを意識すると恥ずかしくなる。 顔が赤くなるのは恥ずかしいから?気持ちいいから?嬉しいから? ・・・わからない ただ、狂おしいほどに私を求めてくるシンジが嬉しい。 私に夢中になってるシンジが嬉しい。 私を感じてるシンジ・・・シンジを感じてる私 「はぁっはぁっアスカッ・・・アスカッ」 「ああっ・ああっ・ああっ・ああっ・シンジィ・・あんっ・シンジィ」 「アスカッ・アスカッ・アスカッ」 シンジが耳元で私の名前を叫んでる。 自分のあそこが無意識にぎゅっと締まるのを感じる。 シンジを締め付ける・・・私の中がシンジでいっぱい。 「あんっ・あんっ・あんっあんっ・んっ・んあっ・ああっ・ああっ・あっあっあっ」 「くっ・・うっ・・うっ」 「ああっ・ああああっ・・あはあああああっ・あっ・・あんっ・・あん・・・・」 「はあっ・ああっ・うっ・・うっ・・・うう・・・・・・・・はぁああ」 シンジが私の中で果てた。 シンジのモノが脈動してる。 シンジから溢れたモノが私の一番奥にあたるのがわかる。 同時に自分の身体がはじけたような感覚・・・意識が遠のく シンジが私の上でぐったりしてる。 そのまま横にずれて私の隣で身体を伸ばす。 あそこはまだつながったまま。 |
「・・・アスカ」 「ん・・・」 アスカの髪を撫でる。 肩を引き寄せてアスカを横向きにする。 「気持ちよかった・・・すごく」 「うん・・・私も」 ゆっくりアスカの身体から自分のモノを抜く。 「うんっ」 抜け落ちる瞬間にアスカが少し反応する。 「こっち向いて」 アスカが寝返りを打つ。 額を寄せて軽いキスを交わす。 「朝まで一緒にいていいよね?」 「うん」 アスカは一度目を開けて僕の頬に触れた。 「ありがとう・・・すごく嬉しかった」 「なにが?」 「中に・・くれたよね?」 「わかった?」 「うん」 アスカはそのまま目をつむった。 僕はアスカの額にキスをして、アスカが寝るまで見守ることにした。 |
シンジがすごく優しい眼差しで私を見つめてる。 目を閉じると全身を脱力感が襲う。 心地よい眠りに引き込まれそうになる。 もう少し言葉を交わしていたかった。 けど、なにを喋っても・・・今この瞬間の充実感を言葉で表せるほど器用じゃないわ。 シンジの手が私の髪をそっと撫でている。 私が眠り落ちる瞬間も、その手は動いたままだった。 |