安吉にかけて!長岡甚句と大花火音頭

大花火音頭と長岡甚句

[おおはなびおんど:DOSYOINO dancable music for the fireworks display]
[ながおかじんく:HAHEEYAHH dancable music for the MIN'YO-NAGASHI]

長岡まつりを盛り上げる4ビートダンスナンバー。歌っているのはどういう縁故か大御所・北島三郎。


#01:長岡甚句・サブ版未収録歌詞

『長岡甚句』に関しては、特別篇に掲載した北島サブ版以外に歌詞が複数ある模様。

Aメロ: ハアーエエーヤー 長岡 柏の御紋
Bメロ: 行かにゃならんと 乳のみ子 抱いてヨ
Bメロ2:×××× 乳のみ子 抱いてヨ

あるいは、

Aメロ: 不詳
Bメロ: ×××× ナスの皮の雑炊や
Bメロ2:あんまり盛り付けられて 鼻のテッコウやいたいや

という貧乏ミステリー的なものも歌い継がれているらしい。請う、解読。


#02:小千谷甚句の影

続報。上記のナス雑炊バージョンは、『長岡甚句』ではなく『小千谷甚句』であるとのこと。メロディはほぼ同じであるらしく、パクリ疑惑が漂っている。どちらがどちらをパクったのかは不明。一部判明した『小千谷甚句』の歌詞は以下の通り。

Bメロ: 盆だてがんに ナスの皮の雑炊や
Bメロ2:あんまり盛り付けられて 鼻のテンコ焼いたや

<訳>お盆なのにナスの皮の雑炊だ。あまりにも山盛りだったので、
鼻の頭をやけどしてしまった。


#03:富永先生

貧乏炸裂の『甚句』とは逆にイケイケドンドンドドンな歌詞の『大花火』新情報。作詞の富永久男氏は、なんと長高の国語の先生であるらしい。「2年のときの担任でした」という投稿者さんが語るところによると、

「つぶらなひとみが印象的なあまり怒らないナイスなおじさん」

もっとハジけた人物が作ったっぽい歌詞ですけどねえ(笑)。現在富永先生に受け持たれている学生さん、冒頭の「どーしょいの」は誰が何に困っているのか一度訊いてみて下さい。


#04:激震の花火会場2006

2006年夏、震災からの復興2年目の大花火大会に激震が。投稿者さん談、

花火開会前に景気よく流れていた「大花火音頭」がなくなっていました。
代わりに新長岡市歌?なる合唱曲や、平原綾香の歌(ただし「Jupiter」除く)がヘビーリピートされていました。

な、なんということでしょう。「フェニックス」が目玉のいまは、大御所サブちゃんよりも平原嬢ということなのでしょーか。どうする、キング・サブ! ……って、いままで流れまくりだったことも知らないんだろーなあ、サブちゃんは。

なお、余談ながら、こんな大御所も河原で観覧しておられたそーで。

2、3日とも、なぜか元寺尾(錣山親方ですね)が部屋の若い衆を連れて花火観覧に来ておりました。
二日とも田中産業の台船に乗り込まれていました。旦那衆のご招待?それとも単なる花火好き?
とりあえず、台船は沈まずにおりました。

重量は100キロ×人数ですかねえ。乗り降りのときとか船のなかの座席配置とか、小さな飛行機なみのバランス配慮が必要そう〜。(2006.08.12)


#05:激震の花火会場2006・激闘篇

前回更新で登場した大物観客について続報が。

錣山親方花火観覧の件ですが、錣山親方(元寺尾)率いる錣山部屋は8月1日から11日まで悠久山で合宿していたのです。
あの蒼柴神社の土俵を使って。
昨年夏に子供相撲大会に招待されたことがきっかけだったそうです。
ちなみに昨年の大会名は
「中越地震復興祈念中越地区学童相撲大会兼長岡まつり協賛相撲大会」
と以前よりさらに長くなっていました。

被災者に勇気を 仮設住宅で相撲部屋が夏合宿
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/niigata/060812/kiji03.html

うおお、仮設住宅が仮設相撲部屋になっていたとは! リンク先の記事中にもありますが、早朝から「回り込め!」「上手は浅く!」なんて声が響いている仮設ってすごいなあ。悠久山のこども相撲大会については、お山の謎コーナー蒼紫神社の土俵へどーぞ。(2006.10.01)


#06:キング・サブ復活

2006年に絶滅の危機がささやかれた『大花火音頭』byキング・サブに関する続報が!

7月も終盤に差し掛かり、花火の時期が近づいてまいりました。
私は某G大にて学ぶ学生なのですが、記事にある「大花火音頭」がランドクラブで流れていました。
入って右手側に花火コーナーが新設(?)されており、そこでラジカセからサブちゃんの声。
こんな曲あったっけ?と思ったそのとき、「どんどんどどんのどんどどん」というフレーズが。
去年の長岡祭りでは、どこかで聞けると期待しながら聞けなかったので
「これが例の大花火音頭か!」
と軽い感動を覚えました。

「どんどんどどん」のテキストだけ読むと安田大サーカスみたいですが、「音頭」初体験おめでとうございます〜。実は、主宰も先日ちょっと帰省したときにイトーヨーカドーのゆかた売り場でキング・サブの美声をキャッチしました。歌だけ聴いてゆかたは買わないどーしょいのな客ですみません〜。(2007.07.29)


#07:長岡甚句・サブ版未収録歌詞ふたたび

サブ版未収録歌詞はまだある模様。

お〜まえ〜 百ま〜で〜
わしゃ 九十九ま〜で〜
っていうのもあった気がします。かしわ〜の〜ご〜も〜ん〜もあったので、長岡甚句だと思います。

あっ、主宰もコレ聞いたことがあるような。「ハァエ〜」のところが「おまえ〜」になる変則パターンですよね。内容はまさかゴルフのスコアじゃないでしょーから、トシの話?(2008.06.29)


#08:そして小千谷甚句もふたたび

長岡甚句に不気味な影を落とし中の小千谷甚句に詳細続報が。

ちなみに小千谷甚句はこうです。

 一番
 ※いやぁ〜え〜〜〜〜〜いやぁ〜
 盆だてがんにぃ茄子の皮のぞぉ〜せぇ〜だぁ〜
 あまり〜しつけられて(大盛りの意味?)鼻んてんこ焼いたぁ〜〜

 二番
 ※くりかえし
 かわい(可愛い)やぁ石童丸はぁ〜
 親を訪ねぇてぇ〜高野(こうや)の山へ〜

 三番
 ※繰り返し
 でんでらでんとぉデッコイかか持てば〜
 二百十日(にひゃくとおか)のぉヨシタ風(かざ)除ける〜

2番目、ナゼに越後の盆歌に高野山が出て来るのかと思ったもんです
石童丸を調べてみたら聞くも涙語るも涙の物語です。 (高野山霊宝館HP石堂丸物語)
3番目、幾らでっこいカカでも台風の風は無理っしょw

小千谷甚句、激しくナマっているのに内容はローカル色が薄いのがフシギな。石童丸の話は、もしやこの歌詞に宝の隠し場所を示す暗号が織り込んであるのではと深読みしたくなるほどの唐突さで(^^;。
それからナマリの薄い若年読者のために一応解説しておくと、三番で風除けしている「カカ」はサッカーのブラジル代表選手ではなく、「女房」でございます〜。(2008.06.29)


#09:振付動画が!

なんと二年ぶりの続報。

大花火音頭で検索して来ました。
花火もすばらしかったですが、ustreamの放送後に流れる音頭もサイコーでした!
長岡市役所のサイトで、振付動画が配信されています。ご参考までに!
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kankou/miru/matsuri/minyo_koza.html

2年の間にネットもいろいろ進化しておりますね。特に動画方面。この振付動画、市役所の会議室か何かで撮ったのでしょーか。も少し、まわりの備品が映りこまない構図にしたらよかったのにぃ(^^;。
花火、主宰も今年はustreamで花火観てました。FMながおかさんの花火愛あふれる解説がまたサイコーで。今度、河原で観るときは、絶対ラジオを持っていこうと固く心に決めたです!(2010.08.20)


#10:最近の傾向

こちらもメディア情報。

「長岡まつり大花火大会」といえば、「打ち上げ開始でございます」のテンションの高い(?)ナレーションでお馴染みですが、その声の主がなんと、ちょこっとだけテレビにご出演されたんです。14日にBS11とNCTで同時放送された長岡まつり花火大会の中でNCTの人気者(?)山ちゃん(たぶんスタッフの人)が突撃取材をしました。
そして、ここ最近の傾向としては打ち上げ前に自社CMソング(?)を流すスポンサーが数社あります。
ラインナップは・・・、
COCOLO(みんなの駅ビルココロ〜♪)
NST(どんな内容だったか忘れました)
TeNY(手と手とテニィーだったかな?)
高野不動産(あの、「そーいがー」、が会場中に流れます)
山田建築(今年からコマソンが変更になった模様)
といった所です。(記入漏れもあるかも・・・)

はいはい、コマソンは主宰もustで聞いてくすくすさせていただきましたです。「正解は越後製菓!」もあったような? 山田建築のコマソンは、「健康家族の♪」じゃない新コマソンでプチ無念。
「打ち上げ開始でございます!」嬢、NCTって長岡ケーブルテレビですよね。打ち上げていない平時は、何をお喋りになるんでしょ。番組内で「山ちゃん」さんに「打ち上げ開始でございます!」を言わされたに3尺点。(2010.08.20)


#11:振付動画続報

その味わい深さに一度見たらクセになる#09の動画の撮影場所判明!

中央公民館だと思われます。

なるほど、そうでしたか。ただの会議室にしては手拍子の反響っぷりがただごとでないと思ったら。いまあらためて見て感じたんですが、やっぱりパラパラの原型は盆踊りな気が(笑)。伝統的日本のダンスは西洋のと違って腰を使わないんですよねえ。(2010.09.12)


#12:音頭復刻!

レコードがなくなり、それを売っていたツモリレコードもなくなり、後世に伝えるべき音源の危機が囁かれていたところ……

な・なんと、あの「大花火音頭」が、長岡まつり開催直前の7月下旬にCD(しーでー)化されてしまいました。
かつて販売(?)されていたレコード盤を音源そのままにCDにしたようで、「長岡甚句」もサブちゃんの音源です。
旧厚生会館と美松さんの間にある「まちなか観光プラザ」で販売されていますが、限定販売との噂も・・・

これはこれは、どーしょいの! ジャケットの左隅にちんまり写るサブ北島も奥ゆかしい。限定販売なんて言わないで、iTunes Storeとかレコチョクに置けばいいのにい。夢は紅白で大花火音頭!(2011.08.06)


#13:疑惑の茄子

たいへんな疑惑判明。

連合艦隊司令長官 山本五十六 観てきました。(鑑賞券が当たったから・・・)

で、役所広司さんが歌う長岡甚句
「ナスの皮が〜とか、花が〜」って歌ってる!?
あまりに聞き覚えのない歌詞だったので、検索してみたらやはりコチラ様のサイトにヒット・・・^^

「盆だてがんにぃ茄子の皮の〜 鼻んてんこ焼いたぁ〜〜」
それそれ!って小千谷甚句!?

なんと山本指令が「茄子」版を!
よもや五十六=小千谷人!?……なんて、字面が計算式みたいな新展開はないでしょーから、ようは映画の民俗考証の人が小千谷方面で取材したってコトですかねえ。。
とは言うものの、長岡甚句もレコード未収録歌詞たびたび報告されているので、茄子版実在の可能性も無きにしもあらず!(2012.02.04)

...To Be Continued!



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