使いこなそう!弥生会計---データ入力編---


手入力による部門別管理

準備する項目は、スタンダードで行う部門別管理と同じですが、紹介します。ただ、手入力による部門別管理では、強いて各部門の補助科目を設定する必要がない方法で実現することも可能です。今回は、補助科目を設定しない方法での実現方法を紹介しますが、各部門別に補助科目を設定して管理する場合は、スタンダードで行う部門別管理と同じになります。同じ説明になりますが、紹介します。説明を省略したい方は、次へをクリックしてください。

データファイルの名称は、それぞれ異なりますが、それ以外の会計年度、科目体系、消費税情報などはすべて同じにする必要があります。ここでは、科目体系の設定例の一つを紹介します。実際には、それぞれの会社に合った設定にしてください。

初めに現金預金の設定を行います。4つ作成したデータファイルすべてを同じ設定にします。
現金預金

集計用で作成する合計残高試算表で、各部門の売上高も区分表示したいときは、それぞれ次のように科目を設定するとよいでしょう。

売上高

管理部門の科目を設定します。
管理部門

A製品部門とB製品部門も追加しましょう。

製品部門

その他にも必要と思われる科目を設定していきます。もちろん、何も設定せず標準のままで運用してもよいと思います。


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