弥生会計05以降の「使いこなそう!弥生会計」のページ


すべては仕訳日記帳から---取引を絞込み検索してみる

仕訳日記帳は文字通り簿記で言うところの「仕訳帳」です。したがって、すべての取引を表示することができます。現金出納帳などの帳簿や補助元帳、入出金伝票及び外部から取り込んだ仕訳など、取引の入力形態を問わずすべてを表示します。

すべての取引の仕訳が表示できるということは、条件に合う仕訳を絞り込んで抽出することが可能と言うことです。弥生会計04までは、振替伝票でも仕訳の入力形態に係わらずすべての仕訳を検索し抽出することができましたが、弥生会計05からは帳簿を使って入力されたものを振替伝票で呼び出せなくなりました。実は、筆者は振替伝票を使ってすべての仕訳の検索・抽出を行っていたため、仕様変更にちょっと戸惑いました。

それでは、仕訳を検索・抽出してみましょう。
仕訳日記帳ウィンドウが開いている状態で、「編集(E)」メニューから「仕訳の検索...」コマンドを選択するか、「F3」キーを押します。

メニュー

もう一つ、ツールバーに「検索」ボタンがありますので、そちらをクリックしても検索条件ダイアログ表示させることができます。

ツールバー

仕訳の検索条件を入力するダイアログです。タブが3つ用意されています。必要に応じて条件を指定します。

仕訳検索ダイアログ

基本のタブで借方勘定科目をしてするときは、「科目を貸借別に指定する(A)」をチェックすると、借方勘定科目と貸方勘定科目をチェックできるようになります。

科目を指定する

続いて借方補助科目を指定してみましょう。
「借方補助科目(H)」をチェックすると選択リストから登録されている補助科目を選択することができます。

補助科目指定

「OK」ボタンをクリックして、仕訳日記帳ウィンドウに戻りましょう。
今指定した条件に合う仕訳が抽出されました。

仕訳日記帳

仕訳日記帳に検索・抽出した条件を解除して、すべての取引を表示させるには、ツールバーの「検索解除」ボタンをクリックするのが簡単です。

ツールバー


戻るインデックス次へ