渡辺果樹園 品種説明
もも
暁星 (GYOSEI)
【来歴】あかつきの枝変わり、早期に熟す。 昭和61年登録。 早生桃の中では糖度が高く甘い桃。
【果実】果重は240g前後で、外観は濃紅色美しい。肉質は緻密で繊維少なく、甘は強く酸味は少ない。 あかつき収穫前にうまい桃を食べたい人向け、あかつきより小玉。
【収穫期】7月中旬から7月下旬頃
白鳳 (HAKUHO)
【来歴】神奈川農試で大正14年に白桃に橘早生を交配して育成し、昭和7年に命名発表された。戦後注目を浴び中生の代表的品種として増殖された。
【果実】果重は250g前後で、果色は乳白色から鮮紅色になり、外観が美しい。果肉は白色で、核周囲は淡紅色に着色する。肉質は緻密で繊維少なく、甘は強く酸味は少ない。 完熟すると皮が手でむける、柔いももが好きな人に向いている。 昔ながらの味がする。 最近あかつきに主役を奪われ、栽培面積は激減している。
平成19年で栽培終了しました。あかつきより甘みがすくないため
あかつき (AKATUKI)
【来歴】農林水産省、果樹試験場育成の「白桃」と「白鳳」の交配育成品種。 あかつき登録前の名前は、レ-13。 世の中にデビューする前は、番号でよばれていました。
【果実】果重は250~300gと中くらいで着色は良好、糖度13から16度と高い。肉質は白色でち密、ややゴム質で優良。核周囲の着色は熟度が進むと少しある。 とにかくあまくてうまい。
【収穫期】7月下旬頃から8月上中旬頃まで
まどか (MADOKA)
【来歴】山形県の(株)イシドウが「大玉あかつき」の自然交雑実生から選抜育成した中晩生で着色先行型の新品種。
【果実】果肉固い..果重は250~300gと中くらいで着色は良好、糖度13から16度と高い。肉質は白色でち密、ややゴム質で優良。核周囲の着色は熟度が進むと少しある。 日持ち性も良好。
【収穫期】8月中旬頃
川中島白桃 (KAWANAKAJIMA HAKUTO)
【来歴】長野市川中島町のもも園で、偶発実生から発見された。
【果実】大きさは250~350gと大きく、果肉は白色で、果肉内着色は僅かにある。 糖度は13度くらいで酸味少ない。 日持ちは良い。 老樹齢では果実裂果がみられるので有袋栽培が必要と思われる。 収穫直後の固い味覚と3日後のトローリ味の2度楽しめる、おすすめもも。
【収穫期】8月中旬から下旬頃まで
ゆうぞら (YUZORA)
【来歴】昭和41年、農林水産省果樹試験場において「白桃」と「あかつき」の交配育種、選抜育成された。昭和58年種苗法登録。
【果実】重さが250g位、着色良く外観良好。果肉は乳白色。糖度13~14度で酸味少なく食味良好。 肉質は当園のももの内で最高にち密で多汁、日持ちは比較的良い。
平成10年で栽培終了しました。病気に弱く減農薬では栽培不可のため。
ぶどう
巨峰 (KYOHO)
【来歴】「石原早生」と「センテニアル」の交配。 【果実】大きさは350~500g位で紫黒色で果粒短楕円形、甘味多く食味品質共極上。耐病性があり高温多湿地帯でも栽培できるが、花振るいしやすい。糖度高く、着果少なくすれば着色紫黒色となる。
【収穫期】9月上中旬頃から下旬
ぶどうに種があるのは自然の姿。うちのぶどうには種があります。
種なし巨峰にするにはホルモン処理をします。が、信条に反するのでホルモン処理はしません。
ぶどうの花には、はなびらがありません。
りんご
ジョナゴールド (JONAGOLD)
【来歴】ニューヨーク州立農試でゴールデンと紅玉を交配。3倍体品種。
【果実】果重は300g前後で、果形は楕円形。全面鮮紅色で果肉は白色。肉質はやや粗、多汁、甘酸適和で食味良好、果汁はジューシー。アメリカ生まれのリンゴ。
平成19年にふじを高接ぎしたため、極わずかの収穫量になります
陽光 (YOKO)
【来歴】群馬県農業総合試験場北部分場において、「ゴールデンデリシャス」の自然交雑実生から育成し、昭和56年5月群馬県が農林水産省種苗登録番号第129号を獲得した品種。
【果実】大きさは300~350位で果形は長方形で果肉白色でやや硬く、肉質はやや粗であるが甘酸適和。食味、日持ち共に良好。果皮は鮮紅色で、熟度が進むにつれ光沢のある濃紅色となる。サビが発生しやすいが収穫期には黄金色となり、陽光の特徴となる。
【収穫期】10月中旬頃から下旬
王林 (ORIN)
【来歴】福島県伊達郡のりんご園より発見された偶発実生。数少ない黄色品種。
【果実】250gから300g位で、果形長円錐形で、果点が荒く、果皮は一見日本梨の「二十世紀」に似て果点が大きく目立つ。甘み強く、果汁多い黄緑色の品種である。無袋果は味が濃厚で芳香強く。食味・品質共に良い。黄緑色のりんご。
【収穫期】10月下旬頃から11月上旬頃まで。貯蔵性が良い。
サンふじ (FUJI)
【来歴】ふじは盛岡の農林水産省果樹試験場で昭和14年、国光にデリシャスの交配により4656個体から選抜された品種。デビュー前はロ628と呼ばれていました。37年に命名、登録された。 年によりツル割れ多発して普及が危ぶまれたが、貯蔵性があり、食味の良さが認められ日本の代表りんごとなる。 ふじを親とする品種には昂林・きざし・ハックナイン・やたか・北斗・千秋・ひめかみ・新世界・清明・ほおずりがある。 着色の極めて良い系統が、各県、各国から次々に発見されている。
【果実】果実の大きさ、食味、果形とも最高で、果肉は白色、あめ色に密入りし糖度高い。貯蔵性がきわめて高い。贈答用りんごとして称賛されてもいる。
【収穫期】11月中旬から12月上中旬頃。貯蔵性が大変良い。
試作品種
もも試作品種
紅国見 奥あかつき 紅川中島 紅錦香 極晩生種 ゆめかおりなど
ぶどう試作品種
シャインマスカット
りんご試作品種
みすずつがる ひめかみ 緋のあづま 紅玉 アルプス乙女 ひろさき早生ふじ 千秋 ほおずり ジョナゴールド 三島ふじ 印度など