2003年の勉強のツボ

2002年は教育改革の年でした。
土曜日が毎週休みの学校5日制。そして「ゆとり」の名のもとに教科の内容が前回2割に加えて3割削減されました。中学校では通知票が相対評価から絶対評価に変わり、それにともなって高校入試の基準も大きく変わりました。
そして2003年。四月からはこの制度での二年目が始まるわけですが、新しい教科書で教えてみて具体的にどういう問題があるのか、それではどういう勉強をしたらよいのか、ということをおもいつく範囲で書いてみます。
できるだけ具体的に、わかりやすく。
例えば算数です。
これまでの教科書では6年のはじめに習うのは分数のかけ算・わり算でした。
(教科書6上のはじめから)
これが今年からは6年下。つまりそれまでは5年生でやっていた倍数・約数→分数の通分と約分から分数のたし算・引き算という一連の流れが6年上におりてきて、分数のかけ算・わり算に入るのは2学期の、秋風が吹き始めるころ、ということになります。
それまでは6年のはじめに計算のやり方を習って、
その後に出てくるいろいろな単元でも分数のかけ算・わり算を使わなくては解けないものが多いのでその都度知らず識らずに練習・復習になっていたわけです。
中学校に上がってからの数学では、この「分数のかけ算・わり算」方程式・関数・割合を使った文章題や相似の比の問題などなど、ほとんどの単元で答を出す上でのなくてはならない「武士の刀」といっていいほど大事なアイテムです。
それが練習不足・理解不足のままだと、「う〜ん、これは……」なのです。
習う単元を減らしてその分ゆったりと「ゆとり」をもって理解を深める、という考え自体はすばらしいことですが、それをいろんな問題にあたって使えるようにしなければ本当の自分の力にはなりません。鉄は鍛えなければ強くはならないのです。
ではどうやって勉強すればよいのか。
あたりまでのようですが、「復習をしっかりやる」
これに尽きます。わからない問題のやり方が「わかった」と思っても、それで終わらせないで次の日にもう一回やってみる。また他のまだわからない子に教えてみる。そうすると、「わかった」と思っていたものが実は「わかったつもり」だったことがわかったりします。(ややこしい)
また、前にはできた問題ができなくて自分で書いたノートにもどってみるとどうやって解いたかわからない、ということもよくあること。
そうしたら、今度は後で自分がみてわかるようにノートの書き方も工夫してみようと思うはずです。

そこで今週の勉強のツボ
問題は必ずノートにやって間違ったものをチェック。家に帰ってもう一度。
自分のノートが一番の参考書。しかも安い。
振り返ってみると去年とおなじことを書いていますけれど、
やはりそれだけ大事、ということなのですよ(ねっ)。

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