家での勉強について

塾でやった問題で間違えたものを家でもう一度解いてくる。
漢字や単語だったら5回ずつ書いてきて次の時に提出する。
まずこの基本の宿題をやることがわかるようになる第一歩です。
できないところの説明をその場で聞いて、
「なるほど」とわかったつもりでも、
しばらくするとけっこう忘れているものです。
自力でもう一度やってみて、はじめて本当の意味での「できる」に近づくのです。
塾でやったときのノートを見ても、もちろんかまいません。だから「わからないからやってません」というのは宿題忘れの理由にはなりません。
ただ「わからない」でも自分が書いたノートに何が書いてあるのか「わからない」、あるいは、自分が書いた字が読めないということもあります。思い当たる人、けっこう多いでしょう。
そういう時に次からはもうすこしきれいに整理して書こう、ていねいに書こう思うはずです。せめて自分ではわかるように。
学校の勉強でもなんでもそう。
新しい問題集や参考書をつぎからつぎへとたくさん買うよりも、
自分のノートこそが一番の参考書ですよ。


つづく

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