マイナスとマイナスをたすと……


中学一年生。
「算数」が「数学」になって、まず出てくるのが「正負の数」
特に「負の数」の考え方がとまどうところです。
「正の数」(プラス)の方は小学校でやっていた普通の数字のことだから、
(+5)+(+3)=+8
みたいに普通にやってよいのです。
これは例えば、巨人がいきなり5点とって、
次にスリーラン・ホームランで3点入ったら、
合わせて何点勝っている?みたいに考えればよいわけです。
さて、
それでは「負の数」(マイナス)の計算です。
いきなり5点をとられてピッチャー交代して、また3点とられたことを
(−5)+(−3)=−8
はじめ4点とられたけれど、6点とって逆転して2点勝っている場合は
(−4)+(+6)=+2
逆に4点とったのに、6点とられて逆転された場合は
(+4)+(−6)=−2となります。
こういうふうに考えると
負けっ放し(マイナス+マイナス)ではどんどんマイナスが増えていくだけだけれど、
プラスの数とマイナスの数の足し算の場合は、
数字を差し引きしていくつ勝っている、または負けている、
というようにやってみるとわかりやすいですよ。

正負の数の引き算へ。

中学生TOPへ
こじま塾の目次にもどる