なぜ勉強するのか?
「こんな式を覚えて、将来ナンの役に立つんだろう」とか
「別に電気のしくみがわからなくったって、使えればいいんじゃないですか」
「何のために勉強するのか」
そういう疑問が出てきたときに
「受験に役に立つからだ」とか
「そんなこと考えている暇があったら公式のひとつでもよけいに覚えろよ」
とかいうことは言いたくないのです。
自分でも「なんでだろ?」といろいろ考えるのですが。
「腹筋や腕立てふせを練習して将来なんの役に立つの」
別に「筋肉番付」に出て腕立てでケイン・コスギに挑戦しようと思っているわけではないでしょう。
「腕立て伏せ」を直接使うため、ではなくて
いろいろなことに使うための体をつくるために
腕立てしたり、腹筋したり、走り込んだりするわけですよ。
練習にもそういう基礎的に鍛える要素と
カーブを投げたり流し打ちしたりという直接役に立つための要素がある。
そして、それは頭にも言えることじゃあないかなあ、なんて。
うーん、まだまだ。
三年生のかけ算をまちがえる小学6年生、
それは特別ではない。
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