名前を考える


11月19日、2人で赤ちゃんの名前を考えた。

 

ダンナ「オレ、男の子だったら読みが3文字がいいなぁ。」

私「たかし、こうじ、やすし、まさし、ゆうじ、けんじ...山のようにあるけど?」

ダンナ「...」

ダンナ「あと、あんまりそのまんまの名前もやめようね。」

私「どんなやつ?」

ダンナ「元気とか、宇宙とか、真実とか、大地とか...」

私「ああ、『宇宙』と書いて『ひろし』と読ますとか?」

ダンナ「『元気』のくせに、おまえ病弱だなぁっていじめられたらかわいそうじゃん。『宇宙』のわりには心が狭いとか。」


ダンナ「『モモちゃん』の名前つけた時は、けっこうすぐ決まったんだっけ?」

私「すぐ決まったよ。」

ダンナ「どうやってつけたん?」

私「え?日本らしい名前がええかなぁと思って『モモタロウ』。」

ダンナ「メス...だったよね。」

私「そう!で、あいつの性格がだんだんわかってきてから、一時『モノグサタロウ』に改名しようかとも思ったけど。」

ダンナ「...『すくすく』の時はすぐ決まったんだっけ?」

私「うん、すくすくと育つように。」

ダンナ「...あんまり参考にはならんなぁ。」

私「まぁ、ハムスターのようにはいかんわなぁ。」

すくすく育つように、と名付けた

「すくすく」

私「私はねぇ、読み方1文字ずつに漢字が1文字ずつつくのは、あんまり好きじゃない。」

ダンナ「たとえば?」

私「エリカで漢字も『絵里加』とかってやつ。ややこしいじゃん。」

 

私「簡潔なんがいいよ。漢字もあんまり難しくないやつ、小学校で習うようなやつ。『華』とかむずかしいじゃん。」

ダンナ「たしかになぁ、薔薇(バラ)とか書けんもんなぁ。」

私「そうそう、憂鬱(ユウウツ)とか。」

ダンナ「『谷口 醤油』っていうのも難しいよな。それにしても、電波少年のなすびってよー漢字知っとるよなぁ。」

私「そうそう、けっこうあの人偉い人なんじゃない?」

ダンナ「そうよな、ぜったい知らんような漢字知っとるもんなぁ。」

私「そうそう。」


で、結局何に決まったかというと...何も決まらなかった。

 

<結論>

2人で考えると、いつまでたってもらちがあかんことがわかった。