再び名前を考える


1月29日、2人で赤ちゃんの名前を考えた。(思い出したように)

 

ダンナ「命名の本、あれどこだっけ?」

(どこか忘れるくらいほったらかしとるんかい!)

で、おもむろに本を開く。

 

ダンナ「おお、これこれ、”ゆかり”なんてどう?」

(なんでいきなり決まる?)

 

私「なんでいきなり”ゆかり”なん?」

ダンナ「なんとなく、この間ふといい名前じゃなぁ思うて。」

(今、本開けて目に入っただけちゃうん!)

 

ダンナ「いいじゃろ?」

(って、そんな1分じゃ決まらんじゃろ、ふつう...)

私「友達も”ゆかり”なんじゃけど。一緒になるじゃん。」

ダンナ「マズいかな?」

マ、マズかぁないかもしんないけど...ややこしいやんけ。


ダンナ「ふ〜ん。じゃぁっと。」

(って、そんな簡単にあきらめるんかい!)

本をぱらぱら...

ダンナ「お、”あゆみ”、これもええじゃん。」

私「友達んちの赤ちゃん、”あいみ”で、まぎらわしいじゃん。」

ダンナ「うぅん、ダメか...」

 

ダンナ「じゃあ、”ゆき”。これもチェック、チェック。」

私「友達んちのお姉さんちの赤ちゃんが”ゆき”なんだなぁ、これが。」

 

ダンナ「”しおり”は?」

私「児玉さんち、たしか”しおり”じゃない?」

 

私「”穂”がついたのは?”ちほ”。」

ダンナ「う〜ん、いまいちさえんなぁ。」

 

私「”みほ”...お母さんが”みほこ”だしなぁ。”しほ”...友達におったなぁ。”まほ”...いやなヤツおったなぁ。”なほ”...先生んとこ”なほ”だったなぁ。」


ダンナ「わし、3文字がええんじゃけどなぁ。」

私「うそぉ、私は簡単に2文字がええんじゃけど。」

ダンナ「むむむ」

私「むむむ」

ダンナ「意見がわかれますな。」

私「そのようですな。」

ダンナ「ま、ふろにでも入ってからゆっくり考えますか。」

で、おふろに入ると、当然ねむくなる...

ねむくなるとねる...

ねると次の日がやってくる...

次の日がやってくると、昨日のことは忘れる...

 

名前が決まる日はほど遠い、と思われる今日このごろであった。