おもちゃ


この不況化にあっても、子供のものは売れるというけれど...

(少子化で、1人の子供にかけるお金が増えているんだとか)

子供のおもちゃというのは、実にいろんなものがある。

生後何ヶ月かしかたたない赤ちゃんのおもちゃひとつとったって、ガラガラにしろ、歯がためにしろ...いろんな色のいろんな形のおもちゃがいっぱいある。

そして、赤ちゃんのものというのは、ほんとにかわいらしい物が多く、ついつい買ってしまいたくなってしまうのだけど...

なかなか、どーして...

「これがいいかな。」

って大人が考えるおもちゃが、そのまま赤ちゃんの「つぼ」にはまる、ということはなかなかないもので...


たとえば、おばさんがくれたスーパーウルトラワンちゃんは、「スーパー」というだけあって、ワンワンワンと鳴きながら歩いた後、一回転するんだけれど、菜月は、そのあまりの動きのはげしさにわぁわぁ泣き出してしまい...大人の思惑どおりには喜ばなかったりする。

うちのお父さんには、大きなキティちゃんのぬいぐるみを買ってもらったんだけど...

気にいるには気にいったみたいなんだけど...耳をがしがししたり、目をむしり取ろうとしたり...

けして、キティちゃんをかわいがっているようには見えない(^^ゞ

その「気に入り方」がすこぉし思惑と違っていたりするのだ。

 

 

 

ダンナさまの友達が送ってくれた大きな熊さんも、熊さん本体よりも、熊さんの首についたリボンがお気に入りで、一生懸命ひっぱっていたり...

ラスカルだってその本体よりも、はしっこについたタグが大好きだったり...

やはり、その「気に入り方」は思惑と違っていたりする。

スーパーウルトラワンちゃんに大泣き

(生後8ヶ月半)

熊さんのリボンがお気に入り

(生後7ヶ月半)

メリーさんだって、本来は頭の上で音をかなでてまわっているものなんだけど、おすわりができるようになってからというもの、菜月は、それをひぱってメキメキいわし...さらには棒をひきぬいて口にくわえ...棒をふりまわして床にたたきつけてば大喜びし...かなりのお気に入りではあるのだけれど、遊び方が間違っているゾ、こら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メリーさんを分解してがじがじ

(生後7ヶ月半)

ところで、赤ちゃんというやつは、実に飽きるのが早い。

新しいおもちゃにもすぐ飽きて、目もくれなくなってしまったりする。

あんなにお気に入りだったじゃないか、菜月...

ところが、飽きてしまったおもちゃをしばしおさめておいて、10日もして

「ほれっ」

と出してやると、

「おぉぉぉぉぉ。」

(ほんとに、そう声をあげる)

と、まるで

「こ、こんなのはじめて!」

というように大喜びで、うれしそうに遊ぶ。

おかしい。(^◇^)

だけど、それもやはり”一時”のことだ。

やっぱり、飽きるのは非情なまでに早かったりする。(T_T)

今、大喜びしたじゃないか、菜月...

ある時は、ぽいっと投げ捨てるくせに...

ある時は、「こんなんあった」と大喜び

(生後8ヶ月半)

たとえば、東急ハンズで買った、ふりこでカチカチ動くイルカの置物。

イルカがかちかち揺れるのを見せると、数分で催眠術にかかったみたいに寝てくれ、

「なんていい買い物をしたんでしょう。」

と思ったのも3日。

1週間もすると、その単純な動きにすっかり慣れてしまって、な〜んの表情もなく、指をしゃぶりながら、たいしておもしろくもなさそうにじぃっといつまでもながめていたりする。

くぅ〜、2400円もしたゾ!

すっかり慣れて、暇そうにイルカを眺める

(生後3ヶ月半)

どうせ飽きるなら、と安いおもちゃを買う。

が、振るとぴこぴこ鳴るおもちゃ、200円の格安で買って大喜びしたのに、その後、100円ショップに山積みにされていたのを発見したり...なにぃ!

そのとなりには、なっちゃんのお気に入りのカメさんとそっくりのカメさんが、やはり100円で売っていたり...(゜O゜;)ゲゲ!!290円で買ったゾ!

なかなか、どーして...たまにはショックなこともあったりする。

 

 

 

 

200円で買ったぴこぴこ

(生後8ヶ月半)

しかし、おもしろいものがあると、やっぱり買う。(しょうこりもなく...)

「携帯電話」のおもちゃ。

駄菓子屋で見つけたんだけど、こりゃーいいやと600円で買ってきたら...

朝、お義母さんが

「康司ったら、こんなとこに携帯電話置いて...」

「あ、お義母さん。それは、なっちゃんのおもちゃなんです...」

その後、お義父さんが

「康司、携帯電話忘れて行っとるわ。」

「あ、お義父さん。それは、なっちゃんのおもちゃで...」

まことにもってややこしい...いやぁ実によくできた代物なのだ( ̄▽ ̄)

だけど、お義父さんが言うには、

「今どき、携帯電話なんかただで配ってるのに、おもちゃの電話は600円か...」

くぅ〜、たしかにそうじゃないか...

携帯のおもちゃもがじがじ

(生後8ヶ月半)

と、つまり、”赤ちゃんの”おもちゃ、と言いながら、自分たちが買って喜んでいるだけのような気もするのだが...

 

 

最近の菜月はというと...

新聞の広告をぐちゃぐちゃやったり、ビニール袋をがしゃがしゃすることにもっぱら凝っており...あまりおもちゃを必要としていなかったりする。

 

 

 

 

 

ビニール袋がじがじするの大好き

(生後6ヶ月半)

そんなもんだから、おもちゃ箱は、おもちゃにまじって、ティッシュの空箱だの、サランラップの芯だの、ビニール袋だの、ハンガーだの、あらゆるものがごちゃごちゃに入っており、いまや「がらくた箱」と化している。

そのがらくた箱に、頭をつっこみ、出してはポイッ、出してはポイッの菜月。

がらくたにも飽きると、部屋の片隅に転がっている新たながらくたに目を光らせ...

「まごの手」をふりまわしてみたり、「うちわ」をがしがししてみたり...

ころんだ拍子に目やのどをつくのが心配で、なるべく遠ざけておきたいと思うようなもんに限って、お気に入りにしてしまう。

 

サランラップの芯も大好き

(生後8ヶ月半)

そしてまた、さわってほしくないものほど、大好きで...(^^ゞ

リモコン大好き、コード好き。

勝手にクーラーのスイッチを入れ、テレビのボリュームを上げ、パソコンのコードをひっぱってかじる。

 

この間は、勝手に時計をいじって、お義母さんの目覚ましを夜中の3時半にならしてしまったりもした。

おいおい(^^ゞ

 

 

 

テレビのチャンネルは菜月の宝物

(生後8ヶ月半) 

菜月、生後8ヶ月半。

 

さわってほしくないものばかりをさわりまくり、がじがじかじってはよだれまみれにし、あっちこっちを散らかしまくり、谷口家の年末をより忙しくさせている今日このごろなのである。

 

現在、「破防法」の適応を真剣に(?)検討中である。

 

 

 

「長い」ものが好物なのだ

(生後8ヶ月半)