公園デビュー


子供と言えば、やはり「公園」だ。(ほんとに?)

と言っても、まだ歩けないうちは、公園に行ったからと言って何ができるというわけでもなく、また、何回行っても、公園にはだ〜れもいないことのほうが多かったりするもんだから、徒歩1分という距離にありながら、どうも公園からは遠ざかっていた。

が、菜月、1歳。

よちよちながら歩けるようになると、ベビーカーに乗せられて、じぃっと座ったまま散歩させれれるだけでは満足しなくなった今日この頃。

(ベビーカーから一生懸命手をのばして、人様のものをさわりまくりである...)

というわけで、このたび「公園デビュー」となったわけだけど...

デビューどころか、何度行っても、公園は閑散。(^^ゞ

この近所には、菜月と同じくらいの子は1人として存在しないのではないか...

もしかして、ずぅーっとこのまま、菜月は1人ぼっちのままなんじゃないか、などと思ったりもした。

上手に歩けるようになりました

(1歳1ヶ月)

が、そんな時、雑誌である記事を読んだのだ。

『公園デビューの考え方』という記事。

「そこまで公園に固執する理由はいったい何なのでしょうか?

1歳をすぎて歩けるようになると、子供たちは外に出たがるようになります。

やがて、足元がしっかりしてくると、お母さん方が思いこみやすいのが「この子には友達が必要なんだ」ということ。

しかし、この時期はまだまだ1人遊びが主流です。たとえ公園に出かけても、友達とかかわりあって一緒に遊ぶことは少なく、1人ひとりが単独に遊ぶ平行遊びがほとんど。(略)

 

公園に行く理由としてよくあげられるのが、「協調性」「社会性」。

友達と遊ばなければ協調性は生まれないものでしょうか。

それはNO。社会に出る準備段階は家庭です。

友達が必要な年齢になると、子供から自然に求まるようになります。それまでは、成長を暖かく見守ってあげてください。(略)

 

子供の外遊びは何も公園に限られたことではないはず。

滑り台やブランコなど設備の整った公園が子供にとってベストかといえばそうではありません。

マンションのベランダでも、空き地でも近所のお庭でも、その子が長くいたいと思う場所が一番です。

その子にとって居心地のよい場所を探しに出かけてみるのもいいですね。」

というもの。


いつの間にか、「お外」イコール「公園」というふうに勝手に思いこんでたところがあったのは事実で、この記事にはなんだかほっとした。

「そうさ、何も公園だけがすべてじゃないさ。」

と思い直したのだ。

と途端に、公園で人に会うようになったりした。

不思議なものである。

公園に来たロビンをなでなで

(1歳1ヶ月)

季節は春。

最初に、2歳のまゆこちゃんと会い...

2歳のかっちゃんと、生後4ヶ月のきこちゃんの兄妹。

2歳のかよちゃんと、生後6ヶ月のちさちゃんの姉妹。

3歳のねねちゃんと、生後2ヶ月のわかちゃんの姉妹。

こんなにいたのね、というくらい突然友達が増えた。

菜月の同級生も一気に3人。

一転して、実は自分が知らないだけで、この近所には、菜月と同じくらいの子が、もっともっとたくさんいるのかも、などと思ったり...(げんきんな...)

だけど、公園で会う友達は、今のところ、これだけで固定されつつある。

このあたりには子供が少ないということは、やはり事実は事実らしい。


それでも、たまにちょっと違った時間に公園に行くと、いつもとは違う人と出会うこともあり...

だけど、あまりにたくさんの子供を連れていたりすると(たぶん、お友達の子なんかもまじっているんだと思うが)、なんとはなしにちょっと話しかけづらかったりして...

あの女の子は、菜月よりちょっと大きめかなー、ひとつ上くらいかなー、もしかしたら同級生かなー、聞いてみるかなぁと気になりつつ、なかなか話をするきっかけがつかめなかったりする。

で、そのうち、実は、その女の子も呼び名が「なっちゃん」で

「お兄ちゃん、なっちゃんを押しちゃだめよ、危ないからね。」

「ほら、なっちゃんがいるんだから、気をつけてよ。」

って、お兄ちゃんを注意するお母さんの声を聞くと、なんとなく、気後れして(なぜ?)、完全に話しかけるタイミングを逃してしまったりするのだ。(^^;;;

菜月も、よそのお母さんが、な・ぜ・か、自分の名前をを呼んでいることに、なんだか不思議そうに、ちょっと緊張気味に、しろしろとその人を見上げていたりして...

で、かぁしゃんの方はというと、先によその子が「なっちゃん」と呼ばれているのを聞いてしまうと、おんなじ名前で菜月を呼ぶのが、なんとはなしにはばかられ(なぜ?)、

「ああ、だめだめ、な・つ・き。」

と、呼び名を変えてみたりして...妙に不自然だったりする。(^^;;;

そんなこんなで、なんとなく居心地が悪くって、そそくさと帰ってきてしまったりして...

公園を出ようという時になって、

「ほらほら、なつみ、危ないから。」

って声が遠くで聞こえ...

あ、あの「なっちゃん」は「なつき」じゃなくて「なつみ」なんだなーなんて思いつつ、公園を後にするのである。


でも、そういうことじゃーいけないなーと思い直し(思い直すことがいっぱいなのだ)、とりあえず公園で会った人には、声をかけてみることにしているのだけれど...

たまぁに出会う菜月と同い年くらいの子を連れた人と話をしてみると、お休みを利用しての里帰り中だったり、たまたま病気した孫をあずかっているのよ、ということだったり...

なかなか、近所に新しいお友達は増えてはくれない。

 

でも、じゃー、公園で菜月がお友達と一緒に仲良く遊べるかというと、けしてそんなことはなく...

果たして、「友達を増やす」ことにどれだけの意味があるのかは疑問である。

なんせ、おぼつかない足で、ようやく歩けるようになったばかりである。

公園に来てはみるものの、菜月には、まだ使える遊具というものがない。

鉄棒にしろ、ブランコにしろ、滑り台にしろ、シーソーにしろ...

鉄棒なんて問題外だし、ブランコはくさりをじゃらじゃらして喜び...

滑り台は「滑る」よりも「登ろう」とし...

シーソーなんて、シーソー本体よりも、その鉄のねじに夢中だったりする。(^^ゞ

そこで、どさくさにまぎれて、たまには、かぁしゃんが滑り台を滑ったりして喜んでいるのだけれど...

「大人なのに、滑り台すべってるなんておかしいね。」

なんて、4歳の女の子に言われたりして...ちょっとハズカシかったりする(*^_^*)

 

ぶらんこをじゃらじゃら

滑り台登らなきゃ!

このネジが気になります

(1歳0ヶ月)

ところで、どうも、公園に集まる子の中で、菜月は”はんぱ”なのである。

2歳、3歳の子と遊ぶには、菜月は小さすぎ...

菜月の同級生と遊ぶには、菜月は大きすぎ...

(なんせ、同級生は、生後2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月だったりする)

ちょうど同じくらいの子がいない。

となると、菜月は”かっこうの的”であり、頭から砂をかけられたり、穴にはまった足ごと砂で埋められたり、時には踏まれたり、突然蹴られたり...

ぜんぜん悪気はないのだけれど、菜月は、そのたびに大泣きで、なかなか目が離せない。

1人、マイペースでお砂をサラサラ

(1歳1ヶ月)

とはいえ、たまには菜月も反撃にでる。

さすが、かぁしゃんの子( ̄▽ ̄)

最近、スコップでサクサクできるようになった菜月。

砂をサクサクするのが楽しくて仕方がない。

だけど、そのスコップをかっちゃんにふいに取り上げられ、あきらめきれなかったのか、菜月は他のスコップをにぎると、いきなり、かっちゃんをサクサク。

きゃぁ〜(゜O゜;)

が、振り返ったかっちゃんにドンと突きとばされ、あえなく撃沈(^^;;;

やはり、最後は大泣きであった。

スコップでサクサクするの大好き♪

(1歳1ヶ月)

一応、みんなと遊んでるっぽいが...

(1歳1ヶ月)

かっちゃんの動きに右往左往の菜月

(1歳1ヶ月)

ま、こんなふうに「公園でお友達と一緒に遊ぶ」という状態にはほど遠いけれど、とりあえず、人のいる間で遊ぶことができるようになった今日この頃。

最近では、

「運動させればよく寝てくれるかも。」

というかぁしゃんの熱〜い思いも込めて、朝の公園通いは日課のひとつとなっているのだけれど...

公園に行くようになって、よく寝れるようになったのは、菜月よりも、むしろかぁしゃんのほうではないかと思われ...

菜月は、あいかわらずマイペースであり、1時間もお昼寝をすると、しっかり「復活」をはたし、

「さぁ〜て」

と言わんばかりに、網戸をあけてお外に出ていこうとするのである。

これこれ、また行くんかい...(-_-;)

「さぁ〜て、お出かけ、お出かけ」

(1歳1ヶ月)

というわけで、「寝てくれるかも」のかぁしゃんの願いむなしく、公園に行くようになって、変わったことと言えば、頭からかぶった砂を落とすため、今までずぅっと”1日おき”だったシャンプーが”毎日”になったことであろうか。

(結局、仕事がふえていくのだ...)

めでたし、めでたし(?)