再び名前の話


突然だけれど、私の名前は「民」(たみ)と言う。

けっこうめずらしい名前だと思う。

というか、同じ名前の人には、まだお目にかかったことはない。

しかも漢字一文字だったりするもんだから、よく昔から男の子に間違われたもんだ。

そして、いつもいつも

「なんて読むの?」

と聞かれ、何度となく繰り返してきた同じ返事を、いつもいつもしなくてはいけなかったり...

「民」だと言っても、なぜか必ず

「え、民子さんですか?」

と聞き返され、いつもいつもおんなじ訂正をしなくてはいけなかったり...

そういうのって、けっこうめんどくさいよなぁーと思うのだ。

 

まぁ、そのおかげで、名前は覚えてもらいやすい。

というか、名前のインパクトに負けて、よく名字を忘れられたりする。

そういえば、いつの時代も、名字ではなく名前で呼ばれてきた気がする。

友達、学校の先生、年上、年下問わず、である。

今では、この自分の名前もとても気にいっている。

だけど、小学生の頃なんかは、やっぱり普通に「○○美」とか「○○子」とか、がいいよなーと思った時期もあった。


そんなこともあり、私の場合、赤ちゃんの名前を考える上で、まず考えたことは「漢字が単純」で、「その読み方の他に読み方がなく」って「間違われにくい」名前、ということだったのだけれど...

友達が言うには、私があこがれた「○○美」や「○○子」というのは、その当時としては、一般的すぎて、あまりにも個性がないと言うのだ。

というわけで、私が思ったのとは反対の理由で、赤ちゃんには「他にはいない名前をつけたい」と言う。

なるほど、なるほど。

 

そういえば、自分のまわりだけみてみても、個性的な名前がいっぱいある。

私の友達の赤ちゃんは、『太陽』と書いて『たかや』君と言う。

その友達の弟さんちの赤ちゃんは、『花』と書いて『はな』ちゃんと言う。

別の友達の赤ちゃんは、『響』と書いて『ひびき』君と言う。

その友達のお姉さんちは、『麟』と書いて『りん』君と言うそうだ。

確かに、他にはぜったいいなさそうで、すごいなぁと思う。

なんだか、ひょいひょいと名前を決めてしまった自分たちを反省したくなったりもする。(^^;;;

太陽君(生後1ヶ月半)と

菜月(生後11ヶ月)

響君(生後2ヶ月)と

菜月(1歳2ヶ月)

でも、まぁ「なつき」というひびきは、とても気にいっている。

「菜月」という漢字も、「なつき」以外、他の読み方はないだろうし(たぶん)、間違われにくい(と思う)。

ところが、これが、いざつけてみると、意外にも勘違いされることも多いのだ。

たとえば、

「なんて名前にしたの?」

と聞かれ、

「なつきです。」

と言うと、

「男の子だっけ?女の子だったっけ?」

と言われる。

まずは、「性別」がわかりにくいらしいのだ(^^ゞ

「あれ、春生まれじゃなかったっけ?」

とも言われる。

「『なつき』は『夏』に『き』はどんな字?」

とも。

どうやら、「漢字」もイメージしにくいらしい(^^ゞ

 

「たしかに、漢字で書けばわかるけど、ひらがなで書いたら、男の子に間違われることもあるかもしれんなぁ。」

お義父さんにも、ぼそっと言われたりする。

あれれれれ(^^ゞ

「漢字が単純」で「その読み方の他に読み方がなく」っても、「間違われやすい」ということは起こりえるものなのだ。困ったことに。

なかなか、名前って難しいもんだなぁ〜と思う。

「菜月」の「な」は「菜の花」の「な」

(1歳0ヶ月)

ところで、近所に「寧々」(ねね)ちゃんという3歳の女の子がいるんだけれど...

公園から帰って、お義母さんと話をしていた時のこと。

「あぁ、いつもこの下のほうから坂道あがって来る子がいるけど、あの子がそう?前はチワワ連れてたよ。」

ってお義母さんが言うので、

「あぁ、そうそう、たぶんそうです。」

って言ったら、

「そう、ネネちゃんって言うのぉ。」

とお義母さん。

「ねぇ、かわいい名前ですよねぇ。」

と私。

右側が寧々ちゃん

(1歳1ヶ月)

が、

お義母さん「そうやねぇ。でも、すごいのよぉ。ちっちゃいのに、ロビン見たら怒るんやわぁ。」

私「へぇ。」

(え、あの寧々ちゃんが?)

 

お義母さん「けっこうちっちゃくても負けん気が強いんだろうね。」

私「ですかねぇ。」

(そうだったかな?)

 

お義母さん「前、坂道あがってきた時も、きゃんきゃん言ってたよ。」

(きゃんきゃん?)

私「あの、お義母さん。寧々ちゃんは、あの...犬じゃなくって、あの...子供のほうの名前で...」

どうも、いまいち話がかみあわないわけだ(^^ゞ

 

そして、

「あ、私、チワワと勘違いしてたわ。」

と苦笑いするお義母さんに、

「はっはっは。チワワは、ですねぇ、たしか、スズタロウって言ったかな。」

私は自信まんまんで答えたのだけれど...

後で聞いてみれば、「鈴太郎」ではなく「鈴之介」だったりする(^^;;;

やっぱり、名前って難しい(?)


菜月、1歳と2ヶ月。

赤ちゃんの名前は、親からもらうはじめてのプレゼントだと言うけれど...

菜月は、今後、自分の名前にどういう思いを抱き、大きくなった時、自分の子供にどんな名前をつけたいと思うだろうか?

...って、そんなの、気が遠くなるくらい先の話だよなぁ。

 

さぁて、寝よ、寝よ。

そんなことより、スイカがおいしいですぅ

(1歳2ヶ月)