とーしゃんの服選び


とーしゃんは、もともと着る物には、あまり興味がない。

平気で、かぁしゃんの靴下をはいて会社に行き、かぁしゃんのお気に入りの靴下を伸ばしきってしまったり...

おもむろに、人のTシャツを着て

「これはオレのよ。見に覚えがある気がする。」

と言い張ってみたりする。

そんな感じなもんだから、菜月の着てる服なんて、そんなの、わかるよしもない。

 

菜月と車を並べて喜ぶとーしゃん

(1歳1ヶ月)

【その1】

菜月が突発性発疹で熱を出した時のこと。

朝、早起きしたとーしゃんが菜月の服を着替えさせてくれたんだけれど...

菜月は、なぜか、パジャマから別のパジャマに着替えており...

かぁしゃんは、

なぜパジャマ(・_・?

と不思議には思いつつ、熱があるし、安静にということで、気をきかせてくれたんだろうか、と思ったのだ。

だけど、さて病院に連れて行こうというのに、パジャマじゃーやっぱり変だよなぁと思い、服に着替えさせた。

とーしゃんは、とーしゃんで

オレがせっかく着替えさせたのになぜ(・_・?

と不思議に思っていたらしい。

その晩、

「ねぇ、なんで今朝、パジャマに着替えさせてたの?」

ちなみに聞いてみたら、とーしゃんは一言。

「え、あれってパジャマだったん?」

「.....」

どうやら、とーしゃんは、普通の服とパジャマの区別さえついていなかったことが判明したのだった。

突発性発疹で熱が出ました

(1歳0ヶ月)

最近は「甚平」をパジャマに

(1歳2ヶ月)

 

【その2】

というわけで、かぁしゃんは、一応、前の晩には、明日着る菜月の服を出しておくのだけれど...

ある春さきの日曜日の朝。

かぁしゃん起きてみれば、くそ寒いのに、なぜか元気に”Tシャツ”姿の菜月しゃん。

長袖だと思って出しておいた服が、どうやら半袖だったらしく...

たしかに、長袖と半袖を間違えたかぁしゃんが悪かった。

でも...

「なちゅきは、今日は夏の格好だじょぉ!」

ととーしゃん。

「あら、半袖?ずいぶん涼しそうな格好ねぇ。」

とお義母さん。

こらこら(^^;;;

こんな寒いのに、なんで半袖着させとるんじゃぁ〜!!!

 

「あ、違った?やっぱりそーだった?」

そう、やっぱりそうだったのよ、とーしゃん(-_-;)

「この寒いのに、ちょっとおかしくないかなーとか、そういう疑問は持たんかった?」

「あ、なんかおかしいかなぁとは...」

「なんか」じゃなくて「かなり」おかしいいでしょーが、か・な・り(-_-;)


【その3】

とはいえ、服を買いに行く時は、とーしゃんも一緒に行く。

でも、服を選ぶのは、ほとんど、いつもかぁしゃんで...

でも、いつもいつも、かぁしゃんばっかりが選んでいたんじゃー同じような感じになっちゃうよなぁと思い、

「ねぇ、どんなんがいいと思う?」

とーしゃんにも意見を聞いてみたりする。

「そうよなぁ、こんなんは?」

とーしゃんが選んだ服は、かぁしゃんも好きな感じであり、

「おぉ、なかなかいいよね。でも、色がなんか男の子っぽくない?」

なんとなく、うまく意見がまとまりかけていたのに...

「そう?じゃーねぇ...これなんか、むちゃくちゃ涼しそうでいいんじゃない?」

方針を変えたのか(はたまた、何も考えてないのか)、突然、全身”くじら”柄のタンクトップを手にとるとーしゃん。

いや、それはあまりにも奇抜やろ(^^ゞ

「うぅ〜ん。で他には?」

即座に、却下されたのは言うまでもない。

 

結局、このタンクトップを買いました

(1歳3ヶ月)

おばあちゃんが買ってくれました

(1歳2ヶ月)

【その4】

それでも、一応は、とーしゃんの意見を聞く。

(ほんとに、聞くだけだったりして...)

水着を買いに行った日。

「ねぇ、どんなんいいかなぁ。ビキニなんてどう?やっぱりつながってるほうがいいかな?」

どっちにしようか悩んでいるかぁしゃんのその横で、

「でもさぁ、なっちゃんの場合、上はいらないんじゃないの?こんなんでええんじゃないん?」

おもむろに、かつ真剣に、突然、男物の海水パンツを手に取るとーしゃん。

なかなか、思いも寄らない行動を取るものである(-_-;)

いや、まぁ、そうなんだけど...

でも、一応、女の子なんだし...

そうではないだろ、そうでは!

聞こえなかったふりをしたかぁしゃんである。

水着買いました〜

(1歳2ヶ月)

【その5】

そういうこと以前に、実は、とーしゃんは、菜月が持っている服もよく把握してなかったりする。

出産祝いで、百貨店にベビー服を見に行った時のこと。

マネキンが、なっちゃんと同じ服を着ていた。

「わぁ、見て見て。ほら、これ、なっちゃんがもらったスカートと色違いだねぇ。」

が、とーしゃんは、

「え、こんなん持ってた?」

ぜんぜん記憶になかったりする。

記憶になかったりするくせに、

「民さん、ほらほら、見てみ。なっちゃん、こういうの持ってたでしょ。」

自信満々に見当違いな間違いはする。

なぜ(・_・?

ドレッシーに決めたのに...

なぜか”おやじ風”になる菜月しゃん

(1歳1ヶ月)

【その6】

というかぁしゃんも

「ねぇ、いつも思うんだけど、子供服売場に『トドラー』ってあるじゃんねぇ。あの『トドラー』って何?」

「さぁ、アムラーの友達?」

「またまた、んなわけないじゃん。でも、というか、なんか、そういうファッションの総称かな?」

「そうなん?でも、なんか、菜月みたいなちっちゃい子のサイズがあんまりないよねぇ。」

「ほんとだね。」

とお店で2人、見当違いなことをほざいていたり...

まぁ似たようなもんだという話はあるんだけれど...

(注)「toddle」ってのは「よちよち」っていう意味で、「toddler」(トドラー)は「よちよち歩きの子ども」って意味らしい。つまり、それくらいの子供が着るサイズの服の総称らしい。

(公園でいつも一緒に遊ぶかよちゃんのお母さんに教えてもらいました)

 

ま、でも、とりあえず、かぁしゃんは、とーしゃんの靴下と間違ったり、人のTシャツを間違えて着たりはしない。

そのへんは、とーしゃんとはひと味違うところなのである。

えっへん( ̄▽ ̄)