*Mythos*

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主人公「アルデ」

右上が14歳前後の設定。(物語第一部、二部及び第三部冒頭の頃)左は父親やヴィラスがいるラドスの軍隊に入って成長してからの設定画です。
アマゾネスの中で男であることを隠して暮らさなければならなかったため性格はかなり内気な子になってしまいました。でも戦士であった母の教育と持って生まれた才能で戦士としての素質は十分です。将来の有望株としてアマゾネスにいた時もラドスに来てからも大人達に一目置かれていました。

物語ラストはアマゾネスを壊滅させる折、助け出した幼馴染であり密かな心の恋人であった少女とめでたく結婚という、私にしては珍しくハッピーエンドで終わる作品です。まぁ多少の犠牲はありましたけどね(^_^;

アルデの成長ぶりを楽しみに当時サークルメンバーの皆さんから頂く感想を励みに長いこと掛かって描いた思い出深い作品です。

 

テッサリア軍参謀「ヴィラス」

第3部からのレギュラーキャラクター

主人公より人気が出てしまったキャラクターです。と、言っても主人公を食ってしまった訳ではなく、ちゃんと役割目的を果たしてくれたのでハナマル級のキャラです。

アルデが辿りついたラドスの街で出逢う良き兄貴分がこのヴィラスです。

美形の男性キャラクターを創ってみたいな、と思い立って、というか、ロードン様の顔の造りの練習(?)でデザインしてみたのがこのヴィラスだったのですが、ヴィラス自身のモデルは故ユル・ブリンナーだって言ったら怒る?

連載当時の扉絵に使用した原稿を着色しました。

 

アマゾネスの「シュツル」

アルデの幼馴染みで親友の一人。
部落の少女戦士の最年長者でまわりから一目置かれている。
自分達とどこか違うと感じている他の少女達から意地悪されても黙って耐えているアルデをいつもかばっていた。

アルデがラドスに辿りつく頃には王宮の護衛兵士となる。その腕前は将来アマゾネス軍の将軍候補。自らの国家のあり方に盲目的な指示をしているわけでもないが、名誉あるアマゾネス戦士としての誇りを捨てることはできずその道を貫き通し、その生き方は後にヴィラスが軍を退く理由を作る。

美味しいとこ取りのカッチョイイ彼女は過去の作品にはない新しいタイプのキャラでした。

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