よくわかる歯科矯正治療 (その2)

 検査(資料とり)

 

 検査は、写真(顔面、口腔内)、レントゲン写真、歯型は、最低限必要です。顎の運動や舌べろの運動、筋電図などの検査を追加することもあります。必要があると思えば、CTやMRIもとります。

 なぜ、検査をするか?

 疑問に思われるかもしれませんが、上下の顎の骨の大きさや位置関係はレントゲン写真を撮影してみないとわかりません。歯の根っこが短い、曲がっている、歯の数が足りないなどの問題もレントゲン写真をとらないとわかりません。身体の表面から見えない部分については、レントゲン写真をとらないと把握できないのです。

 家を建てるときに、いきなり柱を立て始めますか? まず、土地の大きさや形を把握しないといけないでしょう? 10m四方の正方形の土地に、12mX15mの家を建てることはできないでしょう?現実を確実に把握することは大切です。

 いきなり装置が入るわけないですよ。

 あと、最初の状態を記録として残すことは重要です。後戻り(再発)という問題がありますが、最初の歯型をとっておくと非常に参考になります。顔写真は治療終了後に見ますと、患者さんは感動します。右の写真は、前のページの女の子です。


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