唇顎口蓋裂の歯科矯正治療

症例1:左側唇顎口蓋裂(第1期治療)

 

骨格的に異常はなく、上顎前歯の口蓋側傾斜だけが問題でしたので、リンガルアーチとスラィディングプレートにより反対咬合の改善を行いました。

リインガルアーチ

スラィディングプレート

しかし、上顎の左側側切歯は、口蓋側転位して萌出してしまいました。おそらく、口蓋側の瘢痕に引っ張られたのでしょう。

 

この治療期間は6か月。

(9歳1ヶ月から9歳7ヶ月まで)

※ダラダラ長くやらないことです。

上顎右側側切歯は先天欠如歯です。あまり負担をかけるのは良くないので、永久前歯萌出まで待ち、成長によって反対咬合が戻ることも含めて、観察としました。

この後の治療(第2期治療),成長と咬合の変化について


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