唇顎口蓋裂の歯科矯正治療TOP

 人間の病気のひとつに「奇形」というものがあります。外耳の奇形も頻度は高いのですが、ここで取り上げる唇顎口蓋裂も日本人では400〜500人に一人の割合で生まれてきます。

 ほとんど確率の問題です。くじ引きで引いて当てたような感じです。誰も悪くありませんし、誰も責められません。奇形という名前が良くないかもしれませんが、差別や偏見を持ってはいけません。この文章を読んでいる一人一人が、自分がそうなったかもしれないし、自分の子供がそうなるかもしれないし、自分の親族知り合いがそうなるかもしれません。冷静に、向き合って頂きたいと思います。

 そして、忘れないで頂きたいことは、必ず治るということです。少なくとも、我々は「必ず治す」気概で日々診療しています。

☆このコーナーのメニュー

1.唇顎口蓋裂の治療(出生〜幼児期)、チームアプローチの重要性

2.唇顎口蓋裂の治療(幼児期以降)、特に歯科矯正治療について

3.症例1:左側唇顎口蓋裂(初診時=7歳5ヶ月)

 ・症例の説明

 ・顎裂部への骨移植

 ・第1期治療

 ・成長と後戻りの関係

 ・第2期治療

4.症例2;右側唇顎口蓋裂(初診時=5歳5ヶ月)

症例の説明

第1期治療(側方拡大と骨移植)

第2期治療(マルチブラケット法)

5.症例3:左側唇顎口蓋裂(初診時=13歳8ヶ月)

症例の説明

第2期治療(上顎の拡大とマルチブラケット法)

※ご意見ご希望があれば、メールください。


  ホームに戻る  | Q&A(良くあるご質問のコーナー)へ戻る |