叢生の歯科矯正治療

症例3:成人症例(前歯部叢生+上下顎前突)

 歯が大きく、口元が出た感じの歯並びは日本人に非常に多い症例です。非抜歯で治しても、顔貌の改善は見込めません。小臼歯を抜歯して、歯列を整え、しっかり噛めるように変えながら、顔貌の改善も目指します。(治療期間は22ヶ月)

初診時:上顎側切歯の口蓋側転位、上下正中の不一致などがあります。
初診時の上顎下顎、真横からのオーバージェットとオーバーバイトをご確認ください。

上顎の両側第一小臼歯を抜歯して、マルチブラケット法開始。

下顎も小臼歯抜歯して、治療開始。

 

 

 

レベリング終了時
上下前歯の後方移動開始。
ブラケットを撤去したところ
矯正治療前後の顔貌の比較。右端がスーパーインポーズ。

※E-LineとZ-Angleについては、説明のページを別に作りました。(→E-lineとZ-Angleって、何?

 まあ、そんな難しい話をしなくても、口元が引き締まってスッキリした感じがするでしょう? 鼻も高くなった感じがします。(大人の症例ですから、鼻の高さの成長はありません。) 上唇のめくれた感じも減ってます。

 歯を並べるだけの歯科矯正ではなく、トータルな美しさを求めます。

 ブラケットをはずして1年以上経過しておりますが、かみ合わせに変化なし。全く崩れておりません。


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