米坂線の9600
→小国→伊佐領→羽前沼沢→手ノ子
小国
小国は付近に大きな工場と引き込み線があり活気があった。坂町を出た旅客列車はここで給水する。 この日の124列車は重連で、次位機の給水のため停車時間中に動き出し、てあわてた記憶がある。 |
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1972 小国 Photo by K.Watanabe. |
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伊佐領
伊佐領から羽前沼沢までの間は、めがね橋、弁当沢など新緑、紅葉時の撮影名所だが、冬季は国道が閉鎖され、ファンにあうこともあまり無かった。 弁当沢から少し沼沢寄りでポイントを設定して列車を待った。残念ながら貨物が少なかったのか、79606は単機でやってきた。 |
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1972 伊佐領−羽前沼沢 Photo by K.Watanabe. |
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羽前沼沢
羽前沼沢を発車した列車は、宇津峠越えに向け、猛然とダッシュする。同じ9600でもドラフトの音は個性があり、坂町のカマでは、この59661はジェット機の様な音がして姿が見える前に大体当たったものである。 | |
1972.03.08 羽前沼沢 Photo by K.Watanabe. |
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手ノ子
さすがに宇津峠は名所で、沿線はいつもファンで一杯だったが、それでも今のSLイベントほどの密度ではなかった。周囲の景色の違いからか、峠に挑むカマの姿は羽前沼沢側より穏やかな感じがしたものである。 | |
1972.03.10 手ノ子 Photo by K.Watanabe. |
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