だっこちゃん
昭和35年(1960年)8月 新潟市堀割町3丁目(現 関屋堀割町)
撮影:
渡邊 馨一郎
昭和35年に「だっこちゃん」というビニール製の人形が大流行しました。この人形、正確な名前は「木のぼりウィンキー」というそうです。若い女の子が腕などにくっつけて歩くのが大流行し、その様子から「だっこちゃん」と呼ばれるようになりました。
とにかくすごい人気だったらしく、新潟でもデーパートのおもちゃ売り場や玩具店には長い行列ができ、入荷と同時に即売り切れ状態だったそうです。偽物もずいぶんでたようです。
ちなみに「だっこちゃん」はタカラから今でも発売されています。現在の「だっこちゃん」は種類も豊富ですが、さすがに初代のような姿のものはありません。