新潟県庁本館


新潟県庁本館

1977.3.22  新潟市学校町通  Photo by M. Watanabe.


1928年(昭和3年)、県は明治13年建築以来50年ちかく経過して老朽化した、当時東中通りにあった県庁の改築を計画した。
当初の計画では、エレベータや、中央議事堂に40メートルの高塔を建てる予定であったが、緊縮財政のおり、これらをとりやめ、場所も物品陳列所跡地として着工のはこびとなった。工事は予定より遅れて1932年(昭和7年)に完成した。
外面は灰色であまり目立たなかったが、重厚で存在感があった。正面玄関を入ると、内部は大理石をはりめぐらして美しく荘重な感じがした。
県庁は1985年(昭和60年)6月15日をもって信濃川対岸の新ビルへ移転し、残された建物は取り壊されてしまった。
現在地には、新たに新潟市役所が建設された。
県庁が移転したとき、建物自体には何の問題はなかっと聞く。子供の頃、買い物で古町へ行く途中にバスの窓から県庁をみると、街についたと感じたものである。
最もとっておきたかった建物の一つだった。

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