県庁前駅−東関屋間

白山浦のカーブを行く

県庁前駅と東関屋駅の間の軌道区間は、地図をみるとほとんど直線のようにみえるが、実際は小さなカーブが多く、変化に富んだ写真が撮れた。
モーター音と、カラカラという乾いた走行音が聞こえてくる。
ファインダーを覗いて待っていると、ひょいっとモハ25が顔を出した。
やがて、編成全体が姿を表す。
左へ大きくカーブする。
前方を走る車に向かって、電車が近づいたことを知らせるために、しばしば警笛をならす。
車は道路の両端に寄っていく。
今度は右へ。
賑やかな音をたてながら、電車が県庁前駅に向かう。

このページの写真は、いずれも  1977年3月22日撮影

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