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卵の番人エキゾチカ月とキャベツ
ジェイン・エア推定無罪エスケープ・フロム・L.A.イレイザー
真夏の出来事ジングル・オール・ザ・ウェイジャイアント・ピーチ

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卵の番人
1995年・ノルウェー

ノルウェーの雪深い森の中の一軒家に、モーとファーの老人の兄弟が暮らしていた。
朝起きてラジオを聞き、食事を作り、皿を洗って、カードゲームをする・・・・。
毎日規則正しくそれを繰り返し、ふたりの老人の日常は平穏に過ぎていた。
そんなある日、昔ファーがスウェーデンの旅行中に作ったという息子・コンラードが
ふたりの家にやってくる。
車椅子生活のために身の回りの世話が必要なコンラードは、
自分の世話をしてくれている母親が病気になってしまったため、
ファーを頼ってはるばるやって来たのだった。
異国の地からやって来たコンラードは言葉が通じない上、
いつも大切そうに卵のコレクションを眺めている、一風変わった男だった。
そして平穏だった老人ふたりの日常が、この男の出現で徐々に壊れていく。

老人のテンポで、何でもない日常を淡々と描いている作品であるため、
非常にスローに物語が進行していきます。
くだらないことに夢中になったり、「やるな」と言われたことをやってみたくなったり、
自分だけの妙なこだわりを持っていたりと、
老人ふたりの生活が、まるで子供の生活を覗き見ているようで面白かったです。
しかし、短編専門だったという監督の初めての長編作品ということが原因か、
セリフが少なく、ゆっくり過ぎるテンポのこの作品には、
86分という長さがとても長く感じ、途中で退屈になってしまいました。
そして、核心の部分に踏み込む前に耐え切れなくなってしまい、
とうとう後半を2倍早送りで観るという、反則技を犯してしまいました。
核心の部分に踏み込むところをもう少し早めの場所に置き、
全体を60分くらいに仕上げてあれば、退屈せずに観られた作品だと思います。

レベル2

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エキゾチカ
1994年・カナダ

税務監査官、フランシスは、毎夜ストリップクラブ『エキゾチカ』に通っていた。
『エキゾチカ』では、5ドル払えば自分の気に入ったダンサーが
テーブルまで来て自分だけのために踊ってくれる。
フランシスはいつも、学校の制服姿の美少女ダンサー、クリスティーナを指名していた。
娘を殺され、妻をも事故で失った彼には、自分の目の前で踊るクリスティーナが、
唯一心を癒してくれる存在だった。
しかし、クリスティーナに目をかける店のDJ・エリックは、
その気のないフランシスをそそのかして、彼にクリスティーナの身体に触らせ、
客が踊り子の身体に触ることは厳禁だという店の規律を破ったとして
待ち構えたように店から追い出してしまう。
今後の店の出入りをも禁じられていまい、事の事態に納得が行かないフランシスは、
自分が監査に入っているペットショップの店主トーマスに、
彼のペットに関する密輸を見逃す代わりに、真相究明への協力を依頼する。
フランシスの代わりに『エキゾチカ』でクリスティーナを指名し、
事の真相を聞き出していたトーマスは、
やがてクリスティーナの元恋人のエリックが、フランシスを店から追い出すために
わざと仕組んだことを突き止めた。
怒ったフランシスはエリックに復讐することを決意するが、
その矢先、エリックとクリスティーナが自分の娘が殺された事件に、
ある関わりを持っていたことを知る。

「スウィート・ヒアアフター」のアトム・エゴイアン監督の作品だということなので、観てみました。
カットバックが多用されていた「スウィート・ヒアアフター」と同じく、
この作品でも、フランシス、トーマス、クリスティーナ、エリックという4人の主役のバラバラの過去が、
複雑に絡み合って現在へと結びついていく、という面白い手法で撮られていました。
そして、ラストシーンでその過去から意外な事実が分かり・・・というのは
自分の想像を超えていた分驚きはありましたが、
そこでこの作品が言いたかったこと、というのがよく分かりませんでした。
まず、なぜフランシスが殺された娘を思い出させるような制服姿のストリッパーの踊りを見て
心が癒せるのか、私にはそれが分かりません。
それが男性の心理なのでしょうか。不思議です。
そして、DJ・エリックの目的は一体何で、フランシスは事実を知ることによって何を得たのか。
監督の頭の中にはきっと確かな何かがあったのでしょうが、私には理解出来ませんでした。
「スウィート・ヒアアフター」「エキゾチカ」と、
子供を失った親の心情を描いた、アトム・エゴイアン監督の作品を2本続けて観たのですが、
残念ながら、私はどちらの作品にも、主人公たちの心の中にいま一歩踏み込むことが出来ませんでした。

レベル3

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月とキャベツ
1996年・日本

ミュージシャンの花火(山崎まさよし)は、一年前にバンドを解散して以来、創作意欲を失ってしまい、
人里離れた田舎でキャベツを育てながら、ひっそりと生活していた。
ある夏の日、花火の前にひとりの少女(真田麻垂美)が現れた。
花火のファンでヒバナと名乗るその少女は、突然花火の家に押しかけ、そのまま居ついてしまう。
一風変わったその少女の出現に花火は戸惑うが、彼女と生活を共にするうち、
花火は再びピアノに向かい、曲作りを始める意欲が湧いてくるのだった。
しかし曲が完成し、花火とヒバナの間に確かなつながりが出来たと思われた時、
ヒバナは突然、花火の前から消えてしまう。

本物ミュージシャン・山崎まさよし主演で、
彼のヒット曲『One more time, One more chance』をベースに語られる作品です。
私は割とはじめの方で、このヒバナという少女の正体に気付き、物語のオチが分かってしまいました。
でも予想通りにストーリーが進んでくれることに、何故か安心することが出来るような作品でした。
創作意欲を失っていたひとりのミュージシャンが、ある少女と出会い、
彼女との生活の中で一曲を完成させる。
そして曲の完成とともに消えてしまった彼女を想い、その曲に歌詞をつける。
それが『One more time, One more chance』・・・・。
この曲の長い長いビデオクリップのような映画でしたが、
山崎まさよしの奇妙な少女に対する演技や、期待を裏切らない展開も含め、良かったと思います。
『One more time, One more chance』は私自身が前から好きな曲だったので、
ラストの弾き語りにはグッときました。

レベル4

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まるこっち作の『One more time, One more chance』のオルゴールMIDIです

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ジェイン・エア
1996年・イギリス

幼くして両親を亡くしたジェイン・エア(アンナ・パキン)は、
引き取られた叔母の家で冷たい仕打ちに合う。
反抗的なジェインを持て余した叔母は、彼女を寄宿学校に預けるが、
そこでの日々は厳しく過酷なものだった。
そこで10年間を耐え抜いたジェイン(シャルロット・ゲンスブール)は、
広大な屋敷と財産を持つロチェスター卿(ウィリアム・ハート)の屋敷に、
卿が面倒を見ている10歳の少女アデールの家庭教師として迎えられる。
ロチェスター邸に住み込んで生活していくうち、
ジェインはどこか孤独の影を持つロチェスターに惹かれ、
ロチェスターもまた、聡明なジェインに惹かれていくのだった。
ロチェスターから求婚されたジェインは至福の幸せを感じていたが、
挙式の当日、彼が実は別の女性と既に結婚していたことを知る。

名作長編小説を6度目の映画化をしたというこの作品、
以前の作品がどのような出来であったかは分かりませんが、
この作品に限って言えば、何を訴えたいのかが分からないような出来となっている気がします。
まず、冒頭で少女時代のジェイン・エアのエピソードについてたっぷりと見せてくれますが、
それで、ジェインの芯の通った頑固な性格は分かるものの、
そこで経験した数々の出来事が、成長したジェインに何らかの影響を与えているような
そういった結びつきが全く描かれていないのです。
つまり、何のために少女時代のジェインのエピソードをじっくりと見せているのか分からないのです。
男子禁制の寄宿学校を出て、初めて出会った男性であるロチェスターに
ジェインが心惹かれるのも無理はありませんが、
その辺りもジェインの心情としては説明不足なので、ラストシーンでも感動出来ません。
普通の恋愛ものと思いきや、途中でミステリー調になったり、ホラー調になったりするのも何だか。
原作を知らないので、この脚色が原作に忠実であるのかどうかは分かりませんが、
“一本の映画”としては不出来だったと思います。

レベル2

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推定無罪
1990年・アメリカ

美人の女性検事補キャロリンが自宅でレイプされた上に殺害されているのが発見された。
同僚の検事補ラスティー(ハリソン・フォード)は、上司・レイモンドの命を受けて、
この事件を担当することとなる。
キャロリンと不倫関係にあったラスティーは、彼女の死にショックを受けながらも捜査を進めていくが、
そうしているうちに、キャロリンに隠された意外な顔と、
レイモンドとの不倫関係なども知ることとなる。
しかしやがて、殺害現場に残されていたグラスから検出した指紋から、
ラスティー自身が警察から真犯人として挙げられ、逮捕されてしまう。

法の番人である検事が、無実の罪を背負ったまま被告人として裁かれるという
プロットは面白いと思います。
捜査を進めていくうちに裏で誰かと誰かが結び付き、
意外な事実がどんどん明らかになっていくというストーリーも、良く出来ていると思います。
しかし、観ていて1時間くらい経ったところで私には真犯人が分かってしまいました。
これじゃ、ミステリーも台無し。
真犯人は、最後まで決して怪しい言葉を発したり、態度を取ったりしてはいけません。
それにしてもこのラスティーという男、身から出たサビとはいえ、お気の毒な方ですね。

レベル3

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エスケープ・フロム・L.A.
1995年・アメリカ

L.A.は2000年に起きた大地震によって孤島となって以来、凶悪な犯罪者の監獄島となっていた。
2013年、合衆国大統領の娘ユートピア(A.J.ランガー)は、
政府が開発した新兵器ブラックボックスを持ってL.A.に逃亡する。
父親の統治方法に反発するユートピアは、L.A.の無法地帯を取り仕切る革命家クエボの信者で、
彼にそのブラックボックスを渡すために、父親を裏切ったのであった。
ブラックボックスを手にしたクエボは、L.A.島の全囚人の開放を要求し、合衆国政府を脅迫する。
ブラックボックスには、照準を合わせた場所の全ての電気エネルギーを破壊する力があった。
困り果てた大統領は、15年前N.Y.の監獄島から当時の大統領を救出した実績のある重犯罪者、
スネーク・ブリスケン(カート・ラッセル)にブラックボックス奪回を命じた。

この作品は、相手がマジに演技しているからといって、マジなSFアクションと思って観てはいけません。
この映画は“アホアホ映画”の部類に入るのです。
“アホアホ映画”の存在を知らず、以前真剣にこの作品を観ていた私は、怒りすら湧いてきた覚えがあります。
“アホアホ映画”というジャンルを知り、もう一度この作品を観て、そのアホ度に私は笑わせてもらいました。
津波でサーフィンをしたり、ハングライダーで空から敵に攻撃を仕掛けたりする場面もバカっぽいですが、
何といっても一番間抜けに見えたのは、クエボに捕らえられたダークなヒーロー・スネークが
ルームランナーの上を延々歩かされているシーンでしょう。
大統領に訴えかけるクエボが映し出されているテレビ画面の片隅に、
ルームランナーの上をひたすら歩く惨めなスネークの姿・・・・。
それを見た大統領たちが、連絡の途絶えていたスネークの生存を確認して安心するシーンは、
もう笑うしかありません。
そんなスネークが、バスケットボールで制限時間内に5ゴール決めたら逃がしてやるとクエボに言われ、
必死にバスケットボールをする姿にも笑えます。
津波でサーフィンをする大馬鹿ヤローにピーター・フォンダ、調子のいい地図屋にスティーブ・ブシェーミ、
クエボと敵対しスネークに手を貸す性転換女にパム・グリアーが扮しています。
主役のカート・ラッセルを始め、みんなバカを承知で演技している潔さが良いです。
でも、“アホアホ映画”好きの方以外には、決してオススメ出来ない作品です。
とにかく、“アホアホ映画”ということを頭に置いて観る。
これがこの作品の正しい見方です。
この映画を、これ以上どう表現していいのか私には分かりません。

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イレイザー
1996年・アメリカ

防衛兵器会社、サイレス社に勤めるリー(ヴァネッサ・ウィリアムズ)は、
最新鋭のスーパー兵器EMガンにまつわる会社の陰謀を知り、
FBIの依頼で証拠物件のディスクを盗み出す。
重大事件の証人の安全を守るため過去を消し去ることを任務とする、
政府特別情報局員のジョン(アーノルド・シュワルツェネッガー)が、
リーの安全確保のために出動するが、自宅に戻ったリーは早くも何者かに命を狙われる。
すんでのところでリーを救い出したジョンは、彼女を秘密の場所に隠し、彼女の過去を消し去った。
しかし、リーが持っているもう一枚のコピーのディスクをめぐり、
ジョンの上司ドゥゲランまでもがジョンとリーの命を狙い始めるのだった。

なんだか良く分からないサスペンス・アクションでした。
サイレス社、FBI、国防省次官、CIA、ドゥゲランと、
色んな人たちが複雑に結びついてこのディスクを狙っていて、悪の焦点が定まらないのです。
一番良く分からないのは、サイレス社のホストコンピュータに残っているデータはそのままに、
皆がなぜコピーのディスクばかりを追いかけているのかということ。
FBIに武器の横流しがバレたサイレス社の副社長が自殺したことで、
警察やFBIによる充分な手入れが行われてもおかしくないはずなのに、
何も無かったようにそのまま数日後に武器の大量密売が行われてしまうのも疑問でした。

レベル2

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真夏の出来事
1996年・アメリカ

離島の別荘にバカンスで訪れた新婚夫婦、
エリート判事のジョージ(ハイヴェイ・カイテル)とその妻ナタリー(キャメロン・ディアス)。
しかし、ジョージが別荘の管理人でナタリーの幼なじみ・ランスと一緒に夜釣りに出掛けた時、
ひとりで留守番をしているナタリーの前に、彼女の昔の恋人ケントが現れる。
彼女に想いを残すケントはヨリを戻そうと言い寄るが断られ、ヤケになって部屋にあった酒を飲み続けた。
ソファで眠ってしまっていたナタリーは、翌朝ジョージの船が桟橋に着いた音で目を覚まし、
あわててケントを起こしに行くが、彼はベッドで裸のまま死んでいた。

ひとつの死体をめぐる人間模様をブラックコメディ調に描いたミステリーです。
ケントは何故死んだのか、誰かが故意にケントを殺したのではないか、という疑問を
ナタリーの視点で描いていて、謎解きの面白さがあった作品でした。
ケントの死体が見つかることが自分の検事としての将来に関わると考えたジョージが、
次第に狂気を帯びた行動をとるようになり、ついには最愛の妻まで殺そうとするところが、
人間の愚かさや醜さを見せつけられたような気がしました。
でも、個人的に人の死をブラックコメディで見せる映画は好きではないので・・・・。

レベル3.5

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ジングル・オール・ザ・ウェイ
1996年・アメリカ

ハワード(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、家庭よりも仕事を第一優先にしている男。
8歳の息子ジェイミーの空手の段の授与式に行く約束も、仕事が長引いて果たせなかった。
落胆するジェイミーの機嫌をとるため、ハワードはクリスマスプレゼントに
子供たちに大人気のターボマン人形を贈ることを約束する。
翌日のクリスマス・イヴ、ハワードは早朝からターボマン人形を買いに出掛けるが、
大人気のその人形は、どこの店も品切れの状態だった。
あの手この手でターボマン人形を手に入れるため奔走するハワードだったが、
どうしても手に入れることが出来ず、失意のままジェイミーと約束したイヴのパレードへと向かう。
しかし、そこでハワードはターボマンに扮する人間と間違えられ、
ターボマンの着ぐるみを着せられて、ターボマンとしてパレードに参加することになる。

仕事のために子供との約束が果たせず、評価が下がりっぱなしの父親が
ここらで株を上げておこうと奮闘する姿がおもしろおかしく描かれています。
品切れ状態のターボマン人形を手に入れるために皆が必死になるという現象は、
少し前の“たまごっちブーム”を見ていれば、分からないでもありません。
しかし、このハワードという父親は、それだけにとどまりません。
クリスマス・イヴのパレードで赤いマント付きの衣装を着せられて、
ターボマンになりきってパレードに参加します。
ターボマンに扮したシュワちゃん、どう見ても間抜けです。
マジなアクションをやっている人だからこそ、それが余計に可笑しいのかもしれません。
その上、ボタンを押したらジェット噴射で本当に空を飛んじゃったりするのですから、
コメディの度を越えて、見事にアホアホ映画の仲間入りです。
マジで見ていると、こっちが恥ずかしくなってしまうような姿でした。
エンドロールのあとにおまけ映像がありますが、
余韻の残らない映画のあとに7分半もの長いエンドロールを見せて、
そのあとにおまけ映像をくっつけることに果たして意味があるのでしょうか。

レベル3

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ジャイアント・ピーチ
1996年・アメリカ

イギリスに住む9歳の少年ジェームスは、優しかった両親が狂暴なサイに食べられて死んでしまってから、
性悪なふたりの叔母に引き取られて、過酷な労働を強いられていた。
ある日、ジェームスは見知らぬ老人から魔法の力を持つという緑色に輝く不思議なものをもらうが、
それをうっかり実のならない桃の幹にこぼしてしまう。
すると、たちまち木に桃の実がなり、それがどんどん大きくなって直径6mもの巨大な桃に成長する。
その桃を見世物にして一儲けしようと考えた欲の深い叔母たちに、
ジェームスは桃に近づくことすら禁じられていたが、
好奇心で桃に近づいたジェームスが空腹のためにそれを一口かじると、
魔法がかかり、彼は桃の中に引き込まれてしまった。
桃の中にはムカデやテントウムシなどの、6匹の人間大の虫たちがいて、
彼らと意気投合したジェームスはその桃に乗り、両親といつか行こうと話していた夢の街ニューヨークを目指す。

巨大な桃に乗った少年の冒険を描いた、
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ提供のストップモーションアニメーション。
製作にはティム・バートンが参加しています。
冒頭とラストに本物の子供を登場させる実写を用いているのも効果的で、
製作に2年をかけたという本編のストップモーションアニメの部分は、観ていて感心するほど丁寧な作りです。
悪役の描き方などはお決まりのパターンですが、ディズニー映画らしくファンタスティックで夢があり、
子供向けといえばそれまでなのですが、大人が観てもなかなか面白く、
忘れていた大切なものを思い出させてくれるような作品です。
不覚にもホロリときてしまうシーンがありましたが、こういう物語で泣ける自分に少し安心しました。

レベル4

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