多良間島・水納島旅行記1(1999.4.28 - 5.2)



多良間&水納の地図 今年のゴールデンウィークは、沖縄の島々をめぐってすごすことになりました。
そもそものことの起こりは、島に旅することの好きな人間の集まり、島旅メーリングリスト のメンバーで、どこかの島でオフ会を開こう、という話からでした。
去年は伊豆諸島の利島(としま)で開いたのですが、今年は沖縄の島で開こうということになりました。せっかくなら人数がたくさん集まったほうが楽しい島にしようよ、ということで、宮古島と石垣島の中間にある多良間島の、そのまた北にある小さな島、水納島(みんなじま)に白羽の矢が立ったのです。




多良間島と水納島。宮古空港ターミナル前の地図より。




水納島は沖縄県宮古郡多良間村に属する周囲6.5キロの小さな島。かつては200人ほどの人が住んでいたそうですが、現在では宮国(みやぐに)さん一家のみが住んでいます。1999年5月1日時点で、島の住人は6人でした。

島への訪問及び宿泊は、宮国さんにお願いすれば可能です。定期便はもちろんないので、島から宮国さんの船で、多良間島の前泊港まで迎えに来てもらうことになります。船賃は日帰りなら2万5千円、宿泊の場合3万円になります。従って、どうせ行くなら大人数で行ったほうがいい、ということになります。ひとりで行けば3万円、10人で行けば3千円、ということですものね。

とは言っても、首都圏に住む人間にとっては、多良間島まで行くのもひと仕事。わたしの場合羽田から宮古まで直行便に乗り、そこでDHC-6という19人乗りのプロペラ機に乗り換えて多良間島に飛びました。多良間島への便は、この宮古〜多良間便が1日3便、石垣〜多良間便が1日1便、その他には宮古と多良間を結ぶフェリーが月8便。

まあ、乗り換え一回ですから、行ってみればそれほど交通の便の悪い場所でもないんですが、やはり沖縄本島や宮古・石垣といったメジャーな島に比べれば知名度は高くありませんから、一緒に行こうという人を見つけるのは、普通はかなり大変です。

しかしそこは、「行くのが困難な島ほど燃える」という人もいるような島旅マニアの集団ですから、ひと声かければ10人くらいは集まるな、と思ったら、案の定十数人が参加表明。

なるべくたくさんの人が休みを取れる時期、ということで、日程は4/29〜5/1の2泊3日、集合・解散場所は多良間島と決まりました。 出発までに仕事の都合でどうしても休みが取れず涙のリタイアとなった人もおり、結局、「水納島オフ」参加者は11人となりました。

11人の顔ぶれは、こんな構成になりました。

首都圏よりの参加者
 きつねさんD介さん 、イケダさん、イトーさん、わたし

中京圏よりの参加者
 カヨコさん

関西・近畿圏からの参加者
 うちはたさん 、とよださん、KONISHIさん

沖縄からの参加者(注:ふたりともウチナンチュではありません)
 せんべえさん 、コサカさん



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