ファイナル・プロジェクト [DVD] ファイナル・プロジェクト (製作年度: 1996年)
レビュー日:2010.1.13
更新日:
評価:★★★
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解説(Yahoo映画より):
「ポリス・ストーリー/香港国際警察」に始まるジャッキーの“超級警察”シリーズ第4弾。今回は香港を飛び出しロシアからオーストラリアへと世界を舞台に展開される。CIAからの依頼で密輸グループの女性をウクライナまで尾行するジャッキー。簡単な任務のはずだったが、そこで武器密輸業者の存在を知った事からまたまたジャッキーは巨大な事件に巻き込まれてしまう……。


人類(とわたし)の未来はジャッキーの双肩に……(笑)

見始めたとたんに、「あっしまった。これポリス・ストーリーシリーズじゃん(汗)」と思いましたよ。
一作目で懲りてるもんですから……

でもまぁ、あれに比べればマイルドタッチで、少なくともジャッキーは拳銃ガンガン撃ったりしないし、例によって殺人犯に仕立て上げられちゃったりするけどすぐに疑いは晴れるし(笑)、一作目よりは楽しく見られました。

でも相変わらず危険なアクション満載です。アタッシュケース片手に薄着のまま雪山をスノボで滑降したり(途中で何度も転倒してるし)、ヘリに飛びついたり氷の張った湖に落っこちたり、ホテルの高層階の外側を逃げ回ったり……
いやもうこれ見て心底「ジャッキー今まで生きててくれてありがとう」と思いました(笑)。

この時代に事故で死んじゃったりしてたら(実際別の映画撮影中に死にかけたんだし)、わたしは絶対ジャッキーに出会えてないわけで、そしたらこれからの人生どう送ってたんだろうと考えると……(涙)
だからこれからもホント身体大事にしてよね。つまんないことで死なないでよ。そんなことになったらわたしが死ぬまで恨んでやるから(爆)。

お話自体は旧ソ連時代の遺物である核弾頭の奪い合い、というスケールのでかさ。ジャッキーなんて「地球の運命は君の双肩にかかっている」なんて言われちゃって、そのわりにはクライマックスの水族館の水槽での戦いに微妙なセコさ感が漂ってるのが……(笑)
(チャイナタウンでの脚立使った格闘シーンのほうがよっぽどスピード感あって面白かった)

でも人食いザメまでまじえての水中格闘シーンは時々「マトリックス」ばりの動きがあったりして、面白いっちゃ面白かったです。

それから、前半の舞台はロシアで後半はオーストラリアなんだけど、オーストラリアのチャイナタウンでの葬儀風景が興味深いものでした。


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