阿羅漢　(製作年度： 1986年)
レビュー日：2010.5.17
更新日：
評価：★★★
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解説（KING RECORDS MOVIE COMより）：
ジェット・リー（当時はリー・リンチェイ）主演で人気を博した『少林寺』の大ヒットで、日本で少林寺ブームが到来。その第３弾として公開されたのが『阿羅漢』である。『少林寺』『少林寺２』の出演俳優たちが再度顔を合わせ、中国全国武術協会の全面協力により、本物の武術家が出演した本作は、『少林寺三十六房』等、香港映画界におけるクンフー映画の巨匠 ラウ・カーリョンが手がけ、 東はモンゴル、北京から、西は敦煌、天山山脈、万里の長城や大シルクロードと、中国全土でロケーションしたスケール感溢れる娯楽作品に仕上がっている。

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中国武術プロモーション映画

これも「少林寺」と同じく中国武術プロモーション映画ですね〜。
「少林寺」が隋末期でこっちが清朝、キャストがほとんど同じということもあってか、間には1200年の時の流れがあるはずなのに雰囲気ぜんぜん変わらないのがスゴい。さすが4000年の歴史の国（笑）。

「少林寺」は嵩山少林寺が舞台だったのに対し、こちらは南少林寺というのが出てきて、南北対決のシーンもあります。わたしが見ても違いがよくわからないんだけど（笑）、そっち方面に詳しい人にとっては面白いのかも。

お話の内容は、清の時代、悪徳総督に親を殺され、幼い頃少林寺に預けられて成長した若者が、親の敵を討とうとして紫禁城にもぐりこんだところ、同じく敵討ち目的で潜入した美少女と、彼女のおじである南少林寺の僧に頼まれて彼女の護衛についていた若者と出会い……というものですが、正直言ってもう「水戸黄門」なみに話の展開が読めちゃう定番ストーリー（笑）。

ジェット･リーふんする智北はまだまだ可愛い青年僧、という感じですが（女装も似合うしｗ）、そのお師匠様役の人がなかなか渋いおじさまで、かっこよくて素敵です。

それから、解説の引用先がいつものYahoo映画ではなくキングレコードのWEBサイトになっているのは、Yahoo映画の解説があまりにも見当はずれだからです。間違えて別の映画の解説貼り付けてんじゃないだろうか。