蛇鶴八拳　(製作年度： 1977年)
レビュー日：2011.7.21
更新日：
評価：★★
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解説（Yahoo映画より）：
ジャッキーの当たり年、77年に作られたカンフーものの一本。少林寺の八つの流派が集まって無敵の“蛇鶴八拳”を創造するが、師範たちは毒殺され秘伝書は持ち去られ……。

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三つ編みジャッキーとの再会

ジャッキーがジャッキーじゃない（涙）。
確かにアクションはジャッキーならではの動きだし、カンフーもすんごい強い……だけど。
ジャッキーにしては決まりすぎて抜けたところがないのがなんか違う（笑）。
据え膳どうぞとばかりに誘惑してくる女の子に「いや、俺は女はキライでね」とニヒルに言って背を向けるジャッキーって……それキャラが違うだろ〜！　（爆）

決定的なのは「声が違う」ということですね。当時は吹き替えが当たり前だったらしいから仕方ないけど、全然声質の違う北京語バージョンしかないって……石丸さんの日本語吹き替えのほうがナンボかましだと思う。
おまけにメークのせいか顔立ちもいつものジャッキーじゃない。これじゃジャニーズ系若手タレントみたいじゃないか。

「シャンハイ・ヌーン」以来ひさびさの三つ編みジャッキーとの再会（いやあっちのほうが後なんですが）。懐かしいけどこっちの髪型は、なんかおかっぱ頭にとってつけたようにくっついててヘン。なんか昔のTVドラマ「西遊記」で岸辺シローがやってた沙悟浄を思い出しちゃって……（笑）
それでもいざ戦い、という時にブンっと前に回して帯にはさんだり首に巻きつけたりする小技が楽しかった。