アイアンマン(1枚組) [DVD] アイアンマン (製作年度: 2008年)
レビュー日:2014.6.6
更新日:
評価:★★★
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解説(Yahoo映画より):
自ら開発したハイテクの鎧を身にまとい、“アイアンマン”として悪と闘う男の活躍を描くアクション超大作。同名の人気アメコミを原作に『ザスーラ』のジョン・ファヴロー監督が世界平和のため正義を貫くヒーロー映画を撮り上げた。豊富な資金と科学技術でアイアンマンに変身する軍事会社社長トニー・スタークを、『ゾディアック』のロバート・ダウニー・Jrが好演。繊細(せんさい)な精神も持ち合わせる人間味あふれるヒーロー像も見もの。

チョイ悪オヤジヒーロー

アメリカの兵器産業のトップ、スターク社の社長トニー・スタークは、新兵器のプレゼンのため訪れたアフガニスタンでテロ組織の襲撃を受け、大怪我をしたうえ捕虜となってしまう。そこで兵器開発を強要されたトニーは、同じく捕虜となっていた医師の協力を得て、心臓近くに埋まって取り出せない兵器の破片を安定化するための「アーク・リアクター」と、それをエネルギー源とする「パワードスーツ」をこっそり製作し、テロ組織のアジトを脱出。アメリカに帰り、武器商人を廃業してスーツの改良と新エネルギー開発に取り組み始めるが……

アベンジャーズ」見て面白そうだなと思って借りたんですが、確かに面白かった。
ありあわせの材料で作った初号機から、改良を重ねてグレードアップしていく場面とか、試行錯誤の途中での失敗とかもよく描けてたし、かっこいい場面もあればちょっとカッコ悪い場面もあったりして、そのバランスが秀逸。アイアンマンの顔も角度によって結構情けない表情になるのがおかしい。

アイアンマンの飛行シーンが、ちょっと「鉄腕アトム」を思い出させて懐かしい感じもする。着地したり何かにぶつかったりするときの「ガン」という金属音もなんかユーモラス。

トニー役のロバート・ダウニーJr.はハマリ役。性格は悪いけどただのイヤミな金持ちおじさんにならないところがさすが。セレブ姿よりランニング一丁でパワードスーツの開発しているオタク系職人姿のほうが似合ってます。電子執事のジャービスとの掛け合いや、不器用なロボットアーム君相手に毒づくところなんかも面白い。


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