北越急行ほくほく線 快速(上級)

攻略法


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北越急行ほくほく線 路線図

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路線概要

 ゲームではトンネル部分はかなり短縮されているが、ほくほく線は7割方トンネルの山岳鉄道である(立体地図はこちら(226KB))。
  直江津駅停車中のHK100形

 HK100形は特急列車のスジを乱さないように、加減速性能にすぐれた電車である。京浜急行を彷彿とさせるような飛ばしっぷりである。全線にわたり新幹線並みの60kgレールを使用しており、なかなかの乗り心地である。
  運転室

 運知灯は付いているが、実際はワンマン運転である。運転はもちろん運賃収受からホームの安全確認も一人でこなす。
 
 実際のHK100形の認可速度は110であるが、ゲームではもう少し出した方がよいと思われる区間もある(ただし、運転評価「安全性への配慮」が減点されることがある)。ゲームでは、曲率による速度制限はなくすべて転線時の速度制限である(犀潟、十日町、六日町停車時と虫川大杉通過時)。駅のほかに3つの信号場があり、通常は通過待ちをするわけでもないのに、すべて待避線側に転線する。信号場内は制限60がかかる(実際は転線時制限45)。いずれもトンネル内なので、減速のタイミングに注意する(実際には、列車交換を行わない限り無減速で本線を通過する)。トンネル内と言ってもただの暗闇ではなく、信号なりカーブなり覆道なり必ず目印があるから、減速のタイミングとして覚えるようにする(いつまでも残余距離に頼っていてはつまらない)。
 ここだけの話。制限信号が出たものの、減速が間に合わずATSが動作した場合、すかさずスタートボタンを押せば「ATS確認」となり、非常ブレーキは免れる。実際の運転士も多用していた(オイオイ^^;)。ただし、制動をかけておくのを忘れずに。
 
 

直江津(新潟県上越市)黒井(新潟県上越市頸城区)(通過)

直江津駅出発
 完全に本線に出るまで、制限35がかかる(実際もそのとおり)。35まで加速したらノッチオフ。関川の表示が出た時点でかなり速度が落ちていると思われるので、加速開始してよい(加速中に制限解除となる)。加速の目安は90。
  線形改良工事

 線路工事(黒井まで残り約800m地点)箇所で、警笛ボーナスがある。小さな橋りょうの上で吹鳴すればよい(1998年3月現在、実際に工事が行われており、本当は徐行45がかかる)。
 
  保倉川通過時に警笛を鳴らすのを忘れずに。
  黒井駅手前の踏切で残り9秒〜10秒であれば、定通の可能性大。
 

黒井(通過)→犀潟(新潟県中頸城郡大潟町上越市大潟区)

犀潟駅停止目標
《停止目標》犀潟駅
 犀潟の場合、停止目標そのものよりも支柱と画面との関係で0cm停車を狙うとよいだろう。
 
犀潟通過中のはくたか2号681系
 HK100形は、だ行中の速度低下が比較的大きく、黒井を通過する時点でかなり速度が落ちていると思われる(実際の運転では、常にノッチを入れているようである)。95程度まで加速する。
 

犀潟→くびき(新潟県中頸城郡頸城村上越市頸城区)

くびき駅停止目標
《停止目標》くびき駅
 どうもこの駅は、低速時の速度感覚が狂いやすいようなので注意する。
 
くびき駅へ向かう
 犀潟を出発してまもなく、JRのATS−Sからほくほく線のATS−Pに切り替わるときにチャイムが鳴る(芸が細かいぞ)。大きく右カーブしてくびき駅に向かう(本当は、このカーブはHK100形で制限80)。
 
  直線区間に入り北陸自動車道、潟川を越えていく。加速の目安は110。緩やかな左カーブの後、第1閉塞信号を通過するあたりから減速を開始すればよいだろう。くびき駅のホームエッジから停止位置までは短いので過走に注意する(進入時20km/h程度まで減速されていること)。
 

くびき→大池いこいの森(新潟県中頸城郡頸城村上越市頸城区)(通過)

  ここから先、魚沼丘陵までは山岳地帯を走ることになる。ほくほく線には14箇所のトンネルがある(覆道でつながって1つのトンネルに見えるものもある)。各トンネル入口では警笛を鳴らすように。くびきを出発してまもなく突如としてトンネルが現れるが、この入口で警笛を鳴らすとボーナスが入る(トンネル手前の防護柵(右側)が距離表示に触れるあたりで吹鳴すると高得点。といっても2秒だけど)。
  トンネル内ではいったん加速をやめ、明かり区間に出てから再加速するくらいで大池いこいの森駅を定通できるようである(加速し続けると、早着してしまう)。
  70で加速をやめ、大池いこいの森通過時刻15秒前くらいから再加速するくらいでよいだろう。その場合も、安全面からホーム内はだ行したい。
 

大池いこいの森(通過)→うらがわら(新潟県東頸城郡浦川原村上越市浦川原区)

うらがわら駅停止目標
《停止目標》うらがわら駅
 
 
  大池いこいの森駅通過後、115〜120まで加速する。2つのトンネルが覆道でつながっている。2つ目のトンネルに入ったあたりで残り約1000m、トンネル出口で残り約400mである。出口の時点で90、高架に上がる時点で70くらいであれば、きれいに停車できるであろう(明かりが見えるのは、出口のおよそ150m手前である。制動開始の参考にされたい)。十分加速しないと遅延しやすいので注意する(「安全性への配慮」を下げたくなければ、ノッチ5〜4を繰り返し(ピッチ走行)、減速直前まで112程度に保つようにすればよいだろう)。
 うらがわらは初級の終着駅ではあるが、上級においてここで爆死する例が意外に多いようなのであなどれない。
 

うらがわら→虫川大杉(新潟県東頸城郡浦川原村上越市浦川原区)(通過)

  うらがわらを定時に出発しているのであれば80まで、遅延しているのであれば85程度まで加速。トンネルを出るあたりで虫川大杉通過の喚呼があると同時に減速を開始する。転線のため制限60がかかる。90を超えていると減速がキツくなるので注意。
 

虫川大杉(通過)→ほくほく大島(新潟県東頸城郡大島村上越市大島区)

ほくほく大島駅停止目標
《停止目標》ほくほく大島駅
 
 
  制限解除後、110まで加速。トンネルの入口で警笛を鳴らしても鳴らさなくても何も起きないが、鳴らしておこう。2つのトンネルが覆道でつながっているが、2つ目のトンネルに入ったあたりで残り約580mである。結構自然減速があるので、アナウンスが入るあたりで減速を開始すればよいだろう。トンネル出口直後にほくほく大島駅がある。出口の時点で残り90mしかないので、50くらいには落としていたい。
 比較的余裕を持って停車できるため、0cm停車を狙いやすいと思われる。
 

ほくほく大島→儀明(信)→まつだい(新潟県東頸城郡松代町十日町市)

まつだい駅停止目標
《停止目標》まつだい駅
 
 
ほくほく大島駅
 トンネル入口直前に駅がある。出発時(できればノッチを入れる前に)に警笛を鳴らすこと。この鍋立山(なべたてやまなべたちやま)トンネル(実際の長さは9,117m)は、ほくほく線最大の難工事だったという。
 鍋立山トンネルの読み仮名訂正の経緯は「デジカメ日記」1998年11月23日を参照されたい(2010年12月31日訂正)。
 
  加速は80まででよいだろう。トンネル内に儀明(ぎみょう)信号場があり、転線のため制限60がかかる。制限標識が見えたら(残り約1550m地点)すぐに減速すればよい(制限予告区間は約150m)。信号場を通過したあたりで残り1200m程度である。110程度まで加速。トンネル内で左カーブがある地点で残り約600m、トンネル出口で残り約250mである。80程度には減速していること。HK100形は、降雨時の制動距離がかなり延びるようなので、気をつけたい。降雨時は右側にワイパーが生えてくるため、トンネル内でも判断できる。なお降雨時は、なぜかトンネル内でも減速性能が悪くなる。
  早着していると、出発信号が警戒現示(制限25)になることがあるが、比較的早い時期に進行現示に変わる。ただし、ひどく早着していると注意信号を経てから進行現示に変わる。場合によっては、儀明信号場で停止現示になり、条件によっては列車交換させられるらしい(前作の踏切ペナルティの代わりのイベントか?)。
 とは書いてみたものの儀明信号場でのイベントは未確認である。
 

まつだい→薬師峠(信)→十日町(新潟県十日町市)

十日町駅停止目標
《停止目標》十日町駅
 
 
  第2田沢トンネル(実際の長さは1,920m)に始まる長短5つ(つながって1つに見えるものがあるため、本当は6つ)のトンネルが連続する区間である。駅間が3900m(実際は13.3km)もあるため、あまり飛ばしすぎると簡単に早着してしまうので注意する。110程度で流してよい。
 4つ目のトンネル(このトンネル入口には警笛ボーナスがある)に入ってまもなく薬師峠信号場があり、制限60がかかる(約2300m地点で制限標識が見える)。信号場を通過したあたりで残り約1800(3つ目のトンネル入口上部に▲印が付いているので、減速開始の目印となるであろう。このトンネルは比較的短いので注意する)。このトンネルを抜けると信濃川橋りょう(407m)があるので、警笛を忘れずに。
  十日町へ

 5つ目のトンネル(十日町トンネル)内で十分減速し、十日町での転線時の制限45に備える。
 十日町に無事到着すればボーナスゲームが待っている(ただし、ノーコンティニュー時のみ)。
 
  早着していると、出発信号が警戒現示(制限25)になることがあるが、比較的早い時期に進行現示に変わる。ひどく早着していると、薬師峠信号場で停止現示になり、条件によっては列車交換させられる。681系特急電車の通過待ちである(なお、停車中は時計が止まっている)。条件とはおそらく待避線内での停車位置であろう。あまり手前に停車すると、対向列車は拝めずにまもなく進行現示になるようである(進みすぎてもダメらしい)。安全側線がないからといって、停止信号を無視して突っ込んでも、正面衝突には至らないであろう。あの強烈なATSにより無理矢理停車させられ、即死(私が60km/hで突っ込んだときは、減点64秒!)するであろう。
 停止信号を食らっても十日町までまだ距離があるため、結構ダイヤ回復運転が可能であるが、回復しすぎると大変なことになる…
 

十日町→しんざ(新潟県十日町市)(通過)

はくたか4号
 出発時転線のため制限45であるが、40で加速をやめ、制限解除後一呼吸おいてから一気に115まで加速。しんざ、美佐島とも定通を狙う方法の一つである。ちなみに地名のしんざは「新座」である。
 
  しんざ駅を定通するためにいったん速度を落とすと、絶対に美佐島で間に合わなくなるため、十日町出発時に速度を控える等の調整を行う(パターンは十人十色である)。
  ひどく早着していると、出発信号が警戒現示(制限25)になることがある。進行現示になるどころか、中継信号も制限現示になり(ここで加速することはできない)、しまいにはしんざ駅の出発信号が停止現示になり、運転停車(?)させられることがある。こうなったら、もう絶望的である(持ち時間が70秒あっても死ぬことも…)。基本的に十日町には早着しやすいので十分注意する。特に薬師峠信号場で列車交換イベントが発生した後は、早着・早通秒数は累計されるため、十日町に1秒でも早着してはならない。
 余談だが、京浜東北線中級でも東京駅でひどく早着していると、神田で運転停止(?)させられることがある。
 

しんざ(通過)美佐島(新潟県十日町市)(通過)

しんざ駅・赤倉トンネル入口
 この赤倉トンネル(ほくほく線最長。実際の長さは10,472m)内に美佐島駅がある。トンネルからはものすごい風が吹き出しており、しんざ駅はホームで電車を待つのがちょっと大変そうである。
 
  しんざ駅通過時にトンネル入口の警笛ボーナスもあるので忘れないようにする。ぜひとも定通ボーナスとダブルでGetしたい。
 

美佐島(通過)赤倉(信)魚沼丘陵(新潟県南魚沼郡六日町南魚沼市)(通過)

美佐島駅
 なんでこんなとこに駅があるんだろうか?というところに駅がある。詳しくは「デジカメ日記」1998年3月29日を参照されたい。
 
  第4閉塞信号が視認できたあたりで減速を開始すれば、赤倉信号場での転線時の制限60に間に合うであろう。魚沼丘陵まで残り約1650m地点で制限標識が見える、信号場を通過したあたりで残り約1150mである。105〜110まで加速すればよいと思われるが、魚沼丘陵はなかなか定通が難しい。
  コンティニュー時のみ、赤倉信号場でHK100形単行との列車交換イベントが発生することがあるが、出現条件は非常に厳しい。
 

魚沼丘陵(通過)→六日町(新潟県南魚沼郡六日町南魚沼市)

六日町駅停止目標
《停止目標》六日町駅
 これは、−7cm停車時のものである。あくまで参考ということで…(笑)
 
  加速の必要はない。直線区間に入ってしばらくして、左側に四角い建物(R235沿いにあるこの建物は、実はあの蔦屋書店である)が見えたら徐々に減速すればよいだろう。六日町駅場内は制限60、35とかかる。停止位置手前に止まってしまわないように注意する。
  ここまできてもなお意地悪なイベントが用意されている。十日町で累計5秒程度早着している場合で、しんざ、美佐島とも早通し、赤倉信号場付近で減速現示になってもなお魚沼丘陵を早通した場合(累計で15秒以上か?)、減速現示→注意現示→中継停止(喚呼は「中継制限」だったが^^;)を経て、六日町の場内信号が停止現示になることがある(朝ラッシュ時の、「停止信号です、しばらくお待ちください。」状態になるわけである)。持ち時間が十分あれば、六日町へは到着できると思われるが…
 なお、制限信号を経ずして魚沼丘陵の出発信号がいきなり停止現示になることもある。
 
 

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(最終更新日:2011/01/02)