チョコ日記 第11回

クーベルチュール食べ比べ〜:その2


貧乏だぁぁぁぁ〜、日記のネタがない〜と騒いでいたら、ここのホームページマスターさまが色々とクーベルチュールを送ってくれました(マスターさま、さんきゅうです (^^)。で、早速、試食をしてみましたです。今回は諸般の事情により、そのまま食べた時の感想のみです。(_O_)

  1. ベルコラード・ミルクチョコレート(200g 580円:吉祥寺のキッチンマスターにて購入)
    口溶け
    なめらか.口の中に絡み付くようなねっとりとした感じです。
    香り
    マイルドなナッツ風味.香りが立つタイプではないがほんのりいい香りがあります。
    濃厚なミルク味.とってもコクがあって美味しい.ナッツが入っていないのに、ナッツ味がします。コクがある割に甘みはそれほどありません.全体に濃厚な味なのに後味が非常にさっぱりしています。
    感想
    ベルコラードはベルギーのメーカーだそうです。ミルクのコクが印象に残る美味しいチョコレートでした。買ったのはタブレットタイプだったので、ホントにパクパク食べれてしまうので困ります。ベルギーってホントに「ぱくぱくタイプ」のチョコレートの本場ですねぇ(笑)。

  2. ヴァローナ・グアナラ(89g 値段不明:吉祥寺のキッチンマスターにて購入)
    口溶け
    さらっとした口当たりです。
    香り
    最初はスモーキーなチョコレート風味があるかないかの程度にしか香らないのですが、チョコレートが溶けるにしたがって柑橘系の風味が広がり,チョコが溶けてなくなった後に濃厚なチョコレート風味で口の中がいっぱいになります。ホントに鼻の奥を通り抜けるくらいに広がるんですよぉ。
    非常に特徴的な柑橘系の酸味があります。チョコレートがちょうど溶けてくる中盤ではチョコレートというより、果物を食べているような気がするくらい。70%カカオの製品だけれど,苦みはあまり感じません。甘さもあまり感じないです。
    感想
    ヴァローナの超有名ク−ベルチュールです。ミルク無しの70%カカオなので「ビター」なチョコレートかと思いますが、食べてみると苦みよりも「酸味」の強さがとっても印象的です。チョコレートなのに果物の味がするんですから! それに食べた後の香りの高さが。。。溶けた後も何分間も、チョコレートの実在(爆)を感できます。あんまりにも魅力的なチョコレートなので、さてこれをボンボン(・オー・ショコラ)にしようと思うとかえって難しいんじゃないかと思ってしまいます。他のフレーバーは付けたくないですね〜。生クリームも許してくれるかどうか………。とっても気難しい超美人っていう第一印象です。

  3. ヴァローナ・カラク(91g 値段不明:吉祥寺キッチンマスターにて購入)
    口溶け
    さらっとした口当たりです。
    香り
    最初の香りはグアナラより明るい、はっきりとしたチョコレート香がします。その香りはチョコが溶けてなくなっても残りますが、グアナラほど強い香りではなくよりマイルドなチョコレートらしい香りです。グアナラは刻一刻と香りの特徴が変わっていくけれど、カラクはず〜っと一定の香りが持続するという印象です。
    チョコレートのコクとあっさりした酸味がバランスよくマッチしています。グアナラより酸味の持続が少なく、コクの方が印象に残ります。甘み、苦みとも少なく、よりあっさり味です。
    感想
    カカオ分57%のスイートチョコレート。香り、コク、酸味、甘み、苦みが非常によくバランスが取れているという印象です。香りも味も、いわゆるチョコレートらしい感じがして、親しみが持てますね。色んなフレーバーにも合いそうですが、シンプルなガナッシュやトリュフにしてみたいなぁ〜と思いました。(ちなみにルショワ・ド・パリ和光のトリュフ・ナチュールはこのカラクを使用しているそうです)


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