1月11日(日)

 寒いせいで、脳味噌の動きが鈍いこと鈍いこと。(そんな馬鹿な(苦笑))

 長らくお待たせしましたが、続きです。2部の2曲目、あ、やっぱり、とは 何がやっぱりだったのか? というところからです。 (まず前回を振り返る

 その新曲は、簡単に言ってしまえばちょっと陰のあるスパニッシュな感じの曲 だったのです。ところがピアノのソロが、1部と同様のゴーイング・マイ・ウェイ というか、スパニッシュ・モードさえ無視してやっぱり同じ様な調子の、 私、コード進行がよく分かんないんだけど、ありゃあ少なくともスペインじゃない。 アメリカ大陸のジャズ。(ひとつの曲調が頭の中にこびりついて、弾いても弾いても 同じ調子になっちゃう、ということはあるみたいですね。 弾く曲弾く曲全部スパニッシュになっちゃうので、仕方なく 「ピカソの逆襲」という曲を書いた ピアニストもいるし(爆笑)。)
 からくも金澤さんのベースで、もとの曲調は維持されていたものの、 何かちょっと聞いてて気持ちが悪かったのも事実。
 次のベース・ソロは、ひとまず音程というものを脇に置いたパーカッシブな演奏で 雰囲気を一新。さすが。ただうーん、相方のドラムが、もうちょっと。 はてどう出たものかなあ、と思案してるような....何かぴりっとしない。

 ダダダ・ダン! 突然、割って入ったのは何とヒノテルが、手のひらでステージの 木の床を叩きだしたのです。まるで、そうじゃないだろ、こうだよこう! と 言わんばかりの激しい音。すかさず、向井さんも乗ります。楽器ケースから 卵形のシェーカーを取り出して....、と、珠也さんも俄然、元気になってきて。
 それから暫くの間続いた打楽器・手拍子(床打ちから切り替えた)・ベースの応酬は、 そりゃあ楽しいものでした。

 その後の演奏が、更にいきいきと面白いものになったのはもちろんのこと、 あの瞬間、私はヒノテルの学校の実際、をかいま見たような、 「あ、こんな風に若手を鍛えて行くんかなあ」と、とても厳しくも暖かいものを 見た気がして、感心することしきりでした。

 こういう、めっけものをした面白い一夜だったのです。


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