8月23日(土)昼の部

BIG 3 SUPER LIVE at アミューズメント佐渡(佐和田町)

 宿根木を後にし、バスにて一路佐和田を目指します。小木経由で約1時間半。
 早めにつき、昼食をとって開場15分前にアミューズメント佐渡に到着。 小高い丘の上に立つ、かまぼこ屋根の小ぎれいな施設です。 小木の町中にポスターが貼られECのパンフにも紹介されていましたので、 既にアースセレブレーションな格好をした人々が30人ほど、列を作って 開場を待っていました。(皆、みょーにエスニックなのね。すぐ分かる。) 地元の人は殆どいなかったのじゃないかしら、あのコンサート。

 ビッグ3ってのはこの人たちのことです。

 山下洋輔(p)、渡辺香津美(g)、レナード衛藤(太鼓)

 サヒール(by 渡辺)でスタート。レオが結構厳しい顔してまして、 なかなか気合い入ってます。CDおやつ〜遠足 ではシタールやタブラと いっしょにやってる曲ですね。レオの、和のリズムを飛び越えちゃった 和太鼓とも相性が良いです。

 短いMCが入って、構成レナード衛藤によるデュオ・ブラボー! (無理な命名が笑いを誘う)。要するに決めのリズムだけ設定しておいて、 太鼓+p→太鼓+gとフリーのデュオ演奏をつなげたもの。
 レオの静かな太鼓ソロで始まり、一区切りついたところでピアノ合流。 しばらく抑え気味にしてましたけど、はっと気がついた瞬間にはピアノも打楽器と 化していました。まあ何です。今時あれをやったからって、山下さんには 2度とピアノを貸さないなんつーホールは、無いでしょーけどねー。でも やっぱ、はらはらするんだろーな、ホール関係者の皆さん。気の毒に。
 生憎と、こちとらファンはそれを楽しみにしてるんで。ビータ(旅)先で ビータ先の山下さんの音楽を聞いている! という状況もあり、 あの開放感と躍動感がますます利いてきます。
 レオがお決まりのパターンを連打、テンポ速まり音量最大になった瞬間、 バサッと音がやんでまた静かな太鼓の音。今度はギターの登場です。
 ピアノとは対照的にギターはかなりメロディアス。で、対するレオはマレットを 使いティンパニの様な音色で太鼓を歌わせてました。うーんうまい。 ギターがエレキに持ち替え太鼓は大太鼓に。ギンギンに盛り上がってお終い。 最高!!!

 ピアノソロでEncounter '86(by 山下)、ギターソロでノルウェーの森、 p+gデュオでブルースを1曲(やってる当人たちも曲名が分からないんだから、私には 絶対わかんないです(^^;) )。こんなところで(失礼)、ちゃんとジャズが聞ける とは思わなかったー的喜びがこみ上げてきます。いや、どうしてもECの お客さんが流れてきてるからリズム楽器系の人が多そうで....。で、
「恐れ入ったか。あたしは端からこっちが目当てだったのさ、ザマー見ろ」
という変な優越感や対抗意識が。いかんいかん。

 もちろん、レオのソロもあってGolden Shoes(by Leo)。抱え太鼓で 得意技を次々に決め、やんやの喝采を浴び、元鼓童の立て役者の面目躍如。

 再び3人になって遠州燕返し(by 渡辺)、アラブでお買い物(by Leo)。 アンコールは当然、彩(いろどり)(by Leo)。アラブで−−はのどかな曲名 とは大違いの不穏な(?)曲で、買うのは戦車か爆弾か? という感じ。 このメンツでやったらただじゃ済みません。 は鼓童時代のレオの曲なんですね。 今でも、鼓童の重要なレパートリーになっていますが、「これは俺の曲なんじゃ!」 というレオの雄叫びが聞こえてきたいという(うそうそ)
 しかし、レオはえらいもんだ。日本の芸事では必須の型の美しさ、 つまり技術をきっちりものにしつつ、自在に日本籍と無国籍の間を行き来するリズム、 というこの人らしさが気持ち良く出てました。だいたいあの二人を相手にして あれだけ出来るんだもん、もう怖いものなしでしょう(^^;)

 16時20分。ちゃんと、ECのコンサートに間に合うぎりぎりの時間で 終わってくれて、バス・ステーションにダッシュ! あー、忙しいったら。

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