本日の課題。最終日は前売り券完売のため事前にチケットを入手出来なかった。
従って、当日券を購入しなければならない。これが最優先課題。
ご存じの通り、8/22・23のコンサートは、わしら開演直前に会場入りしている。
かぶりつきでは無かったけど、十分臨場感を楽しめる場所に座ることができた。
しかし、最終日はそうは行くまい....。なるべく早めに開場入りできるよう
対策をとること、これが第２。
来年以降のご参考までに、顛末をちょっと詳しく書いときますね。もっとも、
次も同じ方式がとられる保証はございませんが。
さて、当日券は毎日９時半、小木港のそばにある総合案内所で発売である。
昨日はパスしたけど、民宿のお父さんが毎朝８時半にマイクロバスを出してくれる。
これを利用しない手はない。
今回ミミズが泊まった民宿は、普段は釣り宿であり、ご飯を食べる広間には
見事な鯛の魚拓が貼られている。お父さんは本業は漁師さんで、口調は
荒いけどとても気の優しい小父さんで、赤銅色に日焼けして白い歯をのぞかせ
ながら笑う顔は、笑い皺がいっぱいできてちょっと可愛い。
その漁師の小父さんが運転してくれるマイクロバス、そんな馬鹿なと思うかも
しれないけど、どう考えても漁船と勘違いしている。
カーブや狭い路地を通り抜けるときの右や左への切り返しは、実にお見事。
それが直線コースで飛ばし始めると....段差や坂道もなんのその、しゃにむに
突き進み、外海の波頭を越えていく漁船そのままに縦揺れが激しい！
車の運転って、個性が如実に出ますよねえ....(^^;)
その漁船バスが小木に到着したのが８時45分でしょ、現場に急行、すると
２階建ての洒落た案内所の建物をぐるっと遠巻きにするように、既に１００人くらいの
列が出来ているわけだ。あらまー。
チケットは、前売り／当日合わせて２５００枚発券される。（もっと出してる気が
するけどね。）うち前売り券は１５００枚。これは、超荒天時に屋内（小木体育館）に
収容できるぎりぎりの人数。従って当日券は差し引き１０００枚。大丈夫、これは
手に入る。
手に入れた。９時50分。さあ、次が問題だ！
色別入場カードなる整理券が８００枚発行される。開場前の行列が年々
エスカレートしているため、去年から導入したのだそうだ。すなわち、８０枚ずつ
１０色に色分けしたカードを、先着順で手持ちの入場チケットの枚数を上限として
配布する。開場時間になったら、早い色のカードを持っているグループから
入場させるので、早めに並ばなくても開場の瞬間にいさえすれば優先的に会場入り出来る。
この色別カードの配布は同じく９時半からで場所は木崎神社。コンサート会場の
城山公園への登り口にある。チケットを売っている案内所から徒歩５分。
場所を離してある辺り、イベント運営のノウハウが蓄積されておりますなあ。
駄目もとで木崎神社に行きましたよ。長蛇の列なんてもんじゃない。しかし、
８００枚でしょ。もしかしたらもしかするかもしれない....。どーせ暇だし。
半分諦めつつ半分期待しつつ、黙々と並んで３０分。整理係のお兄さんの顔が
だんだん険しくなってくる。ひっきりなしに、配布現場の様子を見に行っては
戻ってきて目算を繰り返す。「もーぉ、この辺の方は手に入らないと思いますっ」
ミミズの後方でざわざわ声が広がる。ミミズの前方の列は残すところあと２０名あまり。
どうだっ！ あと１０名！ ま、まだ残っているな。 あと５名！ むむ、
だいぶカードの束が薄いぞ。あと、３名！ な、なに〜〜ぃ！！！
なんと、あと３名というところで、一人で１０枚も要求する人がいて、
結局ミミズたちは整理券に手が届かなかったのである(TT)。早い人は前の晩から
並んでたっていうからなあ。くくーぅ、やっぱり甘かったか。
「整理券をお持ちでない方も、４時半の時点で早いもの順で並んでいただきます
からご安心下さいっ！」はいはい、４時半ね。せいぜい並ぶとしましょう。
１０００番目に入るのと２５００番目に入るのとでは、相当差が出そうだもんねえ。
さて４時15分。再び木崎神社。ここが会場前行列の現場となる。並ぶ場所が
わかんないから、フライイングして早めに並んでいるやつはいない。よしよし。
４時30分きっかり、拡声器をもった場内整理係と、カードの色及び番号を大書した
看板をもった一群の人々が登場。実にフェアだね。
１〜10番の看板は整理券のある８００名の人たちのもの。で、それ以降の番号は
実に19番にまで及んだ。目算で、ひと番号辺り１５０人かもっと並んでなかったかなあ。
チケット発券数が２５００枚を越えているに違いない、という根拠はここにある。
ミミズとコミミズは、11番の看板の列に並ぶことが出来たv(^^)。
入場は５時半頃だった。よく並ぶ日である。
人に見せる日記 目次へ