おもて
ネコという動物は、自分が暮らすのに十分な環境さえあれば、 「広さ」にこだわらないのだそうです。昔は、ネコは勝手に出入りするもの、 閉じこめたらかわいそう、が常識でした。 今は里親募集のポスターでも「室内飼いの方に限ります」というコメントが普通です。 我が家はマンションの上層階ですから、もちろん室内飼いです。 ペット可なので誰はばかることもないのですが、周りのお宅にはご挨拶しました。 ネコアレルギーなんてものもありますし、 それにもしかしたら「脱走」ということだって。 そう思って、ちょっとしたものに写真も添え持って行きました。
人間としては不自由させてないつもり...なのですが、
そこはやはり、ひとが出入りするし音も聞こえてくるし。
ネコたちは外の世界があるのを知っています。
好奇心満々の若者が興味を持つのは当然。 おもてに出たときのネコは、家の中とは全然違います。 鼻のわきをぷくぅっと膨らませて、ひげをピンピンに張って、目をまんまるに開いて。 耳は前後左右の情報を集めようとまさにフル回転。 そして、そろりそろりと探索に出かけます。 全身に緊張感がみなぎり、野性味あふれる生き生きとした表情。 これが見たくて、つい人間の方も出してあげちゃう。 良かったのか悪かったのか、正直よく分かりません。
一度、細いゴム状のハーネスとリードを付けてみたのですが、
ふたりともとてもスレンダーかつ身体が柔らかいので、すぐに縄抜けしてしまいました。
あまり窮屈な思いはさせたくないのですが、
違うタイプのハーネスも試してみるつもりです。 (2005年7月9日) |
ここの隙間が〜!でもそもそも、これ何? 上も、下も、カメラも気になる |
←のび上がって。 乗り出して。↓ お願い、それ以上行かないで〜。 |