斜め包みは難しいです。無理に覚えることはないと思います。
じゃあ何でよく見かけるのかというと、慣れるとむちゃくちゃ早く包めるんです。
しかも古式ゆかしくきちんと包めて、ほどけにくい。
一応ご紹介しますので、時間があったらやってみてね。
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1 | 1. すぐ使えるところにセロテープを用意します。紙を自分の前に斜めに配置します。 この時、紙の長い方の辺が右側に来るようにします。 2.箱は表向きに、対角線に対して直角に置きます。箱に上下がある場合 (中身が人形とか、パッケージにロゴが入っているとか)は、 左側に箱の上部(形によっては左側に箱の左)が来るように置きます。 | 2 | |||
3 | 4 | 3.紙の大きさが適切かどうか確認します。2の位置でまず手前側の紙を持ち上げてみて 箱の左すみがかくれること。 4.今度は同じ位置で、紙を向こう側からかぶせてみて、赤まるの角が全部かくせること。 箱の位置を変えても3と4が出来ないようなら紙が小さすぎます。 | |||
5 | 6 | 5.手前の紙を隙間のないようにかぶせて右手できっちり押さえます。 ひだを取りながら、左から紙を持ち上げます。 6.この時、内側に出来たひだに、箱の角からピッと折り目を付けておきます。 | |||
7 | 拡大 | 7.さらに外側のひだを、箱の角にぴったり添わせるように調節しながらかぶせます。 (はみ出すよりは、心持ち内側にひだを取るようにした方がきれいです。) 右手は絶対ずらさないこと。 | |||
8.紙をひっぱるようにして、箱との隙間が無いようにかぶせます。しつこいですが、 右手はがっちりつかんで離さないこと。 9.箱の方にはみ出さない位置に、セロテープを貼って止めます。 | 8 | 9 | |||
10 | 11 | 12 | 13 | ||
10〜13. 今度は向こう側の紙をかぶせます。やはり、内側に出来たひだに角からまっすぐ折り目を付けます。 紙が箱にぴったり添っていること、に気を付けながらさらに紙を持ち上げます。 | |||||
14 | 15 | 16 | 17 | ||
14.右手は紙がずれないよう、きっちり押さえつつ、左手の親指を使ってひだを微調整します。 15〜16.箱の角にぴったり添う位置を見つけたら、そのまま垂直に左手を持ち上げて、 紙にまっすぐの折り目をつけます。 17.そのまま紙を手前に倒します。 | |||||
18 | 19 | 18.17の状態からひっくり返します。 19.箱の部分を手前に引いて、紙のたるみをなくします。 | |||
20 | 21 | 22 | 20〜22. 今度は右側の紙をかぶせます。同じように内側のひだを角からまっすぐに決めた後、 紙の角に添わせるようにしてかぶせます。なるべく内側にセロテープを貼って止めます。 | ||
23 | 24 | 25 | 23.最後に残った向こう側の紙をかぶせます。内側のひだの角をきちんと決めてから、 24.箱の角に紙を添わせます。 25.そのまま、紙を前に倒します。 | ||
26 | 27 | 26.手前に飛び出した紙を、箱の端と平行に折り込み、セロテープで止めます。 セロテープは、隣の面にはみ出さないようにします。 これが一番簡単な最後の仕上げ方法です。そのほかのやり方も、このページ下にご紹介します。 27.表に返して出来上がり。 | |||
<斜め包みの上下> | |||||
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28 | 29 | 30 | 31 | ||
28〜30. 21・22のところで、紙端を右下の角から折り込んでおきます。 25のところでも紙端の右側を右上の角から折り込んみます。最後に、左の紙端を 折り目が一カ所に集まるように調整しながら左上の角から折り込んで、止めます。 |
31. 甘い!対角線上に一線に並ぶようにするのが一番美しいのじゃ、 とおっしゃる方もいます。 |