振替伝票記載項目の解説
- ▲ 0.振替伝票
原則は現金取引を伴わない会計処理に使っていましたが、コンピュータを使った会計システムが普及するにつれて、総ての取引の仕訳を、この振替伝票を使って処理する方法が一般的となっています。弊社の会計システムでは、基本どうりに入金伝票と出金伝票から入力す方法を併用しています。

- ▲ 1.処理日
コンピュータの今日の日付が平成か西暦で表示されます。(事前に元号設定をします)

- ▲ 2.伝票番号
処理区分が「新規・後日訂正・後日取消」の時は、自動的に番号が表示されます。「修正・削除」の時は、修正や削除をしたい伝票の番号を入力します。

- ▲ 3.処理区分
0:新規は、新規に入力したい伝票データを入力します。 1:修正は、日締更新処理前(当日扱い)の入力伝票に対する修正処理をします。 2:削除は、日締更新処理前の入力伝票に対する削除処理をします。 3:後日訂正は、日締更新後の伝票に対する訂正処理を目的に、訂正される伝票の反対仕訳処理と、改めて訂正のために入力したデータの新規入力処理を行う、俗に云う「赤黒処理」をします。 4:後日取消は、すでに伝票データが更新済みとなっている伝票の取消処理をします。

- ▲4.伝票入力日付
システムを立ち上げた時に設定した「処理日付」が表示されます。操作を単純にする機能や、チェック機能が数多く付けてあります。(平成か西暦は事前に選択することができます。)

- ▲ 5.旧伝票番号
@.後日訂正の時、訂正する伝票の伝票番号を入力します。
A.後日取消の時、取消す伝票の番号を入力します。

- ▲ 6.部門名
部門の名称区分”8”が表示され、部門コードを入力します。と、部門名が表示されます。

- ▲ 7.行番号
自動的に表示されます。(行数は最高20行までとなっています。)

- ▲ 8.借 方
簿記では勘定科目に対する貸借と、各勘定科目の取引内容に対する貸借があります。この振替伝票に記載する内容は、各借方科目の残高が増加する取引内容を記入することになります。具体的な仕訳は仕訳事例を参照して下さい。

- ▲ 9.借方の勘定科目
@.勘定科目コードを入力します。複合仕訳でスペース処理をすると、カーソルは貸方科目へ移ります。 A.一行目で「Bskip」キーまたは「ロールアップ」を押した時は、カーソルは部門入力の位置へ、一行目以外の時は、上の行の勘定科目へ移ります。
B.最終行で「Enter」キーまたは「ロールダウン」を押した時は、確認の位置へカーソルは進み、それ以外の時は、次の行の勘定科目へ移ります。 C.「F10」キーを押せば、借方金額と貸方金額に対する合計計算を行い、確認へ進みます。 借方と貸方の合計額が一致しない時は、警告音を出し、金額の修正を要求してきます。
D.「PF4」キーを押せば、現在の行が削除されます。 E.「U」or「f12」キーを押せば上の行の勘定科目をコピーし表示されます。 F.入力した勘定科目が補助簿として登録されている場合(登録を参照)は、科目ごとにカーソルの案内内容が変わります。

- ▲ 10.借方の取引先名
取引先区分と取引先コードを入力します。また、「U」or「f12」キーを押せば上の行の取引先名をコピーし表示されます。

- ▲ 11.借方の摘要
日本語で10文字と、5文字ずつ組合わせて入力する方法。カナ英数で20文字入力と、コード入力の方法があり、さらに、上の行の摘要から、または、借方から貸方へ複写する機能、それに加えて、勘定科目や取引先を基準にした、ガイド表示機能など、盛り沢山の機能が付き操作性を追求しています。

- ▲ 12.借方の諸番号
預金番号・借入番号・手形番号(受取手形・割引手形・裏書譲渡手形・支払手形)・精算番号・原価管理番号を入力できます。カーソルはコントロールマスタに登録したパラメータと勘定科目などの組み合わせによって、入力を案内します。(受取手形は自動採番にすることが出来ます。

- ▲ 13.借方の期日
期日入力は、勘定科目とコントロールマスタに登録した処理条件とを組み合わせをながら、カーソルが入力指示を案内しています。

- ▲ 14.借方の金額
金額を入力します。左右上下の複写機能も付いています。

- ▲ 15.貸 方
貸借対照表や損益計算書の右側に記載されている勘定科目は貸方科目です。この貸方科目に対し、残高が増加する取引内容を貸方データとして記載することになります。

- ▲ 16.貸方の勘定科目
@.勘定科目コードを入力します。複合仕訳でスペース処理をすると、カーソルは貸方科目へ移ります。 A.一行目で「Bskip」キーまたは「ロールアップ」を押した時は、カーソルは部門入力の位置へ、一行目以外の時は、上の行の勘定科目へ移ります。 B.最終行で「Enter」キーまたは「ロールダウン」を押した時は、確認の位置へカーソルは進み、それ以外の時は、次の行の勘定科目へ移ります。 C.「F10」キーを押せば、借方金額と貸方金額に対する合計計算を行い、確認へ進みます。 借方と貸方の合計額が一致しない時は、警告音を出し、金額の修正を要求してきます。 D.「PF4」キーを押せば、現在の行が削除されます。 E.「F12」キーを押せば上の行の勘定科目をコピーし表示されます。 F.入力した勘定科目が補助簿として登録されている場合(登録を参照)は、科目ごとにカーソルの案内内容が変わります。

- ▲ 17.貸方の取引先名
取引先区分と取引先コードを入力します。また、「F12」キーを押せば上の行の取引先名をコピーし表示されます。

- ▲ 18.貸方の摘要
日本語で10文字と、5文字ずつ組合わせて入力する方法。カナ英数で20文字入力と、コード入力の方法があり、さらに、上の行の摘要から、または、借方から貸方へ複写する機能、それに加えて、勘定科目や取引先を基準にした、ガイド表示機能など、盛り沢山の機能が付き操作性を追求しています。

- ▲ 19.貸方の諸番号
預金番号・借入番号・手形番号(受取手形・割引手形・裏書譲渡手形・支払手形)・精算番号・原価管理番号を入力できます。カーソルはコントロールマスタに登録したパラメータと勘定科目などの組み合わせによって、入力を案内します。(受取手形は自動採番にすることが出来ます。

- ▲ 20.貸方の期日
期日入力は、勘定科目とコントロールマスタに登録した処理条件とを組み合わせをながら、カーソルが入力指示を案内しています。

- ▲ 21.貸方の金額
金額を入力します。左からと上からの複写機能も付いています。
もし、借方か貸方の勘定科目が消費税を課税される勘定科目の場合は、次の行へ自動的に消費税の仕訳処理をする機能が付けてあります。

- ▲ 22.借方の合計と貸方の合計
自動計算をして、貸借が一致しない時は、エラーメッセージがでます。また、複合仕訳のスペースの相手科目を自動設定しています。

- ▲ 23.修正行
入力した内容の入れ違いを、確認入力する前に発見した場合や、貸借の合計金額が不一致の場合、修正行番号を指定して、カーソルを飛ばして、修正処理をします。

- ▲ 24.確認
「Enter」キーを押せば、データ入力処理後、カーソルは一行目「借方勘定科目」へ、 「1」と「Enter」キーを押せば、データ入力処理後、カーソルは「部門名」へ移ります。 「2」と「Enter」キーを押せば、データ入力処理後、カーソルは「伝票日付」へ、 「3」と「Enter」キーを押せば、データ入力処理後、カーソルは「処理区分」へ進みます。

- ▲ 25.ガイド
振替伝票入力画面を表示したときから、データの入力位置をカーソルで示すと共に、ガイド欄に上記のような入力内容に対する案内をしています。
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