日記


更新日:2002. 2/ 1


1998.10


1998.10/ 4
今回の俺ちゃんの煩悩  女子高生制服型録


 こういう本の事をこういう場所に書く俺ちゃんも俺ちゃんながら、こういう場所にこういう本の事を書かせてしまうこの本もまたあまりにもよろしすぎ。ていうか、雨宿りを兼ねて入った本屋さんでうろうろしていたら見つけてしまったうえ、「見えそうで見えない」というサブタイトルに落とされてしまってはもはやいかんともしがたく、財政的にはかなりやばめの状況ながら思わず購入してしまったわけだ。で、中身はどんなんかといえば、高校の制服をモデルさんやら素人さんやらにまとわせてぱしゃぱしゃしてあるものだが、このポーズがまさに「見えそうで見えない」のだ。くわっ、てな感じでページをめくれば、これまた「見えそうで見えない」のばかり。くをっ、と俺ちゃんは負けじとページをめくってめくってめくりまくるが、それでも「見えそうで見えない」。おまけに、各制服の簡単な解説みたいのがあって、これを読むと制服にも見えない流行があるとかないとかわかるし、それはそれで楽しいのでこれぞ真の制服本。おまけに、このもどかしさといいたまらなさといいぐぐっとくるけどなんかちょっと恥ずかしいあたりは、まさにフェチ本。いやまじですごいので立ち読みしてみれ。ていうか、この本を買う人ってどういう人なのか結構不思議だと思った。あと、どちらかといえば18禁本系列の所に置かれているので、買うのにどきどきな人もいるかとも思ったし、つまりは俺ちゃんもそういう場所を見にいったという事であって、つまりは自爆だとも思った。

今回の俺ちゃんの感性  ポールスミス展


 ポールさんといえば、なんだか知らないけれど俺ちゃんが一目ぼれしてしまうような服をデザインして、さらに妙に優しい店員さんを近寄らせてきて洗脳させて、ジリ貧な財政をドガ貧にしてしまうような極悪非道で人気者な英国人デザイナーさんなので、当然ながら展覧会にも行ってきたさ。で、俺ちゃんは東京開催を観てきたわけだが、とってもよろしげで堪能げで実に満足でした。ていうか、ポールさんの子供の頃の通信簿とか自転車事故を起こした時の自転車を復元した自転車とかアイディアから服ができるまでをイメージ化したベルトコンベアとかキャッチーなディスプレイのディスプレイとか近年のデザインを壁にぺたぺた貼ってみたりとか職場にあるおもちゃを持ってきて飾ってあるとか、とにかくいろいろと見どころがあって満足でやんした。ファンの方なら大満足間違いなしだと思ったけど、きっと週末に行くと混んでいるので、できれば平日の方が空いていてよろしいかとも思った。あと、アニエスさんの展覧会にも行ったけど、あんまり面白くなかったけど、新作のウエディングドレスは綺麗だったと思った。

今回の俺ちゃんの聴覚  シーラカンス(高橋徹也)


 ていうか、毎日のように聴きまくっている俺ちゃんはもしかしたらやばいのかもしれないけれど、でもそういう歌を作って聴かせる高橋徹也がすごいと思った。おまけにこのあとの10/31に出る「ベッドタウン」という3rdアルバムはかなり強まって永遠に聴かねばならないくらいにすごまっているらしいので今からめちゃくちゃ楽しみだとも思ったし、それならその直後の11月の2夜連続ライブはもっともっと楽しみだとも思った。でも、いかにも売れなさそうなこのシングルを何枚か入荷していた秋葉原の石丸が一番すごいと思ったけど、結局売り切ったあたりはかなり本気に強まっていたし、絶対に在庫が残りそうなこのシングルを初回特典付きで出すレーベルさんはもっともっとすごまっているとも思った。あと、ファミ通に紹介されるのもすごいと思った。

今回の俺ちゃんの視覚  センチメントの季節


 なんかけっこう評判になっているマンガらしいので思わず購入してみたわけさ。ていうか、最初はただのえっちぃマンガだと思っていたら、なんかやたらと熱くて切ないお話はばかりなのでなんかすんごいマンガだと思った。基本的には女子高生とおじさんとか同級生とかのえっちがらみのお話なのに、なんかすんげー切ないので本気で泣きそうになった俺ちゃんもすんげーと思った。個人的には1巻の最後に載っていたお話と「千秋の思い」というお話がとてもとても大好きなので、ぜひとも読んでみれ。なんかかなりおすすめなので、本気で読みまってもらいたいと思った。

今回の俺ちゃんの流行  読書週間


 俺ちゃんが本を読むという事は、つまりは俺ちゃんの読書週間中という事ながらも、これはいつも短期間で終わってしまうのに、今回は長めに続いているので俺ちゃんがびびってしまうというとんでもない状況なわけだ。最初は「雪色のカルテ」を読んだわけで、序盤はなんかよさげだと思っていたら、中盤からだんだんとちょっと手が抜けていませんかと思っていたら、最後は完全に手が抜けて骨も抜けてお話にならないところまでいってしまったという最悪の内容であって、つまりは序盤の丁寧さをそのまま続けられたらいいお話だったのにと下唇を噛んだわけさ。あまりの悔しさに「錬金術師の娘」をむきむきいいながら読み始めたら、序盤からいやな感じがしていて中盤から後半も同じような淡々とした流れであって、なんかあくびが出たので途中で読むのをやめてしまったさ。そこで中途半端になってしまった俺ちゃんの読書週間を盛り上げようとして購入したのが「レイテ沖海戦」であって、しかも上下巻。これは戦史の本ながらも、興味があった部分だったのでかなり楽しまらせてもらいました。ええ、もらいましたさ。ていうか、なんか自分のおかれている状況がまさにこの海戦前的であって戦訓として俺ちゃんの人生に取り入れようかなと思って、次に読む予定の本は「To Heart」か「愛より速く」だと思った。ていうか、全然統一感がないと思った。

今回の俺ちゃんの爆裂  衝動買い


 Merami氏といえばさらに強まった最強の衝動買い野郎であって、彼女になにをプレゼントするか悩んでいたので「彼女免許とったっしょNSXっしょベンツっしょ」とお手ごろかつ無難な物を教えてあげると「あいつも同じ事言ってたし車なんて買うお金ないし」と嫌な顔をするので「大丈夫っしょカードでリボっしょ」とお手ごろかつ無難な支払方法を明示してあげると「何年かかると思ってるんだし」とかなり睨むような人ながら、「秋冬に着るものがないんだしお金もないんだし」と言いながら、少し蛍光の入った感じの綺麗な青色のシャツとやたらめったと渋まっている赤茶のパンツとジーンズにも似合ってしまうぐらいにすごまっていておそらくどのスタイルにも合ってしまいそうな革靴となんか表面のデザインがおしゃれなショルダーのバッグという品々をおそらく総額10万円近い買い物をしてしまうような人なので、やっぱりこの人は強いと思った。ちなみにシャツとパンツはカルバンさんでカバンはコムサさんで靴はよくわからないけれど6万円もするのを平気でご購入あそばされていてブランドな人だとも思ったけど、個人的にはポールさんちの花がらのシャツを買ってぜひともホストに挑戦してほしいとも思った。でも、当日のMerami氏の格好は秋葉原系であって、コムサのカバンをたすきがけにした姿を見て妙に笑ってしまったのは当然重要な極秘事項。

今回の俺ちゃんの恋心  おねーちゃん


 俺ちゃんといえば、いつも着るものに困っているような困り野郎であって、つまりは秋冬に着る服がなくて困っていたので、仕方なしに街まで下りてイネドさんのところにいってへらへらと見ていたら、俺ちゃん的にはいかしているなと見惚れてしまうようなおねえちゃんがやってきて「なにをお探しですかシャツですか今年はやっぱりグレーですねこれなんていかがですか伸縮素材を使ってますし飛翼仕立てなんですよ」といつの間にやらグレーのシャツを取り出して前であわせてしまっていたので、それを俺ちゃんが購入すると「お客さまはどちらにお住まいですか近所なんですね私はちょっと離れているんですけどでも乗り換えなしでこられるので楽なんですよそうそうメンバーズカード差し上げますのでまた来てください」とお金を引き換えにシャツとカードを貰ったさ。したっけしばらくしたら「コートを入荷しましたのでぜひぜひ遊びに来てください」と電話があったらしいので、あのおねえちゃんにそこまで言われては仕方ないなと思いつつなけなしのお金をなぜか懐にしまってお店に行ったらおねえちゃんがいなかったので帰ってきたさ。ていうか、もう行かないと思ったけど、そのあと何回か行ってはその度にあのおねえちゃんがいなかったのでかなりさみしいと思った。俺ちゃんの恋は終わったと思った。ていうか、思いだしながらにやけて書いていてさみしいもへったくれもないとも思った。

今回の俺ちゃんの遊技  ディアボリカ


 なんか久々にゲームをやりたくなって、大戦略か提督の決断かDOOMか零戦記かどれにしようかなと思っていたら、なんとなくディアボリカが俺ちゃんの目の前に置かれていたので思わずインストールして、思わず立ち上げて、思わずやってしまったわけで、つまるところは遊んだわけさ。ていうか、なぜいまごろディアボリカかといえば、たまたま手元にあって、しかもなんかシナリオがよさげらしいという噂を聞いていたし、妙に薄幸な幼女が気になって気になって仕方なかったし、こういうゲームならすぐに終わるだろうし楽だろうしアリスだしという勝手な推測があったし、つまりは複合的な要素が絡んでいたわけさ。ちなみにどういうゲームなのかは説明がめんどいので略すが、つまるところのアリス的アドベンチャーゲームで、しかも18禁なのにHシーンは少ないしゲームオーバーはあるけど基本的に一本道コマンド総当たりゲームだしな感じなわけだ。ところが、俺ちゃんは泣きましたさ。ええ、泣きましたさ。特に1章と2章はパソコンが冠水するかと思うほどにべこべこ泣きましたとも。ていうか、シナリオが重いのだ。とっても無類ないくらいに重くてよさげ。楽しみにしていた薄幸の幼女は、もはや薄幸どころではなくて無幸であって、すんげーかわいそうなだけに中盤と後半であれがああなってこうなるあたりはもはや涙腺緩みまくり。特に1章の終わりはたまらなくて、夜中にひとりでまじで悶えましたさ。夜中にひとりでのたうち回ったのは、桜子が退院した時以来で、思わずほろりとしたのはYU-NOの神奈ちゃん以来だったさ。2章は2章で途中で泣きましたさ。もう、涙なしには語れないさ。ていうか、それなのになんか3章あたりからちょっと飽きがきて最終章もなんかも俺ちゃん的に盛り上がらずに無難に終わってしまったのでなんか悲しくて泣いてしまったさ。だから、時間がない人は1章と2章だけやればいいと思った。でも、一気にまとめてやったら、きっと印象も違ったと思った。

今回の俺ちゃんの寂心  ネタ


 前回の更新から一ヶ月もあったのに、ネタが全然ないという事は、俺ちゃんはなにもしていなかったという事であって、なんかかなり寂しいと思った。






:



[戻る]