日記


更新日:2002. 2/ 1


2001. 7/ 1(日)から2001. 7/15(日)まで




01.7/1(日)
 祝、新装開店!! 今日からこのページは、うそ日記、として生まれ変わりましたーっ!!
うそ日記!! 題名の最初の最初に、うそ、と断っているように、ばりばりうそ書きまーす!!
今までみたいに、意地でも真実!! なんてことはやめまーす!! うそばかり書いてやりまーす!!
 ていうか、ネタに思われがちだった俺ちゃんの部屋ですけど、ホント、ウソは書いていませんでしたのよ。
いつだって真実!! いつだって本音!! いつだって現実!! ノーうそ!! ノーダウト!!
それだけが私の最低限の節度だったわけですが、これからは、もうそんなのナシナシ!!
だいたい、あっしが、あっしが命ぃ削って書いている、人生のわびさびを綴ってきた日記だってのに!!
誰も信用しちゃくれねぇ、ネタとしか思われねぇ日記なんざ、なんの意味があるってんですかい!!
それでも、あんさんたちは漢ですかい!! あんさんらには、仁義ってもんがないんですかいっ!!
もォ、ホントの事なんて書いてやるもんですか!! ウソばかり書き連ねてやるんだから!!
この私がうそをつくとどうなるのか、全世界に思い知らせてやるんだから!!
あの大統領もあの書記長も、ひとりでおトイレに行けなくなっちゃうほどに震撼しちゃうんだから!!
覚えてらっしゃい!! ほら、なにをぼさぼさしているの!! 行くわよセバスチャン!!
ふんっ!! だ。


01.7/2(月)
 暑くてなかなか寝つけないので、私、すっごく悩んでいたのです。
そうしたら、そうゆうのにはラベンダーの香りがよいよ、と教えてくれる人がいたので。
買ってきましたヨ。ラベンダーの香り付きの三角錐と、専用の不格好なお皿。
いわゆるアロマセラピーですね。三角錐を燃やして煙を吐かせて、それを吸うとハイになるという、アレ。
未来のネットアイドルとしては、こうゆう時代の最先端な物にも手を出してみたくなるわけです。
 で、やってみました。基本的にはお線香といっしょなので、扱いはそう難しいものでもないのですが。
私の部屋、窓を開けっ放しにしとくと、風が強くてねぇ。
煙がさ、すぐに拡散しちゃってしまうのさ。もう、一瞬で散り散りになりやがって。
かといって、窓をしめたらほらあーた。北欧の蒸し風呂のような状態で、眠れるはずもありゃしねぇす。
結局、どうしようどうしようと悩んでいるうちに、三角錐は灰になっちまいました。
酸素の供給がよすぎて、すぐに燃え尽きちまったみたいでさぁ。それで、ちーとも快感を得られませんでシタ。
ちぇっ。おしゃれって難しい。でも、負けませんわ。世界一のネットアイドルになるんだから!!


01.7/3(火)
 ちょびっツ、2巻。CLAMP。
今どき、のぞき部屋はなかろうに。しかも、サービスなしだなんて。
でも、あのパソコンにも、マルチみたいな機能がついている事が判明したのは収穫だ。
身近な場所に事情通がいるのって、CLAMPの王道なのかな。
 GIRLSブラボー、1巻。まりお金田。
いかにもソレ系な、この作者の絵柄が好きなので購入。ホント、それだけの理由。
マンガ自体は、普通に女の子てんこもりで、男の子もじもじの、お約束系ラブコメ。
 最終兵器彼女、5巻。高橋しん。
主人公とヒロインの恋物語だと作者は言っているけれど、それはどうでもいい。
死んでいく人の、生きたい、って台詞こそ、このマンガの本質でしょ。
失恋した時に聴く歌の歌詞に、自分をなぞらえて悲しくなるように。
その台詞の生生しさに、なぜか同調してしまう。酷く、痛々しくて悲しくなる。
俺も生きたい。


01.7/4(水)
 いつかはそうなると思っていたけれど。
まさか、こんなタイミングでやってくるとは思わなかった。
眠たいのに眠れない。寝返りをうっては、ため息をつく。
どうするんだろ。どうなるんだろ。見えないだけに、怖い。


01.7/5(木)
 友達と競馬に行って、はしゃいで、叫んで。
逃げだとわかっていても、こうでもしないと、どうにもなくなる。
でも、ひとりになったら、すぐにお腹が痛くなった。
これは、しばらくは続いてしまいそうだ。
ホント、どうなるんだろ。


[競馬]
エンブレス杯 / 川崎競馬場

7R
 他地区に比べて、賞金の高い南関東。
新潟でA級だったチェイスチェイスが、大井に転入してきたらC級だったという例もある。
こんな感じに、転入組は格付けに恵まれる事が多いので、積極的に狙うのが必勝法。
そこで狙ったのは、北関東と佐賀からの転入馬。その2頭に、中穴2頭を絡めて様子見。
でも、叫ぶ必要もなかった。
-800。

8R
 このレースでも、笠松からの転入馬が1頭。パドックでも悪くなく、軸には文句なし。
相手も、パドックでよく見えた馬。しかし、よく見える馬に限って、上積みのなさそうな馬ばかり。
笠松からの転入馬、ヤマタイセイが勝ったのまではよかったものの、相手が抜けていては、馬券は外れ。
-1000。

9R エンブレス杯
 人気は、地元G3のエメラルドSを勝ってきたトミケンブライト。
そして、2番人気に押されているのが、大井で安定して走っているラブリーダハール。
JRA勢は、ファストフレンドの回避、引退もあって、特に狙える馬もいない。どうするか。
 おまけに、パドックでよく見えた馬がアインアインだけ。
こうなりゃ心中と、アインアイン総流し。逃げ馬なので、それなりに楽しませてもらえるはず。
 そして、好スタートから上手く逃げの手を打てたアインアイン。それだけで、ガッツポーズ。
隣にいた解説の人に、それで満足なのか、と突っ込まれたが、それで満足。
逃げられない逃げ馬を応援する悲しみは、わかる人にしかわからんのだよ。いや、ホント。
JRAのアブクマレディー大塚に突かれはしているものの、2周目の3角までは悪くない感じ。
けれども、突かれ続けて苦しくなったのか、直線に入ると、後続の馬たちにびしばし抜かれていく。
せめて地方馬が勝ってくれれば、との期待を打ち破るように突き抜けたのは、オンワードセイント勝浦。
文句なしに脱力。準オープン馬に勝たれちゃあかんよ。
-2800。

10R
 高崎からの転入馬の人気がない。的場文が乗っているのに、人気がない。
そこで、ぐりぐりのメイプルベガと、もう1頭のぐりから流す。それと、人気薄をワイドで。
 逃げる的場文。4角で、ぐりぐりとぐりに仕掛けられて、相当に苦しくなる。
こりゃ、1着3着、2着3着かとあきらめがちに声を張り上げると、的場文、内で粘ってくれる。
本当に苦しい苦しい展開で、最後はメイプルベガに交わされたものの、2着は死守。
馬連が当たって、それほど痛まなくて済んだ。ありがとう、的場文。
+2740。


01.7/6(金)
 失恋の方がよほど楽だ、と、思うほどに苦しい流れ。


01.7/7(土)
 貶めないのは、よく戦って、よく負けたから。
それも、自分の競馬をしたのだから、どうやっても責められはしない。
問題は、負けたあと。濁さないで、上手くできるかどうか。


01.7/8(日)
 自分の線の細さに、力の無さに、本気でいらついた。
ものすごく弱い。極端に弱すぎる。悲しくて涙が出てくる。
話にならないけれど、これが自分なのだから、これでやるしかない。
どこまで。


01.7/9(月)
 外出して、本を読んだり、靴を眺めたりした。
ほんの少しだけ、気は晴れるけれど、本質的にはどんよりしたまま。
 同人誌の2/3を捨てて、初回限定のゲームなんかをネットオークションにかける。
部屋は、少し広くなった。片付いた。けど、やっぱりすっきりしない。
どうしろと。


01.7/10(火)
 整理株も買えないほどのボーナスに嫌気がさして、求人情報誌を眺めてみる。
個人的には、パソコンの先生などをやってみたいけれど、そんなんなかった。
載っているのは、営業、SE、飲食関係ばかり。他の職種は、ホント、多くない。
それなら、風俗店の幹部候補のほうが、よほど面白そうに思えてくる。
いずれにしても、どれもこれも未経験分野。おまけに、使い捨ての業種ばかり。
冒険しすぎる嫌いがある。今の仕事で、前向きになるしかないのかしらん。
こういう時に、不景気だな、という言葉を使いたい。
実際には、今が普通なんだけどさ。


01.7/11(水)
 寝つきは悪くなっても、きちんと眠れる。
細くはなっても、きちんと食べられる。
疲れていても、きちんと抱ける。
大丈夫。まだ、大丈夫。


[競馬]
ジャパンダートダービー / 大井競馬場

 トーシンブリザード石崎が逃げの手をうったのは、ある程度、予想できることだった。
ライバルの逃げ馬、フレアリングマズルが回避してしまい、前にいく馬がいないからだ。
けれども、佐賀のマキノヒット真島が競りかけてくるとは予想もしていなかった。
さらに、直後につけるのは、デザーモのゴッドラヴァー。さすがにマークが厳しい。
 見た目では、早くない展開。それに焦れたのが、後ろにいた、カチドキリュウ和田。
向こう正面でまくりに出る。そして、トーシンブリザードの外に被せる。ますます苦しい。
これで大丈夫なのか。不安いっぱいの4角、みんな動き出す。動かないのは、トーシンブリザードだけ。
直線に入って、一瞬、カチドキリュウが出たように見えた。けれども、そこからが怪物の本領発揮。
気合いを軽くつけると、すすっと抜け出す。横で必死に追うカチドキリュウを引き離す。
内から伸びてきていたメイショウアーム戸崎を引き連れて、そのまま、ゴールイン。
 あまりの勝ちっぷりに、久しぶりに鳥肌が立った。
馬券は外れたけれど、そんなことがどうでもよくなるくらいに、全身、しびれた。
強い。とにかく強い。この快進撃はどこまで続くのか。
-8000。


01.7/12(木)
 今のパソコンの壁紙は、お風呂場で体液をかけられて困った顔をしている女の子のCGです。
透明のちくわのような物を持つ手。そこから粗相してしまったらしい体液で、全身、ぐっちょりです。
女の子は頬を赤らめ、驚いたような戸惑うような表情で、こちらを見上げている構図です。
しかも、1024x768のフルサイズで。つか、この娘は誰ですか? つか、なんでこれが壁紙ですか?
いえね、実はね、理由はないのですよ。つか、いつの間にか、勝手になっていたんです。イヤホント。
でも、まぁ、アレです。壁紙でパソコンの性能が変わるわけでもないので、ほったらかしておいたんです。
誰に見られるわけでもねーや、ってね。
 なのに、パソコン貸してと言われると、しかも急に言われると、お兄ちゃんは困るのですよ、妹君。
でも、wordを立ち上げて、壁紙を見えない状態にして、少しどぎまぎしながら貸し出しました。
作業を終えてもなにも言われなかったし、視線も突き刺さらなかったので、見られなかったみたいですが。
なんかちょっとがっかりいているお兄ちゃんでありました。
つか、普通の人の壁紙ってなに? 子供とか恋人とかの写真? なんだろ。


01.7/13(金)
 ひとまずの流れが見えて、これで予定が組みやすくなった。
そして、ひとつはなんとかなりそうだし、ひとつは少し以上も良化したし。
そうそう、悪いことばかり続かない、ってことか。


01.7/14(土)
 せっかく始めたうそ日記なのに、うそもつけずに1ファイル分、終わってしまいそう。
でも、仕方がなかったのよ。ここまでまいる出来事に巻き込まれるとは思ってもいなかったし。
今だってそう。まだ、お腹は痛いし、眠たいし、気持ち悪いし、ふらふらするし。
ただ、時間が経って状況が見えてきて、少しだけ落ち着いてきたかな、って感じで。
ようやく、こうやってキーボードを打てるようになって、自分でも復調してきたと実感できている次第なのですよ。
いつかは完全に復調できるのかしらん。心配しちゃう。


[競馬]
 今日から始まった新潟開催の売りは、新設された、直線1000mのレースでしょう。
第9競走の閃光特別をテレビで見ましたが、ものすごく違和感のあるレースでした。
事前に言われていたような、内ラチ外ラチに別れてレースをするようなこともなく。
どの馬も、スタートからゴールまで、それこそ一直線に走っていました。
ただ、この一直線にはメリハリがなく、これが違和感につながったように思います。
4角を抜けて直線で仕掛ける、というリズムがないことが、そう感じさせたのでしょう。
これも、直線だけのレースを見慣れてしまうまでのものでしょうが。
 あと、東京よりも長い、最後の直線600m。
逃げ馬を応援するとなると、かなりの緊迫感が味わえそうで、よさげに見えました。
できるだけ早く、現地に行ってみたいです。


01.7/15(日)
 遊びに出かけたのはいいけれど、どうにも集中できない。
一枚、自分の前に薄い膜があるようで、そこが気になって、どうにも冷めて見えちゃう。
もったいないな、と思いつつ、どうしようもないので、どうしもしなかった。
こればかりは、もう、本当にどうしようもない事。落ち着くまでは、しかたないか。
つか、こんなんばっかり。


[ライブ]
HOLIDAY / 吉祥寺STAR PINE'S CAFE
(スモール・サークル・オブ・フレンズ / 関美彦 / ヒックスビル / 高橋徹也)

スモール・サークル・オブ・フレンズ
 男の人が語り、女の人が歌う。そのメロディは、身体がゆらゆら揺れるポップ調。
狭いフロアは満員で、お客さんはみんなゆらゆら。この人気具合、よくわかる。

関美彦
 ゲスト参加ということで、アコギ片手に4曲。
ほんのりカジくん風味ながら、ギターの音がどことなく独特だった。

ヒックスビル
 吉田直樹のギターのサポートをしている人がメンバーのひとりだし。
ヴォーカルの森久美子系のお姉さんは、小沢健二のサポートメンバーだった人。
だから、妙に親近感があったし、どんな歌を歌うのか、楽しみにしていた。
最初は、ギターふたりのヴォーカルひとり。この時点では、普通にいいポップ。
途中で、ドラム、ベース、キーボードと加わって、バンド形式で演奏。
この、5つの楽器に負けないだけの声。それがまた、見事にまとまり、絡み合っている。
すごいすごいすごい。しかも、リハーサルなしだというのだから、なにも言うことなし。
今月は、もう一度、ヒックスビルのライブに行くけれど、これは楽しみ。元気出る。

高橋徹也
 楽器入れ替え中。ステージの前に下ろされたスクリーンには、自家制作らしいPVが。
新曲と、意外な人と、あといくつか。音源にライブ映像を重ねて、おしゃれっぽい内容。
最後に、ユニバースのコーラスを流して、スクリーンが上がる。演奏が始まる。導入はいい。
 今回は、キーボードの変わりに木琴が参加。5月のHARCOのサポートをしていたお姉ちゃんみたい。
この木琴で、いつもと同じような曲目なのに、いつもとまったく違う感じに思えた。
新曲、スイング、意外な人、静かになりたい、犬と老人、星空ギター。
曲数は少なかったけれど、アレンジが新鮮でよかったし、なにより、星空ギターの演奏が素晴らしくよかった。
あんな風に生きてみたいな。その歌詞そのままそう思った。今日のライブは満足できた。
惜しむらくは、ユニバースを演奏してくれなかったこと。今日こそ、生で聴きたい曲だったのに。


[プロレス]
GAEA JAPAN / 後楽園ホール

第1試合。広田vs中山香里
 リングで重大発表がある、と、スクリーンでアピールして入場してきた広田。
ハワイのアロハのコスプレでリングに上がると、頭を下げて、お約束の引退宣言。これはもちろんうそ。
勝ったらテレビ中継の解説をさせろ。負けたらGAEAのサイパンツアーに、長与付きで自費参加してやる。
というのが重大発表の内容。重大なのかそうでないのか、非常に微妙なところが広田らしい。
 そんなわけで、負けると自腹の広田は、いつもよりは真面目。真面目だけど、笑いどころも作っていた。
カウントのたびに、2.9だろ、と確認する広田。うーん、2.7かなぁ、と悩むレフリー。
中山もこれにのってきて、今のは? とレフリーに聞いてしまう。ここが、一番の見どころだったか。
最後は、久々に自ら押さえ込まれて3.0。自費でサイパンだ。

第2試合。里村、竹内vs関西、山田。
 関西、山田の徹底した竹内攻めは、いじめではなく育成に見えた。
竹内もとてもがんばっていたし、だから、新人でもあれだけ歓声があがるのだろう。

第3試合。植松vs尾崎。
 力差がはっきりしていそうな組み合わせながら、植松は尾崎を追い込んでいた。
わりかし長い試合時間。あとひとつ、なにかがあれば、植松が勝っていたと思わせる内容。
ここにきて、すごく成長していると思う。ただ、このあとひとつを埋めるのは大変だろうけれど。

セミファイナル。永島、広田vsアジャ、山田。
 永島出てこい、とアピールするアジャに、あたしがいるだろ、といわんばかりにビンタを喰らわせる広田。
お笑い、一切なしの広田。回りの成長っぷりに危機感があるのだろうと、そんなことを思う。
ひいき目があるので微妙なところだけれども、試合の中心も広田だったと思う。
力不足を感じさせながらも、裏拳を多用して見せ場を作っていく。
最大の見せ場は、アジャを押さえ込んだ場面。あの瞬間のお客さんの一帯感たるや、感動的だった。
2.8で返されて、結局は、攻め込まれて負けてしまったけれど。
ダメだ。ますます広田ファンになっていく。

メインイベント。飛鳥vsKAORU。
 凶器公認のこの試合。机がぼこんぼこん割れていく。破片となって砕け飛ぶ。
投げ込まれた紙テープで、飛鳥をぐるぐる巻きにして、KAORUは叩く叩く叩く。
鉄扉を投げる、2階からロープで落とす、角材でぶん殴る。毒霧もあって、口の周りは緑色。
そんな試合を25分もやっていたら、そりゃ、立っているのだってようやくになる。
ひとつ、技を出すとダウン。ひとつ、技をだしてまだダウン。フォールにすらいけない。
結局、両者K.O.。決着つけろ、との声もあったけれど、さすがにもうできないだろう。
とはいえ、中途半端な感は否めず、場内はどこか白けた雰囲気だったのも事実だった。


[競馬]
 -5900。






:



[戻る]