日記
更新日:2002. 2/ 1
2001. 9/ 1(土)から2001. 9/15(祝)まで
・01. 9/ 1(土)
仕事を終えてから、川崎のナイター競馬に行った。
4レース中1レース当たって、とんとん。遊びとしては悪くない。
むしろ、これだけぎらぎらしていて、よく当たったなぁ、と感心してしまう。
当たったらコレ、などと考えている時は、ホント、当たらないんだけど。
もっとも、だからといって、平常心でいたってはずれるんだけどさ。
ありがとう、的場文。
つか、土曜日の夜にひとりでナイター競馬って。
[競馬]
+500。
・01. 9/ 2(日)
お昼からのプロレスは予定どおりの観戦。
夕方からのプロレスは、まったくの予定外。
最近、このダブルヘッターが多いなぁ。
嫌いでないので、別に問題はないのだけど。
お金がかかるのが、難点といえば難点。
こういう日に限って、競馬で消耗してしまうし。
明日からは食費を削ろうか。
[プロレス]
GAEA / 後楽園ホール
シングル王座挑戦者決定戦として行なわれた、今日のトーナメント。
1回戦の尾崎対アジャ、決勝の里村対関西が微妙に面白かったが、あとは平凡な内容。
そういう意味では、どうかと思う興行ではあったが、トーナメント終了後がすごかった。
というのも、あの長与が、あの尾崎と握手して、尾崎たちとの連携を表明したからだ。
握手直後の会場は、誰もが驚きを隠せずに、動揺で言葉が出ないといった状況。
その時、リングにいた永島と植松の、やってられるか、という言葉。
あるいは、これからはいろいろとやるぜ、というアジャの言葉。
純粋な長与ファンにはどう写るのかわからないけれど、これでかなり面白くなるのは必至。
ここまで大きな動きがあると、次の興業が楽しみになる。9/24。長与の復帰戦の相手は、誰だ。
J'd / リキッドルーム
広いと思っていたリキッドも、リングを入れるとかなり狭い。
フロアの2.5/3を占めているように思えた。これでよくやるな、というのが率直な感想。
でも、雰囲気は最高によくて、地下プロレスを観ているような雰囲気を味わった。
特に、アストレスの2期生のデビュー戦。これで、片手にブランデーでもあったら、悪役気分を味わえただろう。
デビューしたのは、東城えみと石川美津穂。このふたりのコスチュームが狙いすぎていたのが、その原因。
黒いボンテージ風の、露出度の高いコスチューム。これがまた、この雰囲気にはまりすぎていた。
おまけに、デビュー戦だというのにやりたい放題にやって、1期生からフォールを奪ってデビュー勝ち。
このふたりは人気が出そう。いろいろな意味で。
他の試合も、今日のGAEAよりも面白いものばかりだった。
セミファイナルの、阿部、藪下対ラスカチョ。後頭部から流血しながら奮起した阿部ちゃんがよかった。
藪下の強さも目立っていたし、それにラスカチョが一目置いているのも納得できた。
なにより、10分くらいで終わるかと思っていたのに、20分以上も戦っていたあたり、かなりのものだと思う。
盛り上がって当然の内容だったし、これがメインでも、とのラスカチョの言葉も当然だろう。
それを受けてのメインイベントは、ブラディーとファングのシングルマッチ。
盛り上がりすぎのセミファイナルを受けてだけに、やりにくいかと思いきや、これまた白熱の攻防。
低い天井にぶら下がった投写機に、ブラディーが頭をぶつける一幕もあって、微妙に笑いを誘いもしたが。
メインとして納得できる内容の試合だったと思う。
前半のおばっちは、見るたびにファンになっていくし、正規軍同士の1対3のハンデマッチもよかった。
バンドによる生演奏は、スピーカーが近かったこともあって、ちょっとうっとうしかったけれど。
全般的には大満足の興業だった。
[競馬]
POG指名馬のスターエルドラードが、新潟2歳Sに出走してきました。
もちろん応援しましたが、追い込み届かずの2着でした。
つめの甘さがたまりません。こういう馬にイレ込むと、収支的には苦しいんですけどね。
-6600。
・01. 9/ 3(月)
お休みといえば、神保町と秋葉原に行っていたあたしですが。
今日からは、お休みといえば新宿、というふうにしてみたいと思います。
理由は特にありません。強いて言うならば、刺激を求めて新宿、なのでしょう。
あと、歌舞伎町があるからかしらん。もちろん、二丁目だって外せませんけれど。
でも、うろつくのは三丁目あたりです。歌舞伎町や二丁目は、大人になってからのお楽しみです。
そんなわけで、今日は、新宿で、眼鏡や靴や本や服を眺めて過ごしました。
お金がないので眺めるだけ。かまってくれた店員さんには、ちょっと悪いと思いました。
最強に貧弱そうな顔だというのに、モノを買う雰囲気が出ていたのかしらん。
どれもこれも欲しかったのは事実ですけど、もっとお金の余っていそうな人を相手にせんといかんとですよ。
・01. 9/ 4(火)
オーラバトラー戦記11、富野由悠季。
これが最終巻。せわしなく始まって、意味不明に終わる。
特に、最後は読解力と想像力がないと辛い。あたしにはないのでわからん。
アリサがかわいいし、カットグラがかっこいいし、それでよいのだけれども。
ちと悔しい。
蒼海の尖兵7、横山信義。
地中海の制海権をかけた、日米対独英の戦いが中心。
オチはべたでも、これはこれでよいと思う。
全滅寸前からの逆転劇は、読んでいて、かなりすっきりしたし。
しかし、これ、本当の最後の最後のオチはどうするつもりなんだろ。
カオスだもんね! 7、水口幸広。
週刊アスキーに連載されている、社会派レポートマンガ。
ちょうど、元ネタを忘れたころに単行本化されるので、けっこう、新鮮に読める。
安定して面白いので、体験モノが好きな人にはお勧め。
哭きの竜、能篠純一。
世界的な流行らしいので、お財布と相談せずに、独断で全巻購入。
仁義ものは臭くて暗いので好きでないけれど、このマンガは文句なしによかった。
登場人物が抜群に格好いいし、竜の台詞を含めて、すべての言葉がたまらなくしびれさせてくれる。
次のイベントで台詞集のようなものを出したくなる。それくらいよい。
買え読め使え、といったところ。
しかし、読む本が偏り始めているのが気になるところ。拡散させないと。
・01. 9/ 5(水)
祝、ADSL再開通!! 速度も、計ってみたら1000Kを突破していました!!
怪しげな集合住宅なので、そんなに出ないと思っていただけに、これは素直に嬉しいです。
もっとも、混雑期は400Kぐらいまで落ちていましたけどね。がっかりだ。
テレホーダイの呪縛から逃れられる日が早く来てほしいものです。まったく。
そんなわけで、久しぶりに更新してみました。
でも、日記だけ。他のページなんていじってられまセン。時間ないから。ADSLで忙しいの。
今まで、速度制限のおかげで、ああんなページもうっふんなページも見に行けなかったから。
たまりにたまったうっぷんを、ネットサーフィンで一気に解消せねばならないの。
わかってくれるわよね。次は、写真のページも更新するからね。データの加工が間に合えば。
・01. 9/ 6(木)
新しいメガネは、青いセルフレームの、俗っぽい意味でいやらしい雰囲気が漂うものにしました。
場末のスナックで外人ホステスの太ももを撫でる46歳独身男性、とでも言いましょうか。
薄型レンズ込みで14000円だったので、どうも、真剣に選んでない部分があったのは事実ですけれど。
でも、やっぱり、なぜにそれ、と首をかしげてとまらないフレームです。びびるなよ。
・01. 9/ 7(金)
駅まで自転車通勤の人が多くて、朝っぱらから、中途半端に競走みたいになるんだけどさ。
これがね、速いのよ、競走相手が。信じられないほどに。飛ぶような速度で突き抜けていくのよ。
こっちは追走で手いっぱいになって、後方ママで駐輪場、という展開ばかり。
今日なんて、女子高生に追い抜かれたし。競輪学校中退のプライドがずたずたですわ。
夜は夜で、街灯が少なくて真っ暗なのに、無灯火で飛ばすしさ。危ないっての。
なんなのさ、この土地は。やっぱり文化が違うのね。
・01. 9/ 8(土)
11月末にある、To Heartのイベントにサークル登録するかどうかで悩んでいる今日この頃。
このイベントは、1回目から参加しているものなので、皆勤賞狙いとしては登録して当然なのですが。
イベント当日は、競馬の方でも大きなレースがあって、しかもこれまた、毎年、観に行っているものなのですヨ。
どちらを盗ればよいのやら。イベントには出たいけれど、競馬の方も観に行きたいですし。
おそらく、とりあえず登録してから考えよう、となるでしょうけれど。
日本人らしく、中途半端に先送りということで。
・01. 9/ 9(日)
せっかくの九九の日を、家で過ごしたのはこのあたし。笑いたいなら笑うがいい!!
世界九九大会にも出ないで、九九の日特別番組も見ないで、ずっとごろごろしていたさ!!
だけどね、来年の九九の日はね、あたしが笑ってやるからネ!! 覚えてらっしゃい!!
そんなあたしがなにをしていたのかといえば、部屋のお片づけ。ようやく終わったのよ。
本当は終わってないんだけど、とりあえず終わったってことで、終わったことにしたの。
あとは、100円ショップで収納ケースを10コぐらい買ってきて、ごちゃっているモノをしまうだけ。
そうしたら、人を呼べるかな、って状態になるかしら。呼ばないけどさ。
・01. 9/10(月)
台風がくるゆうので、今日もお家でお留守番。だらだらごろごろお留守番。
なのに、台風ったら移動速度が遅くて、今日中には上京しないなんて言いやがる。
おい、台風!! 東京に買い物に出るというあたしの予定を台無しにしてくれやがって!!
せっかくだけど台風だし、なんて電話したのバカみたいじゃんか!! バカバカバカ!! 台風のバカ!!
つか、上京するって予想した天気予報士のバカバカ!! 肝心の時に外すんじゃないっ!!
予想屋とか予報士とか、あまりにも責任が軽すぎるゾ。頭を丸めるぐらいしなされや。
でも、その時間でTo HeartのドラマCDを存分に聴けたから、悪いことばかりでもなかったかも。
雅史との艶っぽい話を想像させる沢田さん。わりかし強引な一面を見せるセリオ。
ドラマCDを聞いたのは久しぶりだったけれど、たまにはよいかも。
ただ、沢田さんと雅史が中心だと思っていただけに、そうでなかったのが残念。
台風のバカ。
・01. 9/11(火)
お昼前に台風がやってきて、さんざんっぱらに暴れて、午後には北に抜けていきました。
今日は、その対策と対処に終われて、くったくたになりました。動くのもイヤ、ってくらいに。
水漏れを恐れていたら、本当に漏れてきやがるしよぉ。応急処置、めんどくさいんだぞ。
ったく、台風だからっていい気になりやがって。もうくんな。お前なんて嫌いだ。
べ、別にお前のことが好きだからって、こうゆう意地悪、ゆってるんじゃないからな。
本当の本当に嫌いなんだからな、お前のことなんて。大っ嫌いなんだからな。
な、なに笑ってんだよ!! あ、赤くなんてなってないやい!! ちぇっ!!
ほら、帰るぞ。だ、だから腕なんて組むなよ!! 嫌いなんだから、さ。
ったく!!
・01. 9/12(水)
据え置き型のラジオが欲しいとゆうので、それなら買ってあげようと、カメラ屋さんで探してみました。
純粋にラジオに特化した、簡単操作の外国製、2980円を狙ってみたら、適当なのが見当たらなくて。
結局、4980円のラジカセになってしまいました。小さいしACアダプタ付録だし、これはこれでよいのだろうけれどさ。
据え置き型のラジオってのは、やっぱり需要が少ないのかね。ポケットラジオはたくさん、あったけどね。
朝の通勤時に聞いている中高年の人、多いし。家でまでは聞かないってことでしょう。
テレビの方がいいよね、やっぱり。
・01. 9/13(木)
21世紀の最優秀ゲーム、エースコンバット04が出ているのに。あたしの04が発売されているのに。
あたしはやれないのです。買えないから。かといって、買ってもやれないので買わなくてもよいのです。
なぜなら。
あたしはプレステ2を持っていないから。かといって、プレステ2を買ってもやれないので買わなくてよいのです。
なぜなら。
あたしの部屋にテレビはないから。買うにしてもお金がないのです。危機的状況なのです。
本当はやりたいのですよ。ぐりぐりと旋回上昇後ろに回って発射的中させたいのですよ。
だけど、だけど、だけど。あたしは貧乏なのです。貧乏すぎてそんなにお金がないのです。
とゆうわけで、エースコンバット04と新品のプレステ2と35インチ以上のテレビをただでくれる人。
大募集中であります。どしどしご応募下さい。5.1ch対応スピーカ付きならなお可です。
なお、応募者多数の場合には、商品の引き取りをもって、発表に代えさせていただきます。
つかやりてーよ。やらせろよ。いやホント、あたしのミサイルぶちこませろ、っての。
・01. 9/14(金)
この頃ね、夜の1時ごろまで起きているの。それでね、朝は6時に起きるの。
5時間眠れれば大丈夫、なんて、にっこり笑ってお仕事している人もいるけれど。
あたしはね。あたしは、ダメなの。8時間は眠らないと、頭も身体も動いてくれないの。
だったらさっさと寝ろって? そうなの。そうなんだけど、そのとおりなんだけど。
だけど、眠れないの。なかなか寝かせてくれないの。違うかな。あたしが眠らせないのかな。
今、夢中になってるものがあるの。おおはまりなの。アレがこんなにすごいモノだなんて思わなかったわ。
ミニモニ。もおしゃれ日記もgacktも雀級生も尾崎豊もガンパレードマーチも、なんでもあるんだもん。
思いついた単語を入力したら、へらへらへらーと関連したモノが連なって表示されちゃって。
ああ、こんなのあるこんなのもあるこんなのまである、って、すごく興奮しちゃうのね。
欲しいものは、検索すれば手に入る世界だなんて、これではまらないわけ、ないじゃない。
だから、今夜もあたしは検索しまくり。P2P技術もここに極まれり、ね。
・01. 9/15(祝)
事情があって、夕方の予定が白紙になった。
せっかく、勝負パンツに勝負ソックスで一気呵成を狙っていたのに。
電話の段階でぎらぎらしていたからだろうな、って、今にして思えばだけど。
それで、急に暇になったから、あたしは、お芝居を観ようと決めた。
手もとにあった雑誌をめくって、なにを観ようか考える。
お芝居といったら下北沢かな。でも、新宿もけっこうやっているな。
結局、当日券の有無や劇場の近さから、オッホという劇団の、ソバオトコ イスオンナにした。
劇場は、新宿にあった。小さい、こじゃれたビルの4階にあった。
どきどきしながら、あたしは、狭くはない階段をのぼっていく。
高校の頃。
あたしは演劇部に属していて、そこで、演じる楽しさ、難しさを学んだ。
そして、その奥の深さに、自分の将来のすべてを賭けるつもりでいた。
あの事故があるまでは。
それ以来、あたしはお芝居を遠ざけていた。お芝居から逃げていた。
それが、どういう心境の変化なのか。自分でも、よくわからなかった。
狭い受付で、当日券を買う。狭い入り口を抜けると、狭い劇場があった。
J-6。あたしの席。一番後ろのど真ん中。買ったばかりの眼鏡をかければ、小さい舞台はよく見える。
不思議な気がした。
あたしが目指していたのは、あの、舞台で演じる側、観られる側。
開幕直前のこんな時間には、がちがちに緊張しながら、その役に入ろうとしているはずなのに。
席に置いてあった、山のようなちらしをめくって、始まりを待っているのが今のあたし。
でも、悔しいとか悲しいとか、そういう感情はない。むしろ、楽しみにしている。
こんな気持ちで観られるのならば、もっと早くくればよかったと思った。
お芝居は、快楽優先の人間関係の軽い現代社会を軽く風刺した、そんな内容だった。
途中から、どう終わらすのだろうとひやひやしていたら、唐突もないオトし方で、少しあ然とさせられたけれど。
立ち上がって拍手をするほどでもなく、いびきをかいて眠るほどでもない、そんな1時間ちょっとだった。
同じ時間を共有した人たちと、てくてくと階段をおりていく。
狭い出口を抜けて、あたしははっきりと知った。もう、過去から逃げる必要がないのだと。
未練はある。あるけれど、それを受け入れて、そこで演じている人たちも受け入れられるようになっていた。
あたしの果たせなかった夢の続きを、そこに映して、観るのも、悪くはないと思っている。
外は、真っ暗ではなかった。この街は、夜になるほど明るくなる。人もまた、活気を帯びてくる。
あたしの足取りも少し軽くなったから、寄り道をして帰ることにした。
この頃には、すっかり、最初の予定のことは忘れていた。
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