日記 |
2002. 5/16 |
020419(fri) [芝居] サウザンアイランド / 新宿THEATER BREATS 海外結婚ツアーに参加した3組のカップルが、式場でもあるホテルに到着。 そこで始まる、カップルがくっついたり離れたり戻ったりのどたばたコメディ。 勢いがおもしろい。勢いで笑わされる。予想したとおりの、普通の面白いお芝居。 ただ、会場のクッションが悪いのか、お尻が痛くて痛くてたまらなかった。 020420(sat) [ライブ] SOFT TOUCH presents "A TOUCH MENT vol.3" / 下北沢シェルター THE GIRLHUNT ベースの人のTシャツがぴちぴちなのが気になった。 MCが芸人風で面白い。音とリズムがわかりやすくのりやすい。 しかも、いろいろとやってくれて、あきにくい。 けっこういいんじゃないかと。 モールス 3ピースバンド。ギターの人が、真面目なのか天然なのか微妙すぎてよかった。 SOFT TOUCH 今回の中では、一番、ポップっぽかった。 序盤はいまいちも、ピンポイントあたりから面白くなってきた。 終わってみて、人気に納得。 アポロチーム 狭いシェルターに、お客さんがぎっしり。熱気むんむん。どこかさみしげ。 ステージで準備する彼らは、いつもどおり。いたって平常。普通。 始まると、すうっと自然にとれるリズムに身を委ねる。これだよなぁ、と思う。 すごく身体に合うリズム。これが今日で最後というのは、とても悲しい。 二回目のアンコール。ノーマルエフェクトが最後の曲。 これからともいえるバンドだっただけに、解散はホント、残念だった。 [競馬] 丹沢S / 渋谷WINS +44020。 020421(sun) [競馬] フローラS / 後楽園WINS ニシノハナグルマといえば、幻のオークス馬、ニンフェットを負かした馬。 そして、勝負気配濃厚に、左海を乗せてきた。これでいて、単勝9番人気。 たたき合いで抜けた時には、テレビの前で叫びましたさ。ああ、叫んださ。 左海ありがとう。左海、最高。 -3370。 020425(thu) [競馬] 羽田盃 / 大井競馬場 買った馬が勝った瞬間の震えっすね。やっぱ。 こればっかりは、他じゃあ味わえねぇっすから。 だから、競馬、やってんすよ。 そりゃ、他のモンでも、そうゆうの、ないわけじゃないっすよ。 でも、お金がかかってると違うってゆうか、違うんすよ。 なんてったって、この世で一番、大切なモノっしょ? どうしたってシビレちゃうわけっす。 そりゃ、大した金額、入れてないっすけどね。 だけど、それでも、こう、くるんすよ。びりびりって。 せっかくのG1なのに、外は雨。 主催者さんは泣いているだろうと、余計なことを思った。 場内に入ると、6Rの締切まであと5分の告知が。 買えるなら買おうと、新聞を開き、ぱっと見で予想する。 こういう時の、石崎父と的場文。しかも、ふたりとも内枠。ただもらい。 なのに、若いコに逃げ切られて、惜しくもない2着3着。 7Rからは、職場で予想を終えているから、そのとおりに馬券を買うだけ。 生まれて初めての三連単、三連複に挑戦した7R。 思ったよりも配当が安く、買い目の中に、4倍というのがあった。 苦労して3頭を選んで4倍では無駄が多いような。それなら連複なりを選ぶ。 でも、面白い馬券だと思う。小頭数の時には、けっこう遊べそう。1着3着5着。 ノリノリシュガーにすべてをかけた、勝負レースの8R。 体勢が決した頃に、べたべたと追い込んできたノリノリシュガー。4着。 三連複で1000倍だったけれど、そんなに驚かなかったのが、ちょっと怖い。 9Rは、今日のメーン、羽田盃。 重賞勝ち馬が5頭ぐらいいて、抜けた馬がいない、混線模様の一冠目。 パドックを見て、さんざんっぱら悩んで、京浜盃勝ちのノムラリュウオー張田を抜擢。 単勝が10倍もついたので、単勝勝負。 プリンシパルリバー石崎父やエスプリシーズ今野といった人気馬が後ろからいく展開。 それなら、3番手を進むノムラリュウオー張田が有利。競馬は前行ったもん勝ち。 直線に入ると、逃げる2頭を交わして抜ける。そら、声も出るわ。震えもするわ。 しかし、大井の直線は長い。 内のへんてこりんな所を抜けてきた、プリンシパルリバー石崎父のすんごい足。 さらに、大外から、とんでもないフォームで、ダイワミズリー的場文が追い込んでくる。 いやいややめて、それはダメとお願いしたのもむなしく、プリンシパルは交わしていく。 ゴール前で、ダイワにも負けて3着になった。 あれで負けてはしょうがない、という内容だったけれど、終わった時のせつなさといったら。 一発逆転をかけた10R。三連単発売競走。 ぐりぐり的場文を頭に流してみたら、買い間違いをしていて、出費がかさむ。 よーくじっくり確認してから買わんといけんと学ばせてもらった。 レースの方は、なんか、もう、頼むよ的場文という状態。来てても外れたけれど。 しかも、まさに一発逆転10万馬券。でも、新聞を何度見ても、取れないと思った。 2着4着。 でもね、当たらなけりゃ、びりびりこないんすよ。 くそっ!! -3500。 020426(fri) [本] 本社に呼ばれた。いつの間にか、変な委員会の委員になっていた。 先に根回ししとけやオラ、と言える度胸もなく、大人しく拝命させていただいた。 その帰り、僕は不機嫌なまま、本屋さんに寄った。 ちょびっツの5巻が出ているはずだと探してみたら、あった。 ついでに、センチメントの季節の8巻と、同じ作者の、スカートというのが出ていた。 金がない時にまとめて発刊とはいい度胸だな、と言えるわけもなく、黙って買った。 現場に戻ってから、ちょびっツを読んだ。 すももが欲しい。めちゃくちゃ欲しい。俺もモバイルしたい。と思った。 原作を読んで、アニメもけっこういいんじゃないの、とも思った。 センチメントの季節も読んだ。スカートも読んでしまった。 両方とも、なんだか泣いた。職場だというのに、ティッシュの山を築いてしまった。 センチだわ。どちらかといえば、スカートの方が好きかしらん。 020427(sat) [競馬] 青葉賞 / 東京競馬場 新しいデジカメを、昨日の夜、買ってきた。 発表時から購入を考えていた、富士フィルムのS602。 感触は悪くないけれど、中身がどうかは、撮ってみないとわからない。 そこで、試し撮りに競馬場に行ってみることにした。 ていうか、買った目的のひとつは馬だから、試してみないと話にならない。 連休初日とはいえ、土曜日の午前中。 日曜日の大きなレースの日に比べたら、恐ろしいほどに空いている。 馬の下見所、パドックで、さっそくS602を取り出して撮りだしてみた。 AFは早くなった気がする。音も、機械機械していて好きっぽい。 でも、ピントを合わせる瞬間、画面が固まるのはよろしくない。 動きのないモノならまだしも、動いているものには辛い感じ。 縦で構えにくいのと、ズームボタンが押しにくいのは慣れれば。 ただ、シャッターの半押しが敏感すぎるのは、慣れられるかどうか。 電池の持ちは、問題ない。というか、気持ち悪いほどに持つ。 記録媒体にマイクロドライブを選んだので、枚数に不安もない。 光学6倍ズームもよい。デジタルで13倍。未知の世界は楽しい。 使ってみて、けっこう悪くないんじゃないかと思った。 実際の画像がどうかは、持ち帰ってみないとわからないけれど。 そんなわけで、今日は馬券は余興程度。 東上していた武豊を中心に、というよりも、障害以外、武豊から買った。 上手な人から買わないで、馬券なんて当たりやしない。これ、常識。 なのに、なんか、来やしない。 いや、掲示板に来てはいるけれど、上手に馬券に絡んでくれない。 そうこうしているうちに、ちりも積もれば状態で、少額も積もれば大金になってくる。 それでなくても、S602を買ったせいで大変に貧乏。負けるわけにはいかない。 負けを取り戻そうと、勝負がかってくる。それで負ける。負けが増える。 悪循環と気がついても、やめられないのが、博打の才能のない証拠。 祈るような気持ちで武豊を買い続け、ようやくと当たったのが10R。 武豊、2着。 これで、負けはお札1枚にまで減った。 続く11R。シンボリクリスエス武豊が快勝、2着にバンブーユベントスで枠連18倍。 これで、お札2枚分、勝ち越した。経費を考えると損得なしぐらい。 表彰場、ウイナーズサークルで藤沢調教師と笑う武豊に大変、感謝した。 明日は敵だけど。 +2310。 [競馬] シリウス賞 / 大井競馬場 昼も夜も競馬ってのは、どうかと思ったよ。 けど、きちんと理由があったんだ。しょうがない。 ひとつは、S602のナイター性能。これ、重要。 もうひとつは、木曜日のリベンジ。 いや、木曜日だけじゃあない。 実は、今年に入ってから、大井で馬券を取っていなかった。 だから、府中本町の駅で、黄色い電車に乗ったんだ。 今だって、この選択は間違ってないって断言できるね。 土曜日の夜だってのに、大井競馬場はお客さんでいっぱい。 特に、ラヴァーズが目立つ。つか、お前ら、来るトコ間違ってる。 しかもそこでいちゃつくか? そこでそこまでするか? あ、ああン? うわっ、ちょっと待て。それはやばいって。ここでそれはやめろって。 おいおいマジかよ。そんなの見せられちまったら、俺は、俺はっ!! ママーっ!! そんな風に、のっけから平常心を乱されて、当たるものも当たらない。 到着早々の、7Rの三連単指定競走。 2、4、5と2、3、5の三連複を買っていたら、来たのが2、3、4。 しかも、てっきり当たったもんだとはしゃいでいたので、痛み倍増。 8Rは、ぐりぐりを買ったはいいが、飛ばしやがったMr TCK。マジすか? そして、本日のメーン競走。 府中の勝ちは、とっくに消えた。これ以上の痛みはヤバイ。 必死になって検討するが、こういう時に限って難しいレースだから困る。 発売締切ぎりぎりまで悩み悩み悩み抜き、宮浦、今野、的場文、真島を選出。 負けパターンは内田博。切りたくないけれど、当てるためには仕方がなかった。 直線に入り、的場文、真島がたたきあう。このふたりは安全圏。 ところが、持っている馬券は三連複。内で粘っているのは、宮浦でも今野でもない。 やはり大井は鬼門だった。 武豊をして、世界一難しい競馬場と言わしめただけのことはある。 俺みたいな中途半端な落ちこぼれが、どうしてここで勝てようか。 やはり大井で勝つのは無理なんだ。俺なんかにできっこない。 竹原さんの言うとおりだ。俺にはまだまだ早すぎたんだ。 そんな、マイナス思考に支配されかけたその時!! 大井の直線に、思いもよらぬ光景が!! 大外から飛んでくるあの勝負服は、まさに今野!! 想像だにしないフォームで、馬を必死に追ってきている!! 内で粘る3着馬に、とんでもない勢いで迫っていく!! 残り少ないゴールまでの道のりに、悔いを残さんがために追う!! そして、意外な結末が!! 的場文、真島。そして、3着に入ったのは今野だった。 生まれて初めての三連複的中は、大井の連敗記録をも途絶えさせた。 そして、久しぶりの万馬券をもたらしてくれた。 しかし、この後、予想だにしない驚愕の事態が!! 最終10R、3着馬が外れて終了。 勢いに乗り切れずに残念。とりあえず、勝ててよかった。かなりよかった。 昼夜競馬は疲れたけどね。 +17970。 020428(sun) [競馬] 天皇賞(春) / WINS銀座一丁目 挑発的なメールが届けられやがられやがった。 「天皇賞、武サンは買わないの?」 いるいる。馬を見ないで騎手で買うヤツ。 こーゆーヤツは、ホントにもぉ、どうしようもない。 あのね、競馬はね、騎手が走るンじゃないの。 馬が、走るの。わかる? つまり、馬の能力が重要なの。 もちろん、馬の能力を引き出せる騎手かどうかは大切よ。 だけどね、絶対的に能力が足りない場合はどうしようもないでしょ? ない能力はひねり出せないもの。 今回の、武サンは、そおゆう馬にお乗りなの。 だから、買わないのです。 では、どの馬を買うか。 デムーロ、アンカツは、まず確定。 そして、去年の三強の生き残りに切なさを覚え、ワタナベク。 最後に、昨日あれだけ買っておいて来られると熱いので、ブホウ。 この4人で、配当の安いワタナベクとブホウを除いた5点を購入。 エビショウは、前走のだらしなさを信じて買わず。 つか、今年のエビショウ。重賞での信頼性がひどく低い。それを信じた。 終わってみれば、エビショウ、ブホウ、ワタナベク、デムーロ、アンカツの順。 素直に、馬の能力で買っておけばよかったと思った。走るのは馬だよ、うん。 「やっぱり4-7だったでしょ?」 やかましい。 -3300。 020429(mon) [ライブ] Funky Flushin vol.2 /下北沢CLUB Que ROUND TABLE ちょびっツ、というアニメが深夜に始まった。 人型パソコンと浪人生の愛と勇気を描いた、べたべたの話らしい。 おたくとして、たいへん興味があったので、ビデオに録画しておいた。 約64日ぶりの休みの日に、ようやくそれを見ることができた。 いつでもズボンは脱げるようにして、ティッシュの箱は真横に常設。 準備万端、指先確認を終え、もう一度、誰もいないことを調べ、再生のボタンを押した。 しばらくの宣伝のあと、期待のアニメが始まった。 オープニングの最初は、人型パソコンに火が入る場面。これが最高にいい。 なんていうか、キューンと、高周波が聞こえてきそうな感じがいい。 ハードディスクが唸ってるぅ、と、握りこぶしものの出来栄えだった。 さらに続くオープニング。 歌と絵の同調は、珍しくはないけれど、なんというか、歌がよかった。気になった。 軽くてゆるくてさわやかで、とても気持ちがよかった。 そこで、歌っているのが誰か調べてみた。 ラウンドテーブルだった。 ええっ!? あんな時間のあんなアニメになぜ? と思った。 もうちょっと、華やかに表に出てもいいのに、とも思った。 思いつつ、そりゃ、何度も見たね。テープが擦り切れるほど見たさ。 つくづく、いい歌じゃねーか。勝手に身体が揺れちまう。 ポップに意味はねぇって、プロデューサーが言ってたけど、そんな感じ。 理屈がどうこじゃねぇんだよ。このグルーヴ。これこそポップなんだよ。 そして、心に決めたね。ライブに行ってやろうって。 そんな時に届いたのが、ワンマンライブのお知らせのメール。 幸い、現場にチケットが残っていたので、こうして聴くことができたわけさ。 満員のQueは久しぶりに見た。 客層は、3:7。女の子が目立つ目立つ。 俺みたいに、ちょびっツ経由で来ました風の野郎なんていやしねえ!! 裏切り者どもが!! それでもお前ら、秋葉原系か? 意地を見せろやコンニャロ!! ひとりじゃあ、恥ずかしいじゃねーか!! このすっとこどっこいが!! つか、ちぃのコスプレしてくる人を期待していた俺がハカでした。 あー、バカでした。 ライブは、10分押しで始まった。 ギター、ギター、キーボード、ドラム、ベース、トランペット、サックスという構成。 なんか普通のバンドじゃんと思っていたら、本当に普通のバンドでびっくりした。 つか、アレだ。 初めて聴いた曲が、大変、軽くてさわやかな、妙におしゃれな曲だった。 次に聴いたのが、ちょびっツの曲。Let Me Be with You。これも軽い。 そして、この2曲の印象のみで想像したのは、だばだばな感じの軽いバンド。 実際はとにかく賑やかで、期待とは違って残念だったけど、それはそれでいい。 会場全部で盛り上がらせようという雰囲気が、とても楽しかった。 でもね、やっぱり、一言だけ。 Let Me Be with You、やってくれよ。 |
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