日記 |
2003. 2/ 3 |
03年01月xx日 初売りのちらしを眺めていたら、猛烈にそそられた。 32MBのスマートメディアが、なんと、980円!! 市価が1980円ぐらいだろうから、十分に安い。 500枚限定とはいえ、限定なんて、あってないようなもの。 そんなもの欲しがるヤツは、どー考えてもオレしかいない。 と余裕かまして午後に行ったら、つか、起きたのが午後だったんだけど。 まぁ、なんか、売り切れていました。 今時、32MBのスマメを買ってどーするつもりなんだよ!! 元旦の午前中から、んなもん買いに走るなよ!! ったく!! と思いました。 世の中、わけわからん。 03年01月xx日 水上のノルンつーゲレンデに連れていってもらいました。 関越道が大渋滞で、国道に下りたら雪で、行きはとても大変でした。 朝5:00に出て、水上に着いたのが10:30。2時間ぐらいで着くはずだったのに。 うわさに聞いた、関越の渋滞って、本気で大変なものなんだと学びました。 ゲレンデは、初めての人が多く、ほのぼのとした感じでした。 コースがそこそこ長くて、横幅が広くて、すべりやすくて楽しめました。 これで、吹雪いていなければ最高なのにね。晴天率、悪いなぁ。 でもやっぱり、まだまだダメです。初心者とすら名乗れません。 もっともっと滑って、とにかく滑って、上手になりたいです。 03年01月xx日 ワックスを塗って、テレビを見て、ワックスを削いで、テレビを見て。 ワックスを塗って、テレビを見て、ワックスを削いで、テレビを見て。 本当に、それだけでつぶれちゃいました。1日が。てへ。 03年01月xx日 仕事始め。 とはいえ、なにもしなかったけれど。 夜、白馬方面にバスで向かう。 同乗しているお客さんたち、皆、若い。 冬休みを使って友達と雪遊び、みたいな感じ。 消灯しても、へらへらしゃべっているし。 若いつもりでも、実際には老いていることを痛感。 なんか、うらやましい。 03年01月xx日 サンアルピナ鹿島槍、初日。 早朝到着。激しい吹雪にめげず、滑る。滑る。滑る。 でも、寝不足で身体がもたない。気持ち悪くなる。 船酔いに近い感覚で、雪酔いとでも言えばいいのかしら。 方向感覚がなくなって、ふらふらっとしてしまう。 おまけに寒くて耐えられない。滑ると痛い。 当然、ナイターは回避。 泊まったのは、ゲレンデ内の簡易宿泊所。 ユースホステルみたいなもので、それはそれでいいんだけど。 これまた若い子たちばかりで、こいつらが騒ぐ騒ぐ。 疲れているのに寝つけない、この嫌な感覚。 早く寝つけるといいけれど。 03年01月xx日 最終日。文句なしの快晴。気持ちいい。 滑っていて、顔が、頬が痛くないんだもん。 そして、好きなコースを見つけて楽しくなる。 緩やかな斜面と急な斜面が半々のコース。 なんか、そこばっかり滑っていた。5-Bというコースね。 惜しむらくは、リフトが一本、止まっていたこと。 あすこの山頂から下りてみたかっただけに残念無念。 おやつすぎに滑り終え、シャトルバスで待ち合わせ場所へ。 そこの温泉を借りて、冷えた手足を温める。 西日本方面の客が多いらしく、関西弁が飛び交っていた。 小さい女の子の関西弁を聞くと、ほたるの墓を思い出す。切ない。 帰りの中央道は、渋滞もなく定時到着。 添乗員の女性が、迷ったように帽子をかぶっていたのがかわいかった。 かぶろうかしら、やめようかしら、って。 03年01月xx日 昼前に起きて、だらだらとする。 ビデオを見たり、ちょっと買い物に行ったり。 明日から仕事だと思って、うつになったり。 とりあえず、疲れはとれた、かな。 03年01月xx日 週末に、雪山に行こうと決めた。 それも、電車で行こうと神に誓った。 しかも、学生のみたいに、各駅停車で。 家を5:00に出ると、越後湯沢に10:00には着ける。 帰りは、越後湯沢を18:00の、家に22:30ごろ。 岩原あたりで滑って、湯沢で温泉につかって。 体力があれば、高崎あたりで遊んでいってもいい。 予算は、交通費が6500円の、リフト代が4000円。 それに、温泉代等を込めて、13000円程度で上げられるはず。 車ほどでないにせよ、ある程度の自由が利くし。 こう考えると、悪くない。まったく悪くない。 つか、旅行気分を出したいの。 自分で予定立てて、あーでもないこーでもないって。 そーゆーことをしたいんだな、と、時刻表を見ながら思った。 バスツアーは安くて楽だけど、ホントに送迎って感じだし。 好き勝手できるのは、いいんじゃないかしら。高くつくけどね。 というわけで、週末の上越線。見かけたら、声をかけてね。 03年01月xx日 新宿で、金券ショップをまわってみた。 たれこみどおり、どのお店でも、18切符を扱っていた。 これは、JRの普通と快速に、1日中乗り放題という切符。 これを、1日分2600円で売っていたので、即、購入。 これで、往復2600円で越後湯沢まで行けることが確定した。 リフト代が4000円だから、6600円。バスツアーより安い。 乗り換えが4回くらいあるけれど、問題にもならない。 調べると、3日分で3600円という、ふざけたお店もあった。 これなら、湯沢に行って、泊まって、帰ってくるのに使えてしまう。 初日を湯沢中里で過ごし、石打の仮眠所で泊まり、翌日は石打丸山で滑る。 来週は、それで予定を組んでみようかと思った。 つか、こういうのって、考えているうちが楽しいんだよねとも思った。 03年01月xx日 来月度の勤務予定表を作った。 公休の半分以上は、雪山に行くんだろうな、と思った。 少なくとも、今月と来月は、週1で雪山に行くつもりでいる。 3月以降は、どうなるかはわからないけれど、行けるだけ行きたい。 つか、なぜにこんな状態になっているのか、自分でもわからない。 そんなにスノーボードが好きなのかと聞かれると、実際のところ、不明だし。 ただのやけか、それとも逃げか。なんにしても、やる気があるうちに学んでおきたい。 やりたくなっても、今年の夏は、気軽に滑りはいけないわけだし。 03年01月xx日 今年はね、とにかく動いてみたい。 いいことも悪いことも、やってみてから考えたい。 もう、はねっかえる年齢でないことは、わかっているんだけど。 逆に、来年になったら、ますますはねっかえれないし。 迷惑をいっぱいかけると思うし、邪魔もいっぱいしちゃうと思う。 先に謝っておけばいいってものでもないんだけど、でもね。 なんか、今なら動けそうな気がするから。 だから、どうか、許して下さい。ごめんなさい。 03年01月xx日 岩原スキー場に行ってみた。 今回も吹雪で、寒くて寒くて涙が出てくる。 それに加えて、リフト待ちが長すぎて嫌になる。 だだっぴろい緩斜面は、フェイキーの練習に最適だけどさ。 朝の電車みたいに殺気立った列に並ぶのは、萎えるほどに楽しくなかった。 ただ、中腹から山頂までのリフトは、ほとんど混雑していなくて。 そこからのコースが、こぶあり壁あり緩斜面ありで、変化があって面白くて。 その道を見つけてからは、かなり楽しくなった。 でも、どちらかといえば、平日に来るべき場所なのかもしれない。 行き。 池袋0601-埼京線-0608赤羽0614-825M-0747高崎0812-シーハイル上越-0932岩原スキー場前。 カメラ持ちの人がえらく多いと思ったら、シーハイル上越が国鉄色の165系だった。 たぶんこいつが目当てなんだろうけれど、線路内に立ち入ってまで撮るのはどうなのかと。 にしても、懸念していたボードの持ち込み。案の定、めちゃくちゃ難儀させられた。 ロングシートだとドア横に立て掛けられるけれど、クロスシートだと、股の間だしかないんだよね。 網棚に、鎖かなんかで吊すのが正解なのかな。 帰り。 岩原スキー場前1644-1742M-1724水上1935-750M-1827新前橋1838-アーバン- 1948大宮2003-むさしの-2017北朝霞2023-2045。 15:30に上がって、のんのの湯に入って、走って駅まで行ったら、1638発のシーハイルが出ていくところ。 次の普通でいいかと、待合室をのぞいてみたら、壁の時刻表を見つめる若い恋人たちがいた。 ボードバッグを持っているから、たぶん、同じように岩原で滑ってきたんだと思う。 そして、同じ列車に乗り、水上で乗り継いで、新前橋までいっしょだった。 なんかいいな、と思った。各駅停車で帰れる関係って、めちゃくちゃ素敵だと思った。 03年01月xx日 というわけで、今日は車で連れていってもらった。 場所は、沼田の近くにあるらしい、川場というスキー場。 朝の早い時間から滑り出すと、雪面は凍り、風は痛く、晴天とは思えぬ冷たさだった。 けれども、パークに入ってからは、汗をかくほどに身体が熱くなった。 つか、初めてパークに入って、でっかいのとちっこいのに突っ込んでみたんだけど。 難しいねぇ。入る時に、ボードをフラットにすることに、神経、使い過ぎちゃって、余裕なし。 飛び出した瞬間からは、あたふたするだけ。自分がどんな体勢なのかも判断できない。 ただ、あれを飛べたら気持ちいい。絶対に気持ちいい。そう感じさせるものはある。 ボックスもやってみなよと言われたけれど、さすがにそこまでできなかった。 はまりそうな気はするけれど、その前に、普通に滑れるようにならないと。 練習あるのみ。 03年01月xx日 嫌いなら嫌いで、無視していればいいのに。 わざわざ、陰湿なちょっかいなんて、してこないでほしいのに。 そうすれば、お互いに幸せになれるのに、そんなこともわからないんだよね。 定年なんだよね。そーゆー年齢なんだよね。俺の2倍、生きてるんだよね。 なのに、そんなことしかできないんだから、バカにしちゃうわけ。 そろそろ大人になって下さい。そろそろ気がついて下さい。頭を使って下さい。 そうしたら、尊敬はしないけれど、人間として見てあげられるから。 なんて、こんなところに書いても仕方がないんだけど、なにかあった時のために。 03年01月xx日 考えてみたら、久しぶりなんだよね。 約半年間、これから遠ざかっていたわけで。 思い出し、慣れるのに時間がかかっても、仕方ないのかも。 自分にとっては、ひどく贅沢だったと思う。 ありえないことだったんだから、贅沢なんてもんじゃないか。 不思議というか、夢というか、非現実世界すぎる、現実だったから。 ただ、やっぱり、ありえないことはありえないことだったわけで。 だからこそ、今、自分の手の平を見つめるべきなんだよね。 顔を見ると汚くて悲しくなるから、自分の手の平。じいっと。 今年は、あるのか、ないのか。 |
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