日記
2003. 7/ 4




六月一日
 一年の締めくくりといえば、日本ダービー。
これを見ないと、年を越せない、ってくらいの競走です。
 今年は、まぁ、いろいろとありました。
夏と秋は幻を見て。冬と春には夢を見て。
そして今、どうにもならない現実があって。
明日から、どういう年になるのか、まったく読めませんが。
実りある年になればいいなと、願っております。
 そのためにも、なんとしても盗りたいなぁ、と。
ダービーを盗らずして、来年の幸福はありえない、と。
鬼の形相で予想をして、馬券を買い、どぎまぎしながら観戦しましたら。
これが、なんと当たりましてですなぁ。
馬券下手のこのあたくしが、見事に的中でございますよ。
これで、来年を迎えられそうであります。

+31320。


六月二日
 なにもしてあげられない。
憂いを断つことも、望みを叶えてあげることもできない。
付き添いなんて、なにもしていないといっしょだし。
自分の無力さに、悲しくなった。


六月三日
 PHSが壊れちゃった。つか、壊しちゃった。
相手の声が、聞こえなくなっちゃったのデス。
直してもらおうとしたら、機種変更した方が安いですよ、だって。
わかってるんだけど。それはもう、ぜひともそうしたいんですけど。
この時期に、633Sから642Sに機種変更なんて、冗談みたいなコトで。
そんなことをして、10カ月縛りを喰らって、8月に新機種発売なんて、なったら。
あたしはもー、悔しくて悲しくて、ベルリンの赤い雨ですヨ。
 結局、時間とお金を考えて、642Sにしたわけですが。
633Sのマイナーチェンジなので、面白みがないのです。
新しい端末をいじる時の、違いに戸惑う自分がなくて、つまりませんでした。
つか、いや、これでホントに8月とか9月とかに新機種が出たら。
マジで悔しいなぁ。もっとていねいに使えばよかった。


六月四日
 新人のことで相談をしに本社に行った。
とりあえず、金曜日に現場に来て、なにかしてくれるらしい。
当然ながら期待してますヨ。


六月五日
 炎天下の屋上で、今日はひとりで肉体労働。
朝からおやつごろまで、えんやこら、ですよ。
人員が多ければ、さっくりできることですが。
まぁ、なんつーか、ひとりではきっついのね。
夕方には、動けないほどにくったくただもん。
でも、やらないとどうにもならないことだし。
今日のあたし、がんばった、ってとこですか。
ヒントは縦読み。


六月六日
 全否定された。
悔しいなんてもんじゃない。
いい加減にやればよかったんだ。
真面目にやってきたのはバカだったんだ。
おまけに、怒りやすいところに怒ってきて。
そりゃ、55才よりは、28才の方が怒りやすいよね。
でも、感情で怒るなよ。理屈で怒れよ。無理だろうけどさ。
さすがに今日は、本気で嫌気がさした。呆れた。
なんなの、ホントに。


六月七日
 つーわけで、高橋徹也のワンマン。
最近の曲を中心に、時折、新曲を織り混ぜたような選曲。
そんな中で、すごく嬉しかったのが、曲名のわからない、幻の歌。
誰もいない世界の終わりに、ボクはあなたの髪を切る、って雰囲気のサビの歌。
2年か3年か前のライブで、一回だけやった、すごく切ない、彼らしい歌で。
まさかここで聴けるとは思っていなくて、めちゃくちゃときめいた。
高橋徹也のこの系統の歌は桜子に合うんだよね。死にゆく間際に、って感じで。
 あと、新曲の応援歌。前向きなうえにアップテンポ。珍しい。
こういう歌も作るんだと、変な感心の仕方をしちゃう。太陽に手を伸ばせ、なんつって。
 ユニバースが聴けたのもよかった。えらく久しぶりな気がする。
アンコールが、犬と老人というのも、正当派の締め、って感じで素敵だった。
ただ、どちらも演奏が終わるのが早すぎ。前はもっと長かったし、それがよかったのに。
 特筆すべきは、犬と老人が終わったあとの、拍手の大きさと長さ。
場内が明るくなっても、もう1曲、って感じで、みんな、手を強く叩いていた。
もっともっと聴いていたかったよなぁ、って、あたしも同意見でした。
バンドの演奏もよかったし、久しぶりに大満足って感じかな。ブラボ。


六月八日
 武蔵浦和のプールに行ったら、団体さんが貸し切り中。
これはつまり泳ぐな、という神の啓示なので、今日はあきらめた。
心身共に、大疲労中だし、無理はしない方がよさそうだし。
とはいえ、交通費がもったいなかったな。ちぇ。


六月九日
 用事を済ませて、家でごろごろしていた。
なにかをする気が全然、起きないんだもん。
このまま、ずるずると引き込まれるわけにはいかないんだけど。
現状だときつい。自分以外のところで、いろいろと使わざるをえないから。
それは言い訳だとわかっているけれど、毎日、消耗しすぎちゃっている。
どうこうなる前に、ばててしまいそう。つか、ばててるし。
いつになったら抜け出せるのやら。根本的に、出口はあるの?


六月十日
 仕事に行きたくなくなった。
お腹が痛いし、鼓動が早いし、視点が定まらないし。
本物の五月病って、こーゆーのなの? 俺、若いなぁ。
 つか、今度ばかりは立て直す自信がない。
結局のところ、痴呆老人が邪魔なんだよな。
こいつさえこなければ、こんなに苦労することもなかったのに。
1カ月も経てば、基本的な仕事は覚えるし、電話番ぐらいは任せられるのに。
なのに、2日もあれば覚えられる簡単な仕事を、1カ月経ってもできないんだもん。
記憶力はまったくないし、覚える気もない。返事だけ、はい、はい、って。
 職場は老人ホームじゃないし、俺は介護ヘルパーでも、ボランティアでもない。
なのに、相手してやって、いさせてやらなくちゃいけないんだから。
ホントにうざい。俺が雇い主なら、即刻、解雇だよ。試用期間中だし。
優秀な人はいらないから、普通の人を下さい。もう俺限界。


六月十一日
 かぜで休んでくれたおかげで、ひとり勤務。気楽。
事情があって頼んだ、本社からの増援も、職人さんで大助かり。
留守を任せて仕事に行けるのって、こんなに素敵なことだと思わなかった。
あまりの素敵さに、ついついがんばっちゃって、吐きかけて。
それはご愛敬ですか。


六月十二日
 髪を切って、染めてきた。
短いのは楽でいいね。ジェルでわしゃわしゃやるだけだし。
にしても、なにげに、薄くなってきているような。
立てると、すき間が目立つのよね。大丈夫かしら。
 それよりも、ホント、ごめん。
また、こういうことをするとは思わなかった。
迷惑ばかりかけちゃって。
ごめんなさい。


六月十三日
 03-04POG。あたしの指名馬、一覧表。

ブライアンズタイムxシーズグレイス(牡、森)。
エルコンドルパサーxドリームビジョン(牝、森)。
Storm CatxNannerl(牝、森)。
Deputy MinisterxNomo Robbery(牡、森)。
Theatricalxファスタ(牝、森)。
?xSeeking the Parl(?、?)。
エンドスウィープxアグネスベローナ(牡、森)。
フジキセキxホクトペンダント(牝、堀)。
サンデーサイレンスxキョウワホウセキ(牡、吉岡)。
Unbridled's SongxStar on the Move(牡、?)。

 短距離、早仕上がり傾向の馬ばかりを厳選してみました。
そして、一昨年、去年に続いて、森厩舎に賭けてみることに。
これで勝つつもりなのかと聞かれると、黙ってうつむくしかありません。
でも、早めに稼げるだけ稼いで、その貯金で粘り込む。これが目標ですから。
大物を狙ってクラシックを勝ちます、なんてできないんだよね。性格的に。
アグネスソニックみたいな馬が出てくれることを願いつつ、ってやつですな。

 もしかしたら、今日の選択を、数年後に後悔するかもしれない。
世間的に、常識的に、ありえない選択なのかもしれない。
けれども、これを選んだことで、かなり救われたことも事実。
そうしていなければ、あたしが先にダメになっちゃっていた。
なんて、言い訳だけどね。


六月十四日
 200GBの内臓ハードディスクが、2000円なら買うでしょ。
いわゆる、わけあり品ではあるけれど、一応、未開封でもある。
2000円なら試す価値ありと、秋葉原に通うマイコンファンなら思うわな。
それでなくても、40GBx2のハードディスクは、膨れ上がってぱんぱんだしさ。
いずれ、100GBぐらいのを買うつもりでいたから、ちょうどよかった。
 ついでに、USB1.1接続の、ハードディスクケースも買ってきた。2070円。
本体を開けて、ごちゃごちゃといじくって、動かなかったら悲しいじゃない。
だから、これで先に試してみようと思ったわけ。外付けだから、接続は簡単だし。
速度が遅いのはわかっているけれど、あたしのパソコンはUSB1.1だから問題なし。
実験が終わったら、以前、壊れたっぽいIBMの40GBを積んでみるつもりだし。
無駄にはならないわけ、と。
 で、実際にやってみた。
ケースに200GBをぶちこんで、USBで接続して、立ち上げて、フォーマットして。
したら、138GBぐらいしか認識してくれなかったけれど、とりあえずは動いている。
ただ、やっぱり遅いわ。ファイルをコピーして、これは、ってあきらめた。
明日、内蔵しちゃおう。


六月十五日
 今日の仕事は、とにかく疲れた。
座っていれば、終わるはずだったのに。
世の中、なかなかうまくいってくれない。
 屋上から地下2階まで、ぐるぐるうろうろ。
これを2セットって、まるで運動部の基礎トレメニューみたい。
まぁ、仕事だから、やるしかないんだけどもさ。
 くたくたのまま、でも、200GBを取り付けてみた。
とはいっても、空いているIDEは、セカンダリのひとつのみ。
しかも、シャドウベイも埋まっているから、置く場所といえば、5インチベイだけ。
それならば、USB1.1で接続しておくのも、面倒でなくて、いいといえばいいけども。
速度的なことを考えると、DVD-ROMの下であっても、内蔵させちゃいたかった。
USB1.1よりは、絶対に早いだろうから。
 本体をばらして、5インチベイに素置きして、ケーブルを取り付ける。
で、Meを立ち上げて、DOSからFDISK。さらに、フォーマット、と続けていった。
すると、どういうわけか、Dドライブとして認識されてしまう。
こちらの希望は、40GBx2の次、Iドライブになってほしいんだけどなぁ。
付け方を間違えたのかと、いろいろと試してみるが、どうにも直ってくれない。
元Dドライブには、駐在ソフトやらアプリやらがあって、ドライブ名がずれると困る。
再インストールも考えたけれど、その前にと、もう一度、FDISKとフォーマットをかけてみた。
その時に、フォーマットの方式も変えてみたら、きちんとIドライブとして認識された。
ハードの問題ではなくて、ソフトというか、フォーマットが間違えていたらしい。
あとは、これから実用試験。ファイルを置いておいて大丈夫なのか、ちょこまかやってみよう。
しかし、200GBってなんだよなぁ。化け物かっての。



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